【ツイスター/地球史上最大の怪物】RE-3910

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洋画

作品データ

公開年月 2023/01/03
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 リース・ブレイク=ウォーターフィールド、スコット・ジェフリー
脚本 トム・ジョリフ
製作 スコット・ジェフリー、リース・ブレイク=ウォーターフィールド
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

竜巻を巨大化と制御をする研究するチームを率いるデブリン博士は、実際に証明しようと実験行おうとしていた。
実験は見事に成功して竜巻が巨大化するが、制御できず民家を襲う事になって近隣住民への避難を警告していった。
その一方、資金洗浄する会計士する邸宅にも巨大化した竜巻が襲い、その混乱に乗じて盗み出そうとする強盗団が狙っていくのだった。

登場人物&出演者

アナ(演:シアン・オルトマン)

代表作に『エイリアン・インシデント/エリア51壊滅』、『クロコダイル・パニック/殺戮の披露宴』などがあります。

竜巻を巨大化させて制御する研究チームのメンバー。インターンでデブリン博士のライバルからスカウトされている。

自分に今の研究は合わないとして退職を考えるが、デブリン博士に言えず同行していく。
グレッグの暴走で竜巻が巨大化すると、チームで近隣住民へ警告をして避難させようとする。
捕まっているムーアを助け出し、車で必死に逃げて別荘まで行くとなぜかいい感じになった。
最後はムーアとあっさりと別れを告げ、死にゆくデブリン博士と消滅する炎の竜巻を見送る。

ピアス・ムーア(演:ダニエル・ゴッドフリー)

代表作に『ダーティ・ゲーム』、『美しすぎる姉妹』などがあります。

会計士。顧客から汚い金を預けて資金洗浄している。家には大量の金が保管していて、厳重に警戒している。

巨大竜巻の存在を知らず家で過ごしていると、ライルたちが簡単に侵入されて捕まった。
拷問を受けても決して金の在り処をしゃべらず、調子に乗ったトミーに殴れて気絶していた。
アナの登場で簡単に助かった別荘へ逃げ、いい感じになったところでデブリン博士が合流。
最後はトミーを撹乱してバットで殴り倒すと、アナたちと海岸まで行って助かって帰った。

ヘレナ博士(演:ニコラ・ライト)

代表作に『死霊匣』、『ザ・ガーディアン/狂暴の美学』などがあります。

気象学者。デブリン博士を中心にした竜巻を巨大化させる研究チームの一人。主に竜巻の動きを観測する。

実験の為に竜巻の進路などを観測するが、グレッグの暴走で巨大化させて危険だと判断した。
慌てて近隣住民への警告をしていくが、避難できず目の前で親子が死んで吐くほど後悔する。
ムーアの家で銃撃を受けて逃げ出し、兵器会社との契約書を見てブチ切れてデブリンを否定。
最後はデブリン博士を抱えて海岸まで来ると、消滅する炎の竜巻を美しいと感想を漏らした。

グレッグ(演:デレク・ミラー)

代表作に『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』、『エイリアン・インシデント/エリア51壊滅』などがあります。

竜巻を巨大化と制御する研究チームのメンバー。デブリン博士の理論から「竜巻侵入装置」を作っている。

チームにおいてお調子者で環境破壊を平然とやるタイプで、ヘレナから注意を受けている。
「竜巻侵入装置」を開発するが、デブリン博士から単なるドローンとしか認識されておらず。
目的の竜巻までやって来ると、デブリン博士の指示で「竜巻侵入装置」を飛ばして成功する。
最後は調子に乗って竜巻を更に巨大化させるが、制御できず逃げようとして呑み込まれ死亡。

デブリン博士(演:トビー・ウィン=デイヴィース)

代表作に『エイリアン・インシデント/エリア51壊滅』、『カニバル・レザーフェイス』などがあります。

気象学者。竜巻を自由自在に巨大化と制御する研究チームの責任者。研究を確かな物にする為に実験をしようとする。

グレッグが飛ばしたドローンで巨大化に成功するが、制御できず暴走して慌てて逃げ出した。
近隣住民への警告の為に駆け回るが、間に合わない人もいたが冷静に対処しようとしていた。
ムーアの家まで行くと銃撃されて逃げ出し、ヘレナに兵器会社との契約書が見つけて謝罪。
最後はトミーに撃たれて瀕死になり、ヘレナとの誤解が解けて炎の竜巻を見送って死亡した。

ネイト(演:クリント・ゴードン)

代表作に『Bloody Mary』、『キングダム・オブ・ダイナソー』などがあります。

強盗団のメンバー。トミーと違って勘が鋭い。リーダーのライルに呼び出され、竜巻について聞くと理解していた。

ムーアが資金洗浄で預けている金を盗む計画を聞いて、相手が危険人物と知って怖気づく。
竜巻に乗じて盗むとライルから説明を受けると、やるべきだとすぐに理解して仕事をこなす。
ムーアを捕まえて金の在り処を吐かせようとして失敗し、アナのせいで逃げられてしまう。
最後はトミーと車で追跡するもタイヤを撃たれ、一人置いていかれ炎の竜巻で焼死していた。

トミー(演:マシュー・マルセリス)

代表作に『Camerawoman』、『Beneath the Surface』などがあります。

強盗団のメンバー。頭が悪く暴走するクセがある。リーダーのライルに呼び出されるが、竜巻について何も知らず。

ライルからムーアの家にある金を盗む事を聞かされると、当初は意味が理解できずにいた。
実際にムーアの家まで来ると楽しむようにして、警備員たちを殺してライルを怒らせていた。
勝手に動き回ってアナがムーアを逃げ出しても気づかず、ネイトを置いてボスと追跡する。
最後はムーアを探すうちに弾切れとなり、バットで殴られて気絶して炎の竜巻で焼かれた。

ライル(演:ジェイミー・ロバートソン)

代表作に『T.I.M:This Is Me』、『Blood in the Water』などがあります。

強盗団のリーダー格。竜巻の発生と巨大化を知ると、会計士であるムーアが預かっている大金の強奪を計画する。

手下であるトミーとネイトを呼び出して強奪計画について話し、疑われないと自信を持つ。
実際に邸宅へやって来ると容赦なく警備員たちを殺害して、ムーアをあっさりと捕まえた。
アナが登場したせいで簡単にムーアに逃げられ、トミーを見つけて一緒に車で追いかけた。
最後はアナを追い詰めるもなぜか外に出て、逃げられず炎の竜巻によって焼かれて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作はパニック映画として大ヒットした『ツイスター』とはまったく関係ないです。
この作品はリース・ブレイク=ウォーターフィールドとスコット・ジェフリーが共同で監督を務めています。
超低予算の災害映画となりますが、これがアサイラム製作じゃないので大丈夫だろうと思っていたのが間違いでした。
監督も二人いるからそこまで変な風にはならないだろうと思っていたが、世の中はそんなに甘くないと分かりました。
予算が足りなくて炎の竜巻のCGがショボいのは仕方ないにしても、脚本についてはいくらでも工夫ができます。
超低予算の作品であっても優れた脚本であれば、単純に面白い作品が作られる事はすでに証明されている事実です。
しかし、超低予算の作品を作る人間はほとんど三流以下のレベルで、学生の自主制作映画と言われても仕方ないクォリティーが多いです。
本作は中盤までは多少の「?」という場面があったけど、それは仕方ない部分として納得できるところがありました。
中盤以降になって強盗団が動き出したシーンから、「いやいや」とツッコミを入れてくなるぐらいおかしな箇所が出てきます。
警備員は二人しかいないと言いながら5人ぐらいいて、全員がお年寄りであっさりと殺されてしまっています。
会計士が捕まっている中で助け出されると、強盗団が逃げるところしか見ていないのに銃を持ち出していると口にする。
ご都合主義は仕方ないにしても、行動する前にセリフで説明する場面が何回も出てきて、もう笑うしかなかったです。
銃を使った事がない人間が追跡する車のタイヤを真っ暗な中で命中するが、そのシーンじゃなく結果しか映さないのはギャグレベルでした。
さすがのアサイラムも整合性を取っているので、本作のような明らかにおかしいシーンを当たり前のようにやっているところにお笑いの要素がありました。
映画として面白いところは一切ありませんが、監督が二人いるのに妙なシーンを平然とやっているギャグのセンスは良かったと思います。

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