作品データ
公開年月 | 2015/09/10 |
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ジャンル | サスペンス |
原作 | 実際に起きた事件 |
監督 | クォン・ヒョンジン |
脚本 | クォン・ヒョンジン、パク・スボン |
製作 | ミ・チェソン |
製作国 | 韓国 |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
ソウルに住むジュンシクとソヨンの夫婦は、2年前の流産から関係が悪化し、夫はショックで勃起不全に陥っていた。
そこで妻のソヨンはどんな勃起不全でも治せるというサンマル食堂の記事を見つけ、ジュンシクを連れていく。
サンマル食堂に到着すると、横柄な態度を取る店主のソンチョルと、しゃべらないが魅力的で瓶な妻のミンヒが出迎えるのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は実際に韓国で起きた事件をベースにして作られています。
この作品は『私のちいさなピアニスト』で知られるクォン・ヒョンジが監督と共同脚本を務めています。
今や世界的に活躍しているマ・ドンソクが下積み時代に出演していた作品を鑑賞するべく、片っ端から探した一本となります。
現在では善人の主人公を演じる事が多いマ・ドンソクですが、下積み時代は強面のせいでサイコパスの役が多いような気がします。
マ・ドンソクを知ったのは『新感染/ファイナル・エクスプレス』となるが、そこから主演を多くやるようになりました。
とにかく、本作では強面な顔で最初から主人公たちを威圧していくが、実はフレンドリーですぐ仲良くなろうとしていきます。
しかし、そこには罠があって、夫は妹にあてがい、残った妻を自分がレイプするという特殊な性癖を持っている感じになります。
物語としては流産した若い夫婦の苦悩を描いているが、それもそこそこにして、離島に行くと不気味な雰囲気の食堂がメインとなっていきます。
やはり、誰よりも存在感を持つマ・ドンソクが圧倒的な顔面力で正体を現していくが、そこら辺の描写は低予算ゆえに雑な印象を持ちました。
韓国映画は力が入っている作品だと細かい部分までしっかりと作るが、本作のような低予算だと雑になるのは万国共通な感じです。
ちょっと生々しい描写があって人を選んでしまうが、マ・ドンソクの狂気に満ちた表情がたくさん見られるだけでも充分な感じでした。
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