【ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り】RE-3869

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洋画

作品データ

公開年月 2023/03/31
ジャンル ファンタジー/アドベンチャー
原作 ハズブロ 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』
監督 ジョナサン・ゴールドスタイン、ジョン・フランシス・デイリー
脚本 ジョナサン・ゴールドスタイン、ジョン・フランシス・デイリー、ほか
製作 ブライアン・ゴールドナー、ニック・メイヤー、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

様々な種族やモンスターが生息する世界「フォーゴトン・レムル」では、盗賊のエドガンは闇の組織に殺された妻を生き返らせ、娘を取り戻そうと相棒の戦士ホルガと旅に出る。
そんな二つの目的を遂げる為には特殊能力を持った仲間と、運命を逃げるアイテムが必要だとエドガンとホルガが突き止めていた。
そこでエドガンとホルガは名家出身の魔法使いサイモンと、自然の化身ドリック、秘密を知る騎士ゼンクとパーティを組む事になるのだった。

登場人物&出演者

エドガン・ダーヴィス(演:クリス・パイン)

近年の出演作に『ドント・ウォーリー・ダーリン』、『オールド・ナイフ/127便の真実』などがあります。

主人公。「ハーパー」の元メンバーの盗賊。蘇りの石板の盗みに失敗して投獄されるが、ホルガと脱獄した。

キーラと再会するもフォージとソフィーナの企みで処刑されそうになって脱出を果たした。
サイモンとドリックを仲間にして魔法破りの兜を手に入れ、石板を奪還しようと城へ入った。
キーラを取り戻して城を脱出したが、呪いをかけるソフィーナを止めるべく戻ってきた。
最後はみんなで力を合わせてソフィーナを倒し、目覚めた前領主から功績から勲章を授かる。

ホルガ・キルゴア(演:ミシェル・ロドリゲス)

近年の出演作に『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』などがあります。

ウスガルト・エルク族の女戦士。蘇りの石板を盗む時に捕まって投獄されるが、エドガンとともに脱獄を果たした。

キーラと再会するもフォージたちの企みで処刑されそうなるが、なんとか脱出を果たした。
サイモンやドリックたちも合流して魔法破りの兜を手に入れ、石板とキーラの奪還を目指す。
見事にキーラと石板を取り戻すが、呪いをかけるソフィーナを倒す為に戻るも刃に倒れた。
最後は石板で生き返って目覚めた前領主から功績を讃えられ、勲章を授かり家族を取り戻す。

キーラ・ダーヴィス(演:クロエ・コールマン)

代表作に『マイ・スパイ』、『ガンパウダー・ミルクシェイク』などがあります。

エドガンの一人娘。母親が殺害され父親たちと盗賊をする。父親から姿を消す魔法のペンダントを所持する。

父親が母親を生き返らせる石板を盗もうとすると知らず、捕まるとフォージが面倒をみる。
脱獄した父親が迎えに来るが、フォージのウソを信じ込んで一緒に帰る事を拒んでしまう。
再び助けに来た父親を信じようとしなかったが、フォージの裏切りでようやく目を覚ました。
最後は姿を消すペンダントを使ってソフィーナの魔法を無力化し、再び家族として暮らす。

サイモン・オーマー(演:ジャスティス・スミス)

代表作に『ジュラシック・ワールド』シリーズ、『名探偵ピカチュウ』などがあります。

ハーフエルフで半人前の魔法使い。偉大な魔法使いの末裔。かつてエドガンたちと盗賊チームを組んでいた。

魔法ショーで金を盗んでいたところでエドガンたちが来て、なし崩しで一緒に旅をしていく。
キーラと石板を取り戻す為に魔法破りの兜が必要と判明すると、同調はできないと拒否した。
魔法破りの兜を使いこなして成長すると、呪いをかけるソフィーナと対決するほどになる。
最後はエドガンの作戦でソフィーナを倒し、前領主から功績を受けて勲章を授かる事になる。

ドリック(演:ソフィア・リリス)

代表作に『IT/イット』シリーズ、『グレーテル&ヘンゼル』などがあります。

ティーフリングのドルイド。人間の家で生まれて仲間から見捨てられ、エルフに育てられ森に住んでいる。

人間を信用していなかったが、村の住民を助ける意味でフォージを倒すべく協力をしていく。
なんとか魔法破りの兜を手に入れたが、サイモンが使いこなせないとして脱退しようとした。
エドガンの言葉で仲間として結束を強めて、城へ侵入するなど変身魔法でサポートをした。
最後はエドガンの作戦でソフィーナを倒すと、サイモンからの求愛について考慮をしていた。

ゼンク・エンダー(演:レゲ=ジャン・ペイジ)

代表作に『サバイバー』、『移動都市/モータル・エンジン』などがあります。

サーイ人の聖騎士。子供の頃にザス・タムの呪いで住民のほとんどが呪いにかけられ、なんとか脱出を果たした。

現在はハーパーとして村人たちを守っていて、過去に魔法破りの兜を預かって保管していた。
エドガンたちが兜を求めてやって来ると、フォージを倒すという理由を聞いて協力をした。
アンダーダークから兜を手に入れるが、サーイの暗殺者が来て倒し、無事に脱出を果たした。
最後は一行と別れていたが、聖杯を持って逃げていたフォージを見つけて捕らえて投獄した。

フォージ・フィッツウィリアム(演:ヒュー・グラント)

近年の出演作に『オペレーション・フォーチュン』、『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』などがあります。

人間のローグ。エドガンたちと組んでいたが、彼が捕まって石板とキーラを頼まれて脱出をしていた。

ネヴァーウィンターの領主となってキーラを娘として育て、脱獄したエドガンを捕まえた。
ソフィーナの命令でエドガンたちの処刑を言い渡し、キーラにはウソを言って言いくるめる。
封印されていたゲームを開催させるが、ソフィーナが呪いをかける為と知って街を明け渡す。
最後はエドガンに出し抜かれてお宝を奪われ、逃げるもゼンクに捕まって投獄されてしまう。

ソフィーナ(演:デイジー・ヘッド)

代表作に『ラスト7』、『クライモリ/2021年版』などがあります。

サーイの赤き魔女。エドガンたちに接触して呪いをかける角を手に入れ、彼らを捕まえるように仕立てた。

フォージがネヴァーウィンターの領主となって、相談役として着実に計画を実行していく。
ゲームを開催させて多くの人を集めさせ、呪いを使って手駒を増やそうと計画を実行する。
戻ってきたエドガンたちに呪いを邪魔されると、自分が出てきて彼らを倒そうと戦っていく。
最後は時間停止の魔法を逆手に取られ、魔法を無力化されてドリックに叩きのめされた。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は大ヒットしたRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の4度目の実写映画化となります。
この作品はシリーズ化された実写映画化と違い、リメイクのような立ち位置となります。
シリーズとして1作目しか鑑賞していないが、個人的にはマニアックなファンタジー映画のイメージが強いです。
ファンタジーの世界を舞台にする作品というのは、映画に限らず説明が多くを占める為に受け入れる事が少ないです。
専門用語が当たり前のように飛び交う世界観なので、これで脱落する人が多いから万人受けはしないと思っています。
なので、1作目もそこまでヒットしなかったが、本作はファンタジー映画の王道ながら家族の問題を取り入れたのが大きいと思います。
どうしても話しのスケールが大きくなってしまい、ファンタジーな世界観での主人公たちに共感できる部分が少ないです。
しかし、これを父親と娘の問題という現実でもあるモノにする事で、一般層を取り込もうとする試みがありました。
世界の運命というより、家族の問題が焦点になったスケールの小ささが世間的に受けたのも分かる感じでした。
それに適度なコミカルさとアクションもあって、まさに万人受けするようなファンタジー映画にしています。
逆に言えば、ハードなファンタジー映画を期待すると少し肩透かしを喰らう感じで、キャラクターも少し物足りないです。
主人公はもっと軽薄な感じにしても良かったし、他も少し遠慮気味な雰囲気があったような感じました。
何より悪役が見た目の不気味さしか印象に残らず、信念も動機もハッキリしなかったせいで魅力も今ひとつでした。
全体的に一般層に受けようとする内容になっていますが、あくまで全体的な意味合いが強く、マニアックな部分が薄かったように感じました。

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