【ヴェノム】MY-279

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あ行

作品データ

公開年月 2018/10/05
ジャンル SF/アクション
原作 デヴィッド・ミッチェリニー、トッド・マクファーレン 『ヴェノム』
監督 ルーベン・フライシャー
脚本 スコット・ローゼンバーグ
製作 アヴィ・アラッド、マット・トルマック、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 購入Blu-ray

あらすじ

正義感に溢れるジャーナリストのエディ・ブロックは危険な人体実験が行われる“ライフ財団”への執拗な取材ですべてを失う。
その後、協力者を得て財団内部への侵入に成功したエディだが、そこでカールトン・ドレイクによって“シンビオート”なる地球外生命体の被験者にされてしまう。
シンビオートに寄生されたエディはその意思に関係なく、圧倒的なパワーと残忍さを兼ね備えた怪物“ヴェノム”へと姿を変えるのだった。

登場人物&出演者

エディ・ブロック/ヴェノム(演:トム・ハーディ)

近年の出演作に『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、『ダンケルク』などがあります。

主人公。ジャーナリスト。ライフ財団が行っている人体実験の問題について取材をしている。

アンの情報を見てライフ財団に迫るが、そのせいで職を失い婚約者まで失ってしまう事に。
職もなく希望もない毎日を生きるが、ドーラの連絡を受けてライフ財団に侵入して寄生した。
ヴェノムが宿主として気に入って、更に正義の心にも影響を受けて考え方を変える事に。
最後はヴェノムとともにライオットの野望を阻止し、ダークヒーローとして生きる事となる。

アン・ウェイング/シーヴェノム(演:ミシェル・ウィリアムズ)

近年の出演作に『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』、『ゲティ家の身代金』などがあります。

ヒロイン。エディの元婚約者で弁護士。ライフ財団が行う人体実験について調べ上げていた。

エディとは結婚を誓い合うほど愛していたが、訴訟問題のデータを見られて仕事をクビに。
その後、医師であるダンと付き合っていて、エディのした事を許さず彼を除け者にする。
エディがヴェノムに寄生されていると知って助けようとして、自身も寄生されて彼の元に。
最後は劣勢だったヴェノムを助ける高周波の音を出して、エディたちを助ける事になる。

ダン・ルイス医師(演:リード・スコット)

代表作に『(ディーン)』、『ホーム・アゲイン』などがあります。

エディと婚約を破棄したアンが新たに交際を始めた医師。エディの番組が好きだったという。

アンからエディの事を色々と聞かされており、ファンだったせいで彼にはフレンドリーに。
ライフ財団の真実を伝えるエディの様子がおかしく、自分の病院に連れて検査をしていた。
なんとかエディの病気を治そうとするが、ヴェノムによって衰弱させられると言われる。
最後はヴェノムに殺されそうになり、アンの機転でMRIの音でエディと分離されて助かった。

マリア(演:メローラ・ウォルターズ)

代表作に『イレイザー』、『バタフライ・エフェクト』などがあります。

落ちぶれたエディが親しくなった女性ホームレス。エディのアパートの前にいつもいる。

エディとはジョークを言い合うほど親しくなるが、ライフ財団の実験台にされる事に。
最後はライフ財団に侵入したエディが助けるも、シンビオートを彼に移して死んでしまう。

ドーラ・スカース博士(演:ジェニー・スレイト)

代表作に『ロラックスおじさんの秘密の種』、『ズートピア』があります。

ライフ財団の研究者。ドレイクから信頼され、地球外生命体シンビオートの研究をする。

研究によって地球外生命体シンビオートは寄生による共生で生きられる事を発見する。
宇宙でも人間は生きられるとドレイクが分かり、人体実験を強制されて不信感を抱く事に。
エディにドレイクのやっている危険な事を伝えるが、シンビオートを奪われてしまう。
最後は裏切り者としてバレてしまい、シンビオートの実験台にされて適応できず死んだ。

ローランド・トリース(演:スコット・ヘイズ)

代表作に『チェイルド・オブ・ゴッド』、『アメリカン・ソルジャー』などがあります。

ライフ財団のセキュリティのリーダー。研究施設に侵入者が発覚してデータを調べていた。

そこでドーラが連れて来た男だと判明して、すぐに捕まえてドレイクの前に突き出した。
エディがシンビオートを持っていると分かって自宅を訪れるが、共生した彼に逃げられる。
すぐに追撃するもシンビオートの驚異的な力の前にまんまと出し抜かれてしまう事に。
最後はエディの処刑をしようとするが、シーヴェノムとなったアンによって退場させられた。

カールトン・ドレイク/ライオット(演:リズ・アーメッド)

近年の出演作に『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、『ウーナ』などがあります。

ライフ財団の創始者にしてCEO。慈善家。様々な事業を手がけ、宇宙で地球外生命体を捕獲。

実際は裏でホームレスを使った人体実験をして、邪魔する者は圧力をかけて握り潰してきた。
アンの情報から訴訟問題をエディに問われ、その後はいつものように彼を破滅させていた。
ホームレスで人体実験をして、エディに奪われて追ったが、別のシンビオートに寄生された。
最後は仲間を地球に連れて来る為に奔走するが、ヴェノムとなったエディの前に倒された。

感想

[個人的な評価]

評価 :4/5。

本作はアメコミ『スパイダーマン』に登場する悪役の一人「ヴェノム」を主人公にした作品となります。
この作品から製作会社であるソニーが打ち出す『ソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター』の第1作目にもなっています。
スピンオフでありながら単体の作品としてどういう展開にするかずっと気になっていた。
本作の主人公である「ヴェノム」はスパイダーマンがあって成立するので、どのような関わりになるか推測していた。
結果として「スパイダーマン」とは無関係の存在となるが、酷似している事は少し不自然だが他の要素は納得できました。
何より今までダークヒーローのようなキャラクターはおらず、本作が初の試みと言っても過言じゃないです。
そのヴェノムは当初、人類を抹殺するつもりでいたが、宿主のエディに影響されて考え方が変わるのは非常に面白い。
ソニーはウルヴァリンのような長期シリーズを狙っているが、本作から受けた印象では充分に可能だと思います。
本作の見所はエディとヴェノムのコンビであり、両者の掛け合いは上手く作用していました。
凶暴性を秘めるヴェノムだが、エディの言葉ならばちゃんと聞いてくれるし、ルールを守ってくれるヤツなのも良い。
ここまで『ヴェノム』という作品を単独映画として成立させたのは素晴らしく、今後の『ソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター』に期待がかかります。

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