作品データ
公開年月 | 2020/10/30 |
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ジャンル | ホラー/サスペンス |
原作 | なし |
監督 | マーク・トンデライ |
脚本 | カート・ウィマー |
製作 | カート・ウィマー、モリス・チェスナット、ほか |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
都会に暮らすマーキスは会社の幹部として経済的に豊かで、妻と二人の子供に囲まれて順風満帆な人生を送っていた。
ある日、遠く離れた故郷から電話が入ると、縁を切っていた父親が亡くなった事が伝えられ、葬儀の為に里帰りを決意する。
マーキスは自ら操縦する小型飛行機で故郷へ向かうが、嵐に遭遇して墜落し、フードゥーの呪術を使う老夫婦に拘束されてしまうのだった。
登場人物&出演者

代表作に『特攻野郎Aチーム/THE MOVIE』、『アーミー・オブ・ザ・デッド』などがあります。
主人公。都会に住んでいるビジネスマンで金持ち。少年期まで田舎にあったサイプレス・リッジに住んでいた。
成功して地位と家族を手に入れて、過去の出来事を忘れていたが、父親の死で故郷へ帰る。
小型飛行機を自分で操縦するが、嵐のせいで墜落してエロイーズたちの家で治療を受ける。
赤い月に特別な儀式でアールの器にされそうになって、ブギティの人形を使って反撃を開始。
最後は家族を洗脳から解いて助け出し、エロイーズを焼け落ちる納屋に閉じ込めた倒した。

代表作に『Wide Sargasso Sea』、『ファスト・ガールズ』などがあります。
ヒロイン。マーキスの妻。少年期に父親からヒドイ仕打ちを受けていた夫の過去を知っている。
夫の父親が亡くなった連絡を受けて、家族で故郷に帰って葬儀に出席すると決めていた。
小型飛行機で給油している時、地元の少年と話す息子のクチの悪さにブチ切れてしまう。
嵐によって小型飛行機が墜落してしまい、エロイーズたちの呪術によって洗脳されていた。
最後は夫が覚醒する薬で目を覚まし、彼が復讐を果たす間に子供たちと見届けていた。

本作が長編映画デビュー作となります。
マーキスとヴィオラの長男。サムと同じく他人を見下す。右手の指を骨折して独特の状態になっている。
母親に言われて父親の故郷へ葬儀の為に行くが、見た事ない祖父の為というのは納得しない。
小型飛行機の給油を手伝っていたが、スマホの電波がなくて地元の少年に手伝わせていた。
嵐によって小型飛行機が墜落してエロイーズの呪術に捕まり、右手を切り落とされていた。
最後は父親による反撃で目を覚まし、母親たちとともにエロイーズへの復讐を静観していた。

代表作に『A Horse Called Wish』、『Camp Getaway』などがあります。
マーキスとヴィオラの長女。何不自由なく育ててきたせいで、田舎暮らしの人間に対して上から目線。
母親に言われて父親の故郷へ見た事なく祖父の葬式に強制参加させられ、不平不満を漏らす。
小型飛行機の給油を手伝っていたが、外の暑さに呆れて中に入ってスマホをいじっていた。
嵐によって小型飛行機が墜落してしまい、母親たちとエロイーズの呪術に捕まっていた。
最後は父親による反撃で目を覚まし、エロイーズに復讐を遂げていく姿を黙って見ていた。

代表作に『すべては愛のために』、『輝く夜明けに向かって』などがあります。
給油する為にガソリンスタンドにいたマーキスたちに声をかける。小型飛行機が珍しくて声をかけていた。
サイプレス・リッジに行くとマーキスから聞くと、あまりオススメしないと話していた。
上から目線のマーキスから意見されると、不機嫌さを態度に出してそのまま見送った。
タイのスマホから電話をもらい、エロイーズに捕まっていると言われるも実は仲間と発覚。
最後は帰る道中に死体を放り投げられて車を止めるが、マーキスに体を切り刻まれて死亡。

本作が長編映画デビュー作となります。
エロイーズとアールの家にいる大きな体の男。一切会話をしないが、エロイーズたちの命令に従う。
目を覚ましてベッドから出たマーキスが戻らず、エロイーズの命令に強引に戻していた。
逃げ出したマーキスをエロイーズの命令で追って、あっさりと捕まえて家に連れ戻した。
最後は反撃するマーキスを納屋に追い込むが、ブギティを水に沈められて窒息死してしまう。

代表作に『トータル・フィアーズ』、『ワイルド・タウン/英雄伝説』などがあります。
サイプレス・リッジに住んでいる老夫婦の夫。呪術師であるエロイーズに従っている。
目を覚ましたマーキスを見ると、混乱して家族を求める彼に休むようにずっと言っていた。
マーキスが部屋から逃げたとエロイーズが知って、大きな声でルイスを呼ぶように言われた。
エロイーズと町の方に出かけて帰ってくると、またマーキスが部屋を逃げて追いかける。
最後は儀式でマーキスの心臓と交換しようとして、反撃を受けて逆に刺殺されてしまう。

代表作に『ドリームガールズ』、『ビバリーヒルズ・チワワ』シリーズなどがあります。
サイプレス・リッジに住んでいる老夫婦の妻。フードゥーの呪術師でブギティを作って支配している。
家族について心配するマーキスを強制的にベッドへ寝かせ、部屋を出ないように閉じ込める。
赤い月が来るまで力が高まっていて、他の村人に欲しがる感覚器官を呪術で復活させる。
実はマーキスの家族を洗脳し、息子の右腕を切り落として料理にして彼に食べさせていた。
最後は儀式でマーキスの反撃を食らい、ブギティで動きを止められ、納屋とともに焼死した。
感想
[個人的な評価]
本作はあのカート・ウィマーが脚本と共同製作として久々に映画への参加をしています。
カート・ウィマーと言えば、過去に『リベリオン』や『ウルトラヴァイオレット』で鮮烈なアクションを生み出しました。
あの「ガン=カタ」を生み出したカート・ウィマーの脚本なので、残念ながら大きな期待はしなかったです。
そもそも、カート・ウィマーは演出の面では尖った部分があるけど、ストーリーに関してはあまり面白くないです。
なので、必然的に本作への期待感はそこまでないし、何よりアクションじゃなくホラーサスペンスだからハードルは低かったです。
物語としては王道の田舎は恐いパターンとなって、主人公を陥れる住民は「ヴードゥー」をモデルにしたフードゥーの呪術師となります。
だったら、普通にヴードゥー教でもいいと思っていたが、ちょっとした問題があって呼び方を微妙に変えたかもしれない。
ただ、やっている事はヴードゥー教のイメージで呪術師が出てくるので、ゾンビ辺りも期待したが、さすがにそこまでは出さなかった。
とにかく、主人公が痛い目に遭って部屋に監禁されるが、何度も脱走するから緊張感が微妙に保てなくなっていました。
肝心のアイテムであるブギティの人形もそこまで活用できず、全体的に中途半端な感じになった印象を持ちました。
やはり、思っていた通りのカート・ウィマーの脚本だと、力不足は否めず、だったら監督をしてもらった方が良かったかもしれない。
本作を足がかりにして、カート・ウィマーがもう一度アクション映画を撮れるような伏線になるなら、この作品に意味があったと思いたいです。
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