【ドラゴンボール超/スーパーヒーロー】VD-975

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アクション

作品データ

公開年月 2022/06/11
ジャンル アクション/アドベンチャー
原作 鳥山明 『ドラゴンボール
監督 児玉徹郎
脚本 鳥山明
製作 瓶子吉久、村松秀信、ほか
製作国 日本
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

かつて悟空により壊滅した悪の組織「レッドリボン軍」は、その遺志は潰える事なく復活を遂げて新たに人造人間「ガンマ1号&ガンマ2号」を誕生させた。
不穏な動きをいち早く察知したピッコロはレッドリボン軍基地へ潜入するが、そこでまさかの“最凶兵器”の存在を知ってしまう。
娘のパンをさらわれた悟飯も参戦し、レッドリボン軍との激しい戦いは地球の運命を握る壮大な死闘へ発展するのだった。

登場人物&出演者

ピッコロ(声:古川登志夫)

近年の出演作に『鬼太郎誕生/ゲゲゲの謎』、『機動戦士ガンダム/ククルス・ドアンの島』などがあります。

主人公。ナメック星人。ピッコロと神が合体した別人。忙しい悟飯やビーデルの代わりにパンの面倒を見ている。

ついでにパンの訓練にも付き合う師匠となり、たまには幼稚園の迎えなども頼まれている。
ガンマ2号の襲撃を受けて一人で新生レッドリボン軍へ潜入し、対抗しようと作戦を考える。
神龍に頼んで潜在能力を解放し、2号との戦いで「オレンジピッコロ」となって圧倒した。
最後は巨大化してセルマックスを足止めし、悟飯が倒し、パンが空を飛べるようになり喜ぶ。

孫悟飯(声:野沢雅子)

近年の出演作に『鬼太郎誕生/ゲゲゲの謎』、『天気の子』などがあります。

主人公。サイヤ人と地球人の混血。現在は生物学者として研究に追われる日々で、トレーニングをサボっている。

研究の為に何日も部屋に閉じこもっていて、パンのお迎えができずピッコロに怒られていた。
パンが誘拐された事を知ると、超サイヤ人になってブチ切れて新生レッドリボン軍に行く。
1号と戦うも劣勢に立たされるが、パンの痛がる演技を見てアルティメットに覚醒をした。
最後は血を流すピッコロを見てビーストに覚醒し、セルマックスを魔貫光殺砲で倒した。

パン(声:皆口裕子)

近年の出演作に『鬼太郎誕生/ゲゲゲの謎』、『モンスターストライク THE MOVIE ルシファー 絶望の夜明け』などがあります。

孫悟飯とビーデルの3歳になる一人娘。サイヤ人の血を引く。幼稚園に通いながらピッコロの訓練を受ける。

まだ舞空術が使えない状態であるが、早く気功波を使いたくてピッコロにお願いをしていた。
父親を新生レッドリボン軍へ連れて行く為、誘拐されるもピッコロの作戦として賛同した。
捕まったフリをして父親が実際に来るが、ガンマ1号に勝てず覚醒する為にきっかけを作る。
最後はブルマと飛行機で待機して、舞空術が使えるようになってピッコロに見せていた。

ブルマ(声:久川綾)

代表作に『CAROL』、『映画 トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』などがあります。

悟空の親友でベジータの妻で天才科学者。社長として「カプセルコーポレーション」を運営している。

ピッコロから連絡をもらって、ビルスたちの元にいる悟空たちを呼び出そうと通信機を探す。
通信機を見つけてもビルスたちと連絡がつかず、集めたドラゴンボールをピッコロが使った。
新生レッドリボン軍へクリリンたちを連れて行くが、戦いの規模が大きくなってパンと避難。
最後はセルマックスが倒され、Dr.ヘドの肌を若返らせる知識を買って会社へ雇う事になる。

ガンマ1号(声:神谷浩史)

代表作に『ONE PIECE FILM RED』、『劇場版/モノノ怪』などがあります。

Dr.ヘドによって作られた新たな人造人間の1号機。頭にトサカが1本で赤いマントを付ける。冷静沈着で慎重。

Dr.ヘドの命令でピッコロと戦った2号の詰めの甘さを指摘し、生きている可能性を話した。
パンを誘拐して悟飯がやって来ると、相手をして戦力の分析をして徐々に有利となった。
覚醒した悟飯に勝てず2号から誤解が解かれたと知るが、セルマックスの復活で戦っていく。
最後は2号が犠牲になってセルマックスが倒され、Dr.ヘドとともにブルマの元で働く事に。

ガンマ2号(声:宮野真守)

近年の出演作に『バブル』、『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』などがあります。

Dr.ヘドによって作られた新たな人造人間の2号機。頭のトサカが2本で青いマントを付ける。軽いノリで大雑把。

Dr.ヘドの命令で性能をチェックする為にピッコロを襲撃させ、圧倒的な力を見せつけた。
1号に油断大敵だと言われ、ピッコロが生きている可能性を言われるも倒せる自信を見せた。
ピッコロと再び戦っていると、自分たちの間違いを認めるもセルマックスの復活で共闘する。
最後はセルマックスを倒す為に全エネルギーを使って左腕を破壊して最終的に塵となった。

Dr.ヘド(声:入野自由)

代表作に『千と千尋の神隠し』、『えいがのおそ松さん』などがあります。

Dr.ゲロの孫で自称超天才科学者。マゼンタが率いる新生レッドリボン軍からスカウトを受けていた。

祖父については何も知らないが、人造人間でスーパーヒーローを作りたい願望を持っている。
マゼンタのウソに乗るような形で協力して、半年でガンマを作り上げてセルマックスも作る。
悟飯を誘き出すも圧倒的な強さで追い込まれ、マゼンタがセルマックスを復活させてしまう。
最後は悟飯がセルマックスを倒し、間違っていた事を認めてブルマに雇われる事となった。

マゼンタ(声:ボルケーノ太田)

代表作に『ゲゲゲの鬼太郎/おばけナイター』、『名探偵コナン/黒鉄の魚影』などがあります。

「レッド製薬」の社長。世間的には製薬会社の社長であるが、裏の顔は亡き父親が残した私設軍隊を再建する。

過去に悟空たちの活躍で人造人間が破壊されたが、Dr.ゲロの孫ヘドを仲間に引き入れる。
その際には悟空たちが悪の組織だと説明し、その親玉がブルマだとヘドにウソを吹き込んだ。
悟飯を血祭りにあげようとパンを誘拐させて迎えるが、アルティメットでガンマが押される。
最後はセルマックスを復活させるが、Dr.ヘドのハチ丸による毒を受けて死亡してしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :4/5。

本作はアニメ『ドラゴンボール』シリーズの劇場版第21作目となります。
この作品は『ドラゴンボール超』として劇場版で第2作目となっています。
『ドラゴンボール』については、原作とアニメの「GT」までしか観ておらず、この「超」になってからは劇場版しか観ていません。
やはり、リアルタイムで観ていた世代だからこそ、今の新しい「ドラゴンボール」について思うところがあります。
ただ、劇場版の「ドラゴンボール超」は新たな解釈と現代的なリメイクから、評価できる作品だと思っています。
ですので、今回の劇場版についても期待がありましたし、何より世間の評価が高かったのでハズレはないと思っていました。
実際に物語として主人公はピッコロであり、孫悟飯でもあって、主人公である悟空やライバルのベジータはあくまでオマケで出ていました。
ハッキリ言って、悟空とベジータたちのエピソードはまるごと削ってもメインのストーリーに影響がありません。
あくまでファンサービスとして登場させている程度ですが、今回はそれもいらないと思ってしまうぐらいメインのストーリーが素晴らしかったです。
第一線で活躍できなくなったというイメージがあるピッコロですが、パンの師匠としてトレーニングしているところは微笑ましいです。
しかも、過去の設定をしっかりと引っ張り出していて、本人ですら忘れているところで実際にやってくれるのは嬉しい限りです。
悪役についても今回はオリジナルのキャラクターとなったガンマ1号と2号も、悪いヤツらじゃないところも好印象でした。
いつもの緊張感あるシリアスな展開ではなく、敵対しながも彼らが今後も仲間として一緒に戦ってくれる場面すら想像できるぐらい良かったです。
師弟関係にスポットを当てたアイデアは素晴らしく、悟飯がまたも「セル編」で見せた覚醒を彷彿とさせるシーンも良かったです。
TVシリーズについては観るつもりはないが、この「ドラゴンボール超」シリーズの劇場版はクォリティーが高く今後も期待できると思います。

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