【ディストリクトX】RE-3634

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洋画

作品データ

公開年月 2020/02/11
ジャンル SF/アクション
原作 なし
監督 ニール・ロウ
脚本 ニール・ロウ
製作 ニール・ロウ、アマンダ・ロウ
製作国 イギリス
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

警察官として働くゾーイとパトリックは普段通りの勤務にあたっていたが、見回りに訪れた家の住人たちが奇妙な動きをして、意図しない死の連鎖が起こる。
住人を守るべくゾーイとパトリックは目の前の現象を解明しようとするが、彼らの町全体をエイリアンのマシーンが支配している事に気づく。
ゾーイとパトリックは生き延びた人々の協力を得て、手がかりを探していく中、彼らに魔の手が迫っていくのだった。

登場人物&出演者

ゾーイ(演:キャサリン・ドレイク)

代表作に『Gargaroth』、『Eve』などがあります。

主人公。警察官で巡査部長。婚約者の故郷がイギリスという事でカナダから移住してきた。

地元のベテラン警察官の上司だったせいで失敗するが、パトリックに励まされ出動した。
目の前で年配の女性が自殺を遂げ、別の家でも自殺を目撃し、パブにいたパトリックと合流。
警察署に逃げるもロボットたちの襲撃からスティーヴと合流するが、すでに感染していた。
最後はエイリアンが地球人を助けてくれると理解し、彼らの注射の治療を受けて完治した。

パトリック(演:リッチー・クレイン)

代表作に『Misrule』、『The Legend of Mordred』などがあります。

警察官で巡査。ゾーイの相棒で暴れていた犯罪者を一緒に取り押さえた。カナダから来たゾーイの良き理解者。

出動要請を受けてゾーイと別れて町に行くと、ロボットの襲撃を受けてパブに避難していた。
ゾーイが合流して状況を共有するが、パブに侵入したロボットから警察署へ逃げ出していく。
警察署で再びロボットからの襲撃を受けてゾーイたちと逃げ出し、スティーヴと合流する。
最後はエイリアンが地球人を助ける話しを信じられず、抵抗できずに注射で治療を受けた。

ミッチェル(演:フィリップ・アレクサンダー・ベイカー)

代表作に『Winter Ridge』、『Killing Lionel』などがあります。

パブに避難していた住民の一人。医者で店主が発狂して自殺を図り、パトリックと応急処置をしていた。

ゾーイがパブにやって来ると、暴れていた店主をパトリックが気絶させ、様子を見ていた。
パブがロボットの襲撃を受けて店主の様子を見るが、その時に指を噛みちぎられて感染した。
意識をなんとか保っていて、警察署に到着して応急処置するも感染している事を自覚した。
最後は警察署から逃げる時にゾーイが次だと話し、手にしていた銃で頭を撃ち抜いて自殺。

デール(演:マイケル・テリー)

代表作に『Delhi Belly』、『All in the Valley』などがあります。

パブに避難していた住民の一人。農場を持つ老人で足が悪い。牛を2頭もロボットに殺されて恨んでいた。

パトリックのおかげで助かっていて、ゾーイが合流してくると牛について話しをしていた。
絶望的な状況の中でゾーイとパトリックに守られ、トラックを貸し出して警察署に向かった。
警察署でロボットに囲まれている状況にストレスを感じ、安全の為に留置所へ入れてもらう。
最後はロボットたちの襲撃を受けると、トイレットペーパーを飲んで窒息して自殺を遂げた。

スティーヴ(演:クリス・バーニコート)

代表作に『ザ・キング・アーサー外伝』、『Penitent』などがあります。

生き延びていた住民の一人。妻をエイリアンのロボットに殺害され、復讐しようと家を巡回していた。

ちょうど警察署から逃げ出したゾーイとパトリックたちと合流し、安全な家へ招いた。
ゾーイたちから事情を聞くと、次に妻がロボットたちに殺された事に恨み節を募らせる。
ロボットを操作しているエイリアンを一体捕まえていて、裏の納屋に捕縛していると告白。
最後はゾーイたちの前でエイリアンを拷問し、ロボットたちに囲まれそのまま殺害された。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は『プラネット・オブ・ロボット』で知られるニール・ロウが監督と共同脚本を務めます。
この作品はイギリスの低予算SF映画となっているので、期待はしないで鑑賞をしました。
結果として、予想通りの退屈さがずっと続いていて、その中でもBGMの盛り上がりがないせいで眠気を誘ってしまう。
似たような展開がずっと続いていて、登場人物も主人公の警察官二人が中心になるけど、あくまで状況に対応するだけでドラマ性はほぼありません。
主人公がカナダから移住してきた設定の意味がなく、何より婚約者の為に来たというのに、その話しがほとんど出て来ない。
問題となるエイリアンについても、人間に注射をして、自殺させるような回りくどい事を知っているような冒頭になります。
当然ながら、主人公たちはエイリアンを侵略者と最初から決めつけて、なんとか住民を助け出そうとする様子がずっと続いていく。
エイリアンが使役しているロボットに銃弾がずっと弾かれていて、明らかに効いていないのに主人公たちが懲りずに撃っている無意味さが続いていきます。
終盤でエイリアンを捕まえた住民が拷問しているシーンがあるけど、これに対する意味がまったくないように感じました。
とにかく
本作は意味のある行動はあまりなく、侵略者から逃げる主人公たちの姿しかない状態で、盛り上げるような場面もなく、BGMも眠気を招いてしまう。
それで残り2分辺りになったところで、エイリアンの目的が侵略じゃなく、致命的なウイルスに冒された人間たちを治療してくれるという存在になります。
それだったら、最初からコミュニケーションを取るべきであるが、そもそも彼らが地球人を助けるメリットが分からず、そのまま終了するという最悪のパターンになりました。
やりたい事が伝わってこないし、低予算という足かせがあるせいで最初から最後まで退屈な作品となってしまいました。

コメント

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