【パニック・フライト】VD-452

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洋画

作品データ

公開年月 2005/08/19
ジャンル パニック/サスペンス
原作 なし
監督 ウェス・クレイヴン
脚本 カール・エルスワース
製作 マリアンヌ・マッダレーナ、クリス・ベンダー
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

一流ホテルのマネージャーであるリサは、勤務地マイアミへ向かう空港で同じ飛行機に乗る好青年のリップナーと出会う。
しかし、それはリップナーの仕掛けた罠で、彼は国家要人暗殺チームの一員でリサの勤めるホテルに宿泊する為に接近していた。
リップナーのチームに父親を人質に取られていたリサは、その命と引き換えに暗殺の協力を脅迫されるのだった。

登場人物&出演者

リサ・ライザート(演:レイチェル・マクアダムス)

代表作に『ゲーム・ナイト』、『ロニートとエスティ/彼女たちの選択』などがあります。

主人公。マイアミ「ラックス・アトランティック・ホテル」の女性マネージャー。

祖母が亡くなって離婚した母親がいるテキサスまで来て、マイアミに帰ろうとしていた。
リップナーと出会っていい感じになり、飛行機でも隣の席になって会話が弾んでいた。
実はリップナーの標的にされ、父親を人質に取られ、要人殺害の協力をさせられる。
最後は抵抗して父親を助け出し、追いかけたリップナーを倒し、部下と酒を飲みに行く。

ジョー・ライザート(演:ブライアン・コックス)

近年の出演作に『43年後のアイ・ラヴ・ユー』、『ストレンジ・アフェア』があります。

リサの父親。32年連れ添った妻と離婚している。退職して実家の改装を行っている。

ヒマを持て余して電話を手放せないほどにリサと電話して、彼女の帰りを心配していた。
実は殺し屋に狙われていると知らず、のん気にリサが実家に寄ってくれる事を期待する。
リップナーから連絡のない殺し屋がリサが運転する車にはねられ、すぐ警察へ電話した。
最後はリップナーに気絶させられるが、襲われるリサを殺し屋の銃を発泡して助けた。

シンシア(演:ジェイマ・メイズ)

代表作に『父親たちの星条旗』、『鉄板英雄伝説』などがあります。

「ラックス・アトランティック・ホテル」のフロント係。リサの部下で少しドジっ娘。

間違えて常連の小うるさい客のデータを消して、対応できずリサに助けてもらった。
リサの指示に従って小うるさい客をなんとかやり過ごし、彼女からアドバイスをもらう。
リップナーに脅されたリサの指示でキーフの部屋を変えて、その理由を説明していた。
なんとかリップナーから逃げたリサから電話があって、キーフを避難する指示に従う。
最後は小うるさい客からヒドイ文句を言われるが、リサに守ってもらい酒を飲みに行く。

ボディガード(演:コルビー・ドナルドソン)

代表作に『Dirty Love』などがあります。

キーフのボディガード。キーフが移動する車やホテルの確認をしていた。

ホテルの部屋が変わったとシンシアに言われると、すぐにキーフから承認を得た。
部下に部屋を調べさせて、テラスから海で釣りをするクルーズ船が怪しいと調査させる。
クルーズ船に問題ないと言われると、納得してキーフ一家を部屋に迎え入れた。
最後はシンシアの警告をすぐに聞き入れ、間一髪で爆破を逃れて誰も死なずに済んだ。

チャールズ・キーフ(演:ジャック・スカリア)

代表作に『新リバイアサン/リフト』、『エンドゲーム/大統領最期の日』などがあります。

国土安全保障省の長官。就任した記者会見で物議を醸す発言をして注目されている。

ホテルへ移動する際でも資料などに目を通すが、家族も同行して気を紛らわせる。
シンシアから部屋が変わったと言われると、夫人が疲れたと言われると承諾していた。
リップナーから逃れたリサから警告を受けたシンシアに言われ、すぐに避難して助かる。
最後は命を守ってくれたリサやシンシアに例を言って、次の仕事へ向かっていった。

ジャクソン・リップナー(演:キリアン・マーフィ)

近年の出演作に『ANNA/アナ』、『ダンケルク』などがあります。

悪役。国家要人暗殺チームの一員。飛行機の登場前からリサに声をかけて好印象を与える。

偶然にも飛行機でリサと隣の席で談笑していくが、仕事の為にすぐ本性を暴いた。
なんとか逃げ出そうとするリサの動きを観察して阻止し、キーフ一家暗殺に協力させる。
リサに隙を突かれてペンで喉元を刺され、逃げ出した彼女を必死に追いかけていく。
最後は実家に戻ったリサを襲ったが、父親が奪った殺し屋の銃に撃たれて倒れてしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は『エルム街の悪夢』や『スクリーム』シリーズで知られるウェス・クレイヴンが監督を務めています。
飛行機という限られた場所で展開する作品が非常に多く、その性質からサスペンスと非常に相性がいいと言えます。
その代表例として『エアフォース・ワン』、『フライトプラン』、『フライト・ゲーム』、『スネーク・フライト』などがあります。
そんな本作はサスペンスやホラーの名手であるウェス・クレイヴンの監督作品だが、思っていたよりも凡作でした。
レイチェル・マクアダムスやキリアン・マーフィーと言った有名どころを使っているが、日本ではビデオスルーになりました。
主な舞台を飛行機の中で展開されるが、終盤では普通に着陸して決着が主人公の実家という点でも地味な作品でした。
最初は好青年として近づくキリアン・マーフィーだが、もう怪しさ満点の雰囲気がしてならなかったです。
レイチェル・マクアダムスはキャリアウーマンという役は合っているが、ホテルのマネージャーという設定は少し地味な印象がしました。
そもそも、標的になるのは国土安全保障省の長官という時点で、本作の規模がどれぐらいなのか分かります。
超大作になってくると、標的が大統領クラスになって、もっと派手な映像が用意されるはずなので、低予算で作られているのは仕方ないだろう。
肝心の主人公と悪役の駆け引きも思っていたほどじゃなく、結局はパワープレイになってしまったのは非常に残念である。
やはり、こういう作品では強引さよりも頭脳的な駆け引きや緊張感など、そっちの方が望ましいので物足りないところもありました。
レイチェル・マクアダムスが強い女性を演じるのはいいが、キリアン・マーフィーが段々とマヌケになっていくのは少し残念だと感じました。

コメント

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