【タイラー・レイク/命の奪還】VD-496

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アクション

作品データ

公開年月 2020/04/24
ジャンル アクション
原作 アンデ・パークス、ジョー・ルッソ、フェルナド・レオン・ゴンザレス『Ciudad』
監督 サム・ハーグレイブ
脚本 ジョー・ルッソ
製作 アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

裏社会の危険な任務を生業とする凄腕の傭兵タイラー・レイクは、ムンバイで誘拐された麻薬王の息子を救出する仕事を引き受ける。
ギャングが支配するバングラデシュのダッカ市街地へ向かい、敵のアジトに単身突入してタイラーは麻薬王の息子の奪還に成功する。
街中のギャングから猛攻撃を受ける中、タイラーは絶体絶命の状況でも卓越した戦闘スキルを駆使して切り抜けようとするのだった。

登場人物&出演者

タイラー・レイク(演:クリス・ヘムズワース)

近年の出演作に『メン・イン・ブラック:インターナショナル』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』などがあります。

主人公。元オーストリアSAS連隊の傭兵。過去に息子を失っていて、敵が少年だと命を取らない。

常に戦場で死ぬ事を考えていて、ニックから危険な任務をほとんど考えずに引き受ける。
サジュからの依頼か罠で騙されるが、オヴィを見捨てる事ができす一緒に脱出を図る。
旧友のギャスパーに裏切られオヴィが殺し、サジュと手を組んで時間稼ぎするべく動く。
最後はオヴィが仲間の元にたどり着き、ファラドに撃たれて川に落ちて行方不明になる。

オヴィ・マハジャン(演:ルドラクシャ・ジェイスワル)

代表作に『Noor』、『Kosha』などがあります。

インドの麻薬王の息子。父親が服役中で、敵対する組織から狙われるも自覚がまったくない。

パーティで遊んでいた時にアミールの手下に捕まり、タイラーによって救出されていく。
サジュの裏切りを最初は信じなかったが、タイラーの身を挺して戦う姿から信頼する。
タイラーと意見の食い違いで争っていたギャスパーを殺し、サジュと和解して脱出する。
最後はタイラーが川に落ちて行方不明になるが、数ヶ月後に彼らしき人物と再会する。

ニック・カーン(演:ゴルシフテ・ファラハニ)

近年の出演作に『バハールの涙』、『THE UPSIDE/最強のふたり』などがあります。

傭兵部隊のリーダー。タイラーだけにしかできない命懸けの任務を毎回持ち込んでくる。

何も考えずに引き受けるタイラーを心配するが、結局は彼にしかできない為に依頼する。
サジュたちによって騙され、タイラー以外の救出チームが殺されて撤退を彼に指示した。
オヴィを保護するべく仲間を引き連れ、何人か倒れ、タイラーも倒れるが目的を果たす。
最後はパーティのトイレにいたアミールを暗殺し、オヴィの憂いとたいの仇を取った。

ギャスパー(演:デヴィッド・ハーバー)

近年の出演作に『ブラック・ウィドウ』、『ヘルボーイ/2019年版』などがあります。

タイラーの旧友で元傭兵仲間。業界から引退していたが、タイラーの願いで助けに来た。

排水溝にタイラーとオヴィが隠れていて、要請を受けて借りを返す為に無償で助け出す。
追い詰められていたタイラーに街の様子を伝え、妻の手料理を渡してどこかへ出かけた。
戻って来るとオヴィが大金になるとタイラーに話し、実はアミールと取引していた。
最後はタイラーと争っていたが、そこにやって来たオヴィによって呆気なく殺された。

サジュ(演:ランディーク・フーダー)

代表作に『Highway』、『Sarbjit』などがあります。

オヴィの父親の手下。元特殊部隊の隊員。ボスからオヴィをしっかりと見張るように言われる。

オヴィが誘拐され、服役中のボスから怒られてしまい、ニックに依頼するも自身も行く。
当初の予定と違って金を振り込まず、タイラーのチームを殺害してオヴィを狙っていた。
実はアミールに家族が狙われていて、仕方なくオヴィを狙うが、和解して協力をした。
最後はオヴィを逃すべかヘリを引きつけるが、大佐の狙撃によって頭を撃ち抜かれた。

オヴィ・マハジャン・ジニア(演:パンカジ・トリパティ)

代表作に『血の抗争Part1』、『LUDO/4つの物語』などがあります。

インドの麻薬王。服役中ながら、外にも影響力を持っている。政府に資産を凍結されている。

息子が誘拐された情報が入ると、見張りを頼んだサジュが面会にやって来て事情を聞く。
最後は命令を聞かなかったサジュを脅迫し、息子を取り戻すように強く指示をした。

ファラド(演:スラジュ・リカメ)

本作が長編映画デビュー作となります。

ダッカ市街に住んでいる不良少年の一人。アミールの金を盗んだ仲間が殺されて言い訳した。

賢く立ち回ってアミールに注目され、指2本を切り落とす寸前に運良く助かっていた。
度胸のあるところをアミールに認められ、銃を渡されるとタイラーたちを探していた。
仲間がタイラーを見つけるも逃してしまい、指を1本を切り落としてアミールに謝罪した。
最後は橋で戦っていたタイラーに致命傷を負わせ、ニックの銃撃を食らって逃げ出した。

大佐(演:シャタフ・フィガー)

代表作に『Kuasha Jakhon』、『Devi』などがあります。

バングラデシュの警察部隊指揮官。アミールの手下。どんな無理難題でも実行させる。

捕まえていたオヴィが逃げ出すと、アミールに伝えて街の封鎖を強行させられて行った。
ファラドからの情報を手にしたアミールから連絡を受けて、すぐに現場へ部下を送った。
橋での検問近くで抗争が始まると、部下から入る情報をしっかりとアミールに伝える。
最後は狙撃手となってサジュを射殺するが、駆けつけたニックに射殺されてしまう。

アミール・アシフ(演:プリヤンシュ・パインユリ)

代表作に『Bhavesh Joshi Superhero』、『アップスタート』などがあります。

バングラデシュの麻薬王。ダッカ市街をナワバリにして、オヴィ・シニアと敵対している。

子供であっても自分の金を盗んだら容赦なく殺し、有望な人材なら多少の期待をする。
オヴィ・シニアの息子を捕まえるが、タイラーに助け出されて警察や子供まで使う。
ダッカ市街をすべて封鎖させ、タイラーの旧友であるギャスパーと取引を持ちかけた。
最後はパーティのトイレで用を足している時、ニックが来て呆気なく暗殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作はNetflixで独占配信さされた作品となります。
主演がクリス・ヘムズワーズのアクション映画という事で、それなりの期待をしました。
Netflixのオリジナル映画ながら、劇場版に負けないほどの迫力があって予想以上に楽しめた。
タイトルにもなっている主人公のタイラー・レイクのキャラクターには新鮮味がそこまでないが、代わりにワンカットのような怒涛のアクションが凄まじかった。
過去に子供を病気で亡くして逃げてしまった自分をずっと責め続け、死ぬ場所を探している設定はもう少し捻って欲しかった。
なので、キャラクターとしての魅力はそこまでないが、それを補いだけのアクションが余裕でカバーしていました。
近年ではリアル思考のアクションが多くなっているが、本作はギリギリのところで保っていたような気がします。
序盤の戦闘で主人公が相当のケガを負っているが、人間の命はあまりにも軽くて、死ぬ為に登場していました。
主要人物以外のモブキャラがあっさり死んでいく命の軽さだが、本当に死ぬ為だけにかなりの数が出てきて死んでいる。
主人公はどう見ても大量殺人をしているが、麻薬王の息子を助ける大義を抱えているおかげで感じさせないのです。
ただ、本作はアクションシーンに相当の力を入れているけど、ストーリーやキャラクターにも同じくらい凝って欲しかったです。
続編を感じさせるような終わり方になっているが、ちょっとばかり微妙かもしれない。

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