【ゾンビリアン】RE-3914

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洋画

作品データ

公開年月 2007/09/21
ジャンル ホラー/アクション
原作 なし
監督 ジェイク・ケネディ
脚本 ジェイク・ケネディ
製作 カート・アンダーソン、トム・エプリン
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ある晩、巨大な隕石が地球へ飛来し衝突するが、その中には凍結したエイリアンの種が含まれて世界中に飛び散った。
廃墟となった軍陣営にキャンプにやって来たスティーヴとミミは楽しい時間を過ごすが、街に帰ると人々はゾンビに変貌して地獄絵図が広がっていた。
驚いたスティーヴとミミは逃げ惑う中、サイモンと名乗る男が現れ、わずかな生存者が住む人類最後の砦、北米航空宇宙防衛司令部の施設にたどり着くのだった。

登場人物&出演者

スティーヴ(演:トラヴィス・ブローゼン)

代表作に『iCrime』などがあります。

主人公。軍陣営の廃墟で恋人のミミとキャンプして一夜を過ごした。翌日にゾンビの襲撃を受けて噛まれてしまう。

サイモンのおかげで助かった避難すると、生存者たちから話しを聞いて状況を理解していた。
医者の家系で基礎を知っていて、ゾンビの玉袋を解剖して何かが出てきて寄生生物と知る。
ミミの無実を知って取り除こうとして酒を飲ませると、それが効果的と知って喜んでいた。
最後はミミと酔っ払いながら扉にいたゾンビを撃退し、死んだチャドの牧場へ車で向かった。

ミミ(演:ロシェル・パッティソン)

代表作に『The Hymens Parable』、『Dibs!』などがあります。

ヒロイン。恋人のスティーヴとともに軍陣営だった場所にキャンプをする。翌日にゾンビの襲撃を受けていた。

サイモンに助けられるも腹痛に襲われ、妊娠していると発覚してスティーヴに責められる。
身に覚えがないとして訴えるも信じてもらえず、ゾンビを解剖して寄生生物だと判明する。
限界が訪れて戻ったチャドを射殺すると、取り出す為にスティーヴに酒を飲まされ気絶した。
最後はアルコールが寄生生物に効いて助かり、スティーヴとともにチャドの牧場へ向かった。

チャド(演:トム・エプリン)

代表作に『The Beach Girls』、『Delta Fever』などがあります。

北部航空宇宙防衛司令部の施設に避難していた男性。有名な俳優で唯一ショットガンを持ち込んでいる。

スティーヴたちが来てからずっと文句を言っていて、彼が噛まれた事から感染を強く疑う。
医療知識を持つスティーヴが指示する事が気に入らなかったが、解剖する時は興味を持った。
意見の衝突で結局は一人だけ牧場へ向かったが、仲間が必要として食料と武器を持って戻る。
最後は寄生生物に操られたミミを倒そうとしたが、あっさりと銃を奪われて殺されてしまう。

リン(演:サブリナ・ジェンナリーノ)

代表作に『ジャック・リーチャー/NEVER GO BACK』、『ダーリン』などがあります。

北部航空宇宙防衛司令部の施設に避難していた女性。軍人で独り者。命令するのが得意だが自分は動かない。

サイモンがスティーヴたちを連れてくると、敵意を見せていたチャドを制して歓迎していた。
スティーヴが噛まれて感染したと主張するチャドに対し、医者の可能性を話して止めていた。
入り込んだゾンビを始末する為に戦うが、他の男性が多く倒す中でたった一体だけ倒した。
最後はチャドの牧場に行く為にカイリーとDJが犠牲となり、そのまま帰る事がなかった。

カイリー(演:マリアン・トーマス・グリフィン)

代表作に『デビル』、『Surfer』などがあります。

北部航空宇宙防衛司令部の施設に避難していた年増の女性。ジェーンを一人で育てているシングルマザー。

20年間で2000本のポルノ映画に出演した経験を持ち、引退パーティでゾンビが発生した。
スティーヴたちがやって来ると、何度もポルノ映画の出演を口にするも娘を気にしていた。
娘が寄生されている事にまったく気づかず、トレントによって殺されて軽く悲しんでいた。
最後はチャドの牧場にリンと行こうとしたが、車がエンストしてゾンビに食い殺された。

DJ(演:エリック・スチュアート)

代表作に『なぞの転校生』、『空想科学任侠伝 極道忍者 ドス竜』などがあります。

北部航空宇宙防衛司令部の施設に避難していた筋肉質の男性。スラッシャーとともに車のディーラーをしている。

車が売れてスラッシャーとストリップバーにいたが、客がゾンビ化してサイモンが助ける。
肉体労働を得意としていて、リンの指示でミミを運んだりトレントを殴ったりしていた。
スラッシャーがゾンビに殺されて火葬して、逃げた寄生生物を地下室で探すもリタイヤした。
最後はチャドの牧場にリンたちが行く為に扉を開けるが、そのままゾンビに食い殺された。

トレント(演:ジョン・リー・エイムズ)

代表作に『愛のエアリエル』、『超時空戦記/レヴェレーター』などがあります。

北部航空宇宙防衛司令部の施設に避難していた若い男性。聖書を信じている。感染した弟を連れてきた。

断るごとに聖書の言葉を引用して、サイモンがゲイだと分かると罪人として激しく責めた。
暴走してゾンビたちを中に入れるが、スティーヴたちが片付けて特に何も言われず合流した。
成長した寄生生物がサイモンを襲う中で倒し、個人的な恨みを晴らす為に彼も殺害した。
最後はジェーンからの誘惑を受けるが、途中で怖くなって殺害するも寄生生物に殺された。

ジェーン(演:アシュリー・エリザベス・ピアース)

代表作に『The Cook』、『ゾンビ・トランスレーション』などがあります。

北部航空宇宙防衛司令部の施設に避難していた若い女性。カイリーの一人娘で厳しく育てられている。

母親がポルノ女優だと知っているが、作品を観た事がなく自身は貞操を守るように言われる。
何度も母親が経験人数を口にする事に慣れていて、自分はもう大人だとして反論していた。
実はミミと同じくエイリアンに寄生されていて、トレントを誘惑して部屋へ連れ出した。
最後はトレントが怖くなって反撃されてしまい、寄生生物が飛び出して彼に殺されてしまう。

サイモン(演:クリス・アイヴァン・セヴィック)

代表作に『ブラッディ・デイズ』、『THORソー/生命の木とアスガルドの神々』などがあります。

北部航空宇宙防衛司令部の施設に避難していた男性。状況を理解できなかったスティーヴとミミを助け出した。

実はゲイでパートナーの男性が殺され、目の前で隣人が娘を食い殺すも止められず後悔する。
チャドと何度か衝突するも銃相手に何もできず、トレントに罪人と言われて指を切り落とす。
逃げた寄生生物を追って地下室まで行くと、背後から襲われて抵抗できずに倒れてしまう。
最後はトレントが寄生生物を倒すが、人工呼吸されて生き返るも罪人として殺されていた。

スラッシャー(演:ブライアン・ラムッセン)

代表作に『ランパート/汚れた刑事』、『ファイアー・ツイスター』などがあります。

北部航空宇宙防衛司令部の施設に避難していた中年男性。頼まれたどんな車も値引きする事からあだ名となる。

車が売れてDJとストリップバーで楽しんでいたが、客がゾンビ化してサイモンが助ける。
何かと文句を言っているチャドに率先して黙らせていて、ゲイのサイモンに理解を示した。
ゾンビが入ってくると真っ先に襲われるが、DJたちのおかげでケガしながらも助かった。
最後は外のゾンビを片付ける時に戦うが、負傷していたせいで負けて食い殺されてしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は典型的な超低予算のゾンビ映画となります。
この作品は『Penance』、『Backtrack 2.0』などで知られるジェイク・ケネディが監督や脚本を務めています。
ゾンビとエイリアンが合体させた造語のタイトルであるが、残念ながら超低予算なのでアクションはほとんどありません。
基本的には避難所での会話劇になっていくが、途中でグロテスクなシーンもそれなりにあるような感じでした。
オリジナルな設定として男性の玉袋に寄生生物が宿って、そこからエイリアンが生まれてくるというところです。
あまりにも下品な設定であるが、超低予算のゾンビ映画だからこそできるような頭の悪い設定だと言えます。
こういう作品ではお金がないので会話劇で繋げていくが、その最も簡単な方法は登場人物を増やす事です。
半分ぐらいは食われる為に出ているが、他に尺稼ぎとしても存在していて、主人公とヒロインを引き立てるべく活躍していました。
やたらと設定を口にして説明するけど、これが直接物語とはまったく関係ないから、インパクトだけで登場させている印象でした。
もちろん、必ず一人はいる文句を言うヤツやトラブルを起こすヤツもいて、物語を動かす重要なポジションをしっかりとやっています。
ただ、それ以上の役割がないので、退場をさせる時の扱いがあまりにも雑すぎて、本作のレベルが良く分かります。
エイリアンの設定はそこまで重要じゃなく、一番ごまかしやすい意味で採用されたと思うぐらい単純で分かりやすい微妙な映画でした。

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