【ツイン・ミュータント】RE-3608

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洋画

作品データ

公開年月 2020/03/10
ジャンル SF/アクション
原作 なし
監督 マシュー・ニネーバー
脚本 マシュー・ニネーバー、ジェニファー・ロイド、ほか
製作 マシュー・ニネーバー、ジェニファー・ロイド、ほか
製作国 カナダ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

交通事故がきっかけで幼かった双子の妹エマは、自分でも制御できないような能力に目覚めてしまう。
事故で死亡する直前に父親から妹を守るように言われた双子の兄ジョシュアは、治療する為にファイトクラブで費用を稼いでいた。
あらゆる治療法が通じないと知り、友人の医者から能力者の専門家と自称する男に妹の治療を任せようとするのだった。

登場人物&出演者

ジョシュア(演:ジェレミー・ニネーバー)

代表作に『ターゲットID』、『Forest Fairies』などがあります。

主人公。双子の妹をずっと匿っている。特別な能力を持つ妹を守るように父親に言われて犠牲を払ってきた。

普段はファイトクラブで金を稼いでいて、妹を隔離した場所に置いてダグに治療を頼んでいた。
現実とも幻覚とも分からないような悪夢を何度も見て、出会ったアマンダと肉体関係を楽しむ。
マルコムのせいでエマに不信感を持たれ、部屋を出ていかれ追うも、現実と幻覚を行き来する。
最後は警察官に撃たれても弾丸は皮膚で止まり、エマと遠くに出るとして、幻覚の自分を燃やす。

エマ(演:メリッサ・ボージャー)

代表作に『Death Valley』などがあります。

ヒロイン。双子の兄であるジョシュアにずっと守られている。小さい頃から特別な能力を持っている。

感情が高ぶった時に抑制できず、周囲の人間に自分の気持ちを同調させて自殺未遂をさせている。
ダグの治療が効かなくなっている事を感じて、専門家を自称するマルコムに考え方を変えられる。
自由な兄に対して憎しみを抱き、ダグを絞め殺す寸前になって、アマンダの出現で部屋を出た。
最後は追いかけてきた兄を幻覚に閉じ込め、マルコムに自殺を促し、そのまま消息を絶った。

ダグ(演:イーサン・ミッチェル)

代表作に『Extraction Day』、『Death Valley』などがあります。

医者。ジョシュアとは旧知の仲。特別な能力を持つエマを匿っていて、治療の為に様々な薬を試していた。

根本的にエマを治療できないとジョシュアに話して、同僚たちの口止めが難しくなったと話す。
専門家を自称するマルコムを紹介して、エマと一対一で治療を施す彼をそのまま放置していた。
マルコムの影響と勝手に入ってきたアマンダで負の感情が爆発したエマの力で死にかける。
最後は妹を追いかけるたジョシュアに戻ってくるなと話し、アマンダを引き止めるも無視された。

アマンダ(演:ジェハン・ハシム)

本作が長編映画デビュー作となります。

コインランドリーでジョシュアと出会った女性。小銭を貸して欲しいとジョシュアに頼むも拒否された。

その後、別の男たちに絡まれてしまい、鬱憤が溜まっていたジョシュアに助けられて肉体関係に。
ジョシュアが住むトレーラーハウスでイチャイチャし、外に出る彼を追って不審な家を見つける。
気になってジョシュアの妹がいる精神病院に行くも存在しないと言われ、監禁される部屋に来る。
最後は逃げ出したエマを見つけると、乱入したマルコムや警察を見て、いつの間にか消えていた。

マルコム(演:アーロン・トムリン)

代表作に『Last Run』、『Extraction Day』などがあります。

特別な能力を持つ人間を知る専門家。ダグの知り合いで、エマの話しを聞いて強烈な興味を持っている。

医者のせいで妹の症状が悪化したジョシュアから信用されないが、社会不適合者が大好きと主張。
一週間の期限付きでエマの考え方を変えようとして、兄に敵対するような洗脳を始めてしまう。
エマを殴ったせいでジョシュアに追い出されるが、ファイトクラブに姿を現して能力者だと判明。
最後はキレたエマに拳銃自殺をさせられるが、自分の脳力を使って必死に弾丸を寸前で止めた。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作はみんな大好きアルバトロスフィルムが配給しています。
この作品は『ターゲットID』や『サイコ・ゴアマン』で知られるマシュー・ニネーバーが監督を務めています。
アルバトロスが配給している時点で面白くないのは当然だが、残念ながら思っていた以上に退屈な内容となりました。
まず、毎度の事になりますが、ジャケットのようなシーンは一切なく、超能力の描写は全部合わせても1分程度しかありません。
低予算なのでほとんどが人間ドラマを重点に置いていますが、これがまたとっても退屈で何度も意識がなくなってもおかしくないです。
本作では兄が基本的に物語を動かしていきますが、途中で夢の中に入って、現実とも付かないような状況になります。
この謎についてラストに解明されると思ったら、余計にワケが分からないような状態になって、どっち付かずのモヤモヤで終わってしまいます。
真面目にこの作品と向かい合って考察をすれば答えが導けるだろうが、残念ながらそこまで労力を使いたいとは思えないつまらない内容です。
更に妹の能力を治療しようとした男も実は超能力を持っているオチについても、予想がついたとしても、目的が語られないから意味がない。
多分、監督は自分の中で世界観を描いているだろうが、どう考えても初めて目の当たりにする鑑賞する者の事は一切考慮していません。
これがとても面白い作品であるならば、考察する価値があると思いますが、どうでもいいような展開だから不明なままでも構わないような結論になってしまう。
低予算をごまかす為に使った手法なのか、ナチュラルで頭が悪いのか、芸術家だと勘違いしているのか、どちらにしても本作は鑑賞する価値はないです。

コメント

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