作品データ
公開年月 | 2021/08/27 |
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ジャンル | パニック/アクション |
原作 | なし |
監督 | ブライアン・ノヴァク |
脚本 | コーイチ・ペテツキー |
製作 | デヴィッド・マイケル・ラット |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
アメリカ西海岸沖の太平洋で、中国の戦艦が謎の敵に襲われて沈没し、両国は一触即発の緊張状態に陥った。
そこでアメリカ海軍キング号のリンチ艦長は、中国海軍の戦艦と睨み合いながら事故が起きた原因を調査すると、沈没の原因が古代鮫「メガロドン」の襲撃だと判明する。
同じ頃、二体の巨大なメガロドンがサンティエゴ海軍基地を襲撃され、リンチ艦長は中国軍のリー博士と協力して巨大な敵に立ち向かうのだった。
登場人物&出演者

本作が長編映画デビュー作となります。
アメリカ海軍キング号の艦長。妹が駆逐艦ショーに乗っていた時にメガロドンと遭遇した事を知る。
状況を知っていたムーア司令官と連絡を取り合い、メガロドンがいる可能性を考えていた。
遭難したリー博士を救助して、彼女が目を覚ますと、厳しい態度で真実を聞き出そうとした。
リー博士が協力する事になってメガロドンをビーチから引き寄せ、砲撃や銃撃で応戦した。
最後はムーア司令官の潜水艇で倒し、マスコミに非公式だと話すと、またも敵がやって来る。

代表作に『The Broken Soul』、『The Cypher』などがあります。
アメリカ海軍キング号の乗組員。父親はベトナム戦争に従軍し、その形見であるナイフを持っている。
中国海軍が諜報活動していた事を主張し、リー博士を救助したリンチ艦長に不信感を持つ。
目覚めたリー博士に対して、敵意を持った発言をするが、リンチ艦長に止められてしまう。
ブリッジで感情的になってリンチ艦長に出ていくよう言われ、部屋で形見のナイフを眺める。
最後はリー博士の協力を認め、メガロドンを倒すと、ムーア司令官と次なる敵の存在を知る。

本作が長編映画デビュー作となります。
中国海軍の兵士で科学者。極秘でアメリカの衛星をハッキングして、あらゆる情報を手に入れようとした。
本来なら魚類が耐えられないビーム兵器にメガロドンは効かず、逆に呼び寄せて戦艦が沈没。
一人だけ脱出してリンチ艦長たちに救助され、目覚めると詰められても沈黙を守っていた。
エイハーン少佐の脅しとリンチ艦長の説得を受けて、メガロドンを倒す為に協力を承諾した。
最後は襲ってきたメガロドンに対して銃を持って応戦し、倒すとピン艦長たちと帰国した。

代表作に『Swap』、『A Walk Down Wedding Lane』などがあります。
アメリカ海軍キング号のソナーを担当する。中国系で小さい頃に少しだけ中国語をしゃべっていた。
中国海軍から要求の通信が入ると、通訳する為にリンチ艦長から指示を受けて翻訳していた。
ソナーに巨大な存在を目視して、メガロドンが中国海軍を襲撃している事を報告していた。
中国海軍サイ号が沈没してしまい、ピン艦長がブリッジにやって来ても良い顔をしなかった。
最後は襲ってきたメガロドンに対して銃を手に応戦し、ムーア司令官が倒して生還を果たす。

代表作に『Ten』、『Underneath the Same Moon』などがあります。
アメリカ海軍キング号の操舵兵。ブリッジで自分が少佐にのし上がったエイハーンの話しを聞いていた。
中国海軍がアメリカの海域に入っていて、ブリッジにリンチ艦長が来ると姿勢を正した。
大将から待機命令を受けていて、リンチ艦長に指示を仰ぐと動かないように命令されていた。
リー博士が協力する為にブリッジへやって来ると、エイハーン少佐と不信感を持っていた。
最後は襲ってきたメガロドンに対して銃を手にして、応戦してムーア司令官が倒してくれた。

代表作に『East of Middle West』などがあります。
アメリカ海軍キング号の通信兵。中国海軍がアメリカの海域にいて、ずっと警告の為に通信を試みる。
リンチ艦長がブリッジにやって来ると、中国海軍からの通信が入るも中国語で何も分からず。
中国海軍との通信をトゥアンに任せ、大将からの待機命令をリンチ艦長に伝えていた。
リー博士がメガロドン撃退の為に協力する事になって、通信機を一緒に改造して起動させる。
最後は襲ってきたメガロドンに銃撃するが、体当たりで海に投げ出されると丸呑みされ死亡。

近年の出演作に『ブラックウォーター/潜水艇ナルコサブ』、『シン・宇宙戦争』などがあります。
サンディエゴ海軍基地の司令官。リンチ艦長の妹が駆逐艦を沈めた事に対し、全力で擁護して降格させられた。
海軍基地から出る事を禁じられており、リンチ艦長に待機命令を下されるもサポートした。
リー博士を救助した事からメガロドンの可能性を示唆し、映像で撮影するべきだと提案した。
基地を襲ってきたメガロドンを部下が応戦するも死亡すると、自ら潜水艇に乗っていく。
最後は命令違反してメガロドンを倒し、司令室で基地に近づく巨大な何かを発見していた。

代表作に『Where Dreams Rest』、『One Meal』などがあります。
中国海軍サイ号の艦長。リー博士が乗船していた軍艦が沈没して、残されたビーム兵器の回収にやって来た。
リンチ艦長たちに通信を入れると、退避するように上から目線で指示するも無視されていた。
次なる通信を入れて戦争状態になると警告するが、メガロドンの襲撃で沈没して救助された。
当初は白を切っていたが、リー博士が情報を漏らし、生き残る為にリンチ艦長と協力する。
最後は沈没した軍艦からビーム兵器を発射させ、銃で応戦してリー博士たちと帰国した。
感想
[個人的な評価]
本作はみんな大好きアサイラム製作とアルバトロスの配給という最強のタッグ作品となります。
この作品は2018年に公開された『MEGALODON/メガロドン』の続編となっています。
ただ、上記の作品を鑑賞していなくても問題なく、薄っすらと繋がりがある程度で問題ないと思います。
前作ではマイケル・マドセンが艦長役をやって、華麗にメガロドンを道連れにして派手に爆死しています。
そんな本作は同じような立ち位置にあるトム・サイズモアが出演するが、当然ながら50歩も歩かずに座っている場面がほとんどでした。
前作との繋がりとして本作の主人公が姉となっているが、妹の情報については序盤で少し触れる程度に留まっていました。
問題を起こした中国海軍の科学者を救助すると、ここから退屈すぎる会話劇が何度も繰り返されていきます。
基本的に軍艦のブリッジがメインとなって、たまに中国人科学者が休んでいる場所、思い出したようにメガロドンが映るような繰り返しとなる。
ほとんど主人公の艦長がしゃべっているけど、その内容が状況の説明だけで、なんの工夫もないからとても退屈である。
ようやく中国人科学者が目覚めて協力するところから物語が少し動いて、ラストの10分ぐらいでメガロドンも本格的に動き出します。
上映時間の9割ほどが会話だけで、あとの1割が面白くなりそうなメガロドンを含めたアクションとなっていました。
前作ではマイケル・マドセンが爆死したけど、なぜか本作のトム・サイズモアは一方的にメガロドンを倒して無傷で生還していまいた。
そもそも、こういう作品に続編は必要じゃないし、どこにも需要がないので、なぜ作ったのかまったく分かりません。
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