作品データ
公開年月 | 2010/10/15 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | ブライアン・ポーリン |
脚本 | ブライアン・ポーリン |
製作 | ブライアン・ポーリン、ステイシー・ポーリン、ほか |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
世界はゾンビに支配され、生き残った人々はビルやマンションなど大きな建物に隠れていたが、そのせいで争いが絶えなかった。
仲間を殺され倉庫を出ていったロブとジョナサンの兄弟は、考え方の相違から別々の道を行きていき、ゾンビの肉を食べて飢えをしのいでいた。
ロブはさまよっていると青年のゲイリーと出会い、過去に倉庫で起きた惨劇を話す為に倉庫へ戻ったが、そこには進化したゾンビ怪物が彼らを待ち構えていたのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は『ボーンシックス/最怖ゾンビ軍団襲来』で知られるブライアン・ポーリンが監督、脚本、共同製作、出演を務めています。
この作品はいわゆる超低予算のゾンビ映画で、ブライアン・ポーリンが上記の他に撮影と編集までこなしています。
まさに超低予算を地で行くような作品となっていて、ストーリーはほぼ放置でグロテスクな描写をやりたいだけでした。
そもそも、ちゃんとした映画を撮れるような素養がないので、完全なる自己満足だけで作品を作っています。
その証拠に演出としてカメラのフレームレートをワザと落とし、激しい手ブレによる撮影で何が起きているのか分かりません。
もう観ている人間の気持ちを一切考えず、ただ自分がやりたい事をやっているだけで、好きな人以外は受け入れないような感じでした。
確かにグロテスクな描写に相当の力が入っていて、一定の評価ができるが、映画としての体裁が出来ていないです。
最初から自分たち向けにしか作っていないので、そこら辺を批判するのはお門違いなのは当然だろうと思います。
登場人物も現在進行形だと三人しかおらず、あとは回想でたくさん出てくるけど、それはグロテスクな描写を見せる為だけに出ていました。
なんちゃってなストーリーなので、最初に登場したスキンヘッドが主人公と思ったら違うし、次の兄が登場するも違うし、最後の青年も微妙な感じでした。
ちゃんとストーリーや設定を練っていないと本作のように視点がバラバラになって、何がしたいのか分からなくなる見本でした。
ただ、本作はあくまで作り上げたグロテスクなギミックを見せる為だけなので、そのような細かい指摘は無意味だろうと思います。
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