【バイオ感染】RE-3828

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アクション

作品データ

公開年月 2008/04/16
ジャンル アクション
原作 なし
監督 イオン・イオネスク
脚本 ケヴィン・ムーア
製作 ジョージ・シャミエ
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

未来の地球ではHIV、狂牛病、SARSや鳥インフルエンザなど、ありとあらゆる疫病が猛威を振る舞い、科学者らはワクチンを開発するも失敗してしまう。
その結果、感染すると正気を失って殺人鬼と化す「スキャブ・ウイルス」を生み出してしまい、何千人の人間が凶暴なゾンビと化していた。
地下の施設で生き延びるケリー軍曹率いるわずかな戦士たちは、人類の危機を救えるエネルギーを持った結晶を手に入れるべく孤軍奮闘するのだった。

登場人物&出演者

ケリー軍曹(演:ショーン・クリスチャン)

代表作に『トレマーズ3』、『インスタキラー』などがあります。

主人公。精鋭部隊を率いるリーダー。過去に凶暴な犬に噛まれて感染し、自らの血で抗体を作って抑制している。

レイノルド博士がクリスタルの重要さを話すと、感染者たちから奪う作戦に精鋭部隊を出動。
次々と隊員たちが殺されていくが、同行している妻のヘレンと夫婦問題を話し合っていた。
レイノルド博士が感染者のリーダーになると、アジトに乗り込むも妻が人質に取られていた。
最後は銃弾を受けてもレイノルド博士を倒して、クリスタルを奪って妻と仲直りして帰還。

ヘレン(演:アリソン・キング)

代表作に『沈黙の追撃』、『アクセル』などがあります。

ヒロイン。通信兵。ケリー軍曹の妻。夫が感染してから距離を取られ、その説明がなく機嫌が悪くなっている。

ハドソン・バンカーから逃げてきたレイノルド博士を発見し、ケリー軍曹たちに指示をした。
クリスタルを奪う作戦に同行していくが、その間で夫との夫婦問題について話しをする。
隊員たちが次々と感染者に殺される中、あくまで夫との問題について話し合いをしていた。
最後は人質になって棒立ちするが、夫がレイノルド博士を倒して夫婦の問題が片付いて帰る。

チャーリー(演:アンドリュー・プレヴィン)

代表作に『アウト・オブ・タイム』、『300〈スリーハンドレッド〉』などがあります。

ケリー軍曹が率いる精鋭部隊の男性隊員。射撃の腕に自信があって、レイノルド博士の救出では援護射撃していた。

クリスタルを奪う作戦では装甲車の中で軽口を叩き、自分の名前に劣等感があると話した。
徒歩になると先頭を歩いて異変に気付くと、合図してみんなに警戒させる役割を担った。
油断して感染した犬に足を負傷して歩けない状態になるが、大群から逃げる余裕があった。
最後は感染者のアジトで大暴れして、レイノルド博士を倒すと、負傷を忘れて普通に歩いた。

カダウスキー(演:マリウス・キヴ)

代表作に『The Elite』、『America,venim』などがあります。

ケリー軍曹が率いる精鋭部隊の隊員。たっぷりとお腹に脂肪がついていて、感染者相手に劣勢になる事が多い。

精鋭部隊の中でも体格が良く目立つような存在だが、ほとんど発言をしない為に影が薄い。
クリスタルを奪う作戦に参加していき、感染者がいる場所でコーチーとランニングしていた。
隊員がいつの間にか殺されてケリー軍曹に意見を言うが、すぐにクリスタル探しに向かった。
最後は感染した凶暴な犬の大群をコーチーと迎撃していくが、多勢に無勢で食い殺された。

コーチー(演:オリンピア・オラリ)

代表作に『Azucena』などがあります。

ケリー軍曹が率いる精鋭部隊の女性隊員。存在感がほとんどなく、レイノルド博士の救出ではいたのか分からない。

クリスタルを奪う作戦に参加しているが、別の女性隊員と存在が被っているせいで影が薄い。
ケリー軍曹の指示でキャンプをしていると、殺された仲間を発見して誰よりも号泣していた。
次に女性隊員の一人が殺されると、特に悲しむ事がなくカダウスキーといい感じになった。
最後は感染した犬の大群を発見しケリー軍曹に知らせ、カダウスキーとともに食い殺された。

ジーン・レイノルド博士(演:ゲイリー・ハドソン)

代表作に『ナイト・エンジェル』、『フィフティ・シェイズ・フリード』などがあります。

ハドソン・バンカーの生き残り。感染者の襲撃を受けて家族を失い、自身も重傷を受けるも一人だけ逃げてきた。

ケリー軍曹たちに救出されて幹部の会議に来ると、クリスタルが感染を治療できると力説。
クリスタルを感染者たちから奪う為にケリー軍曹の精鋭部隊と同行し、探知機で探していく。
夜になってもサングラスをかけているが、実は感染していてクリスタルを欲しがっていた。
最後は感染者たちのリーダーとしてケリー軍曹と戦うが、血清を打たれてそのまま死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作は超低予算で作られたゾンビ映画らしき作品となっています。
この作品は製作や脚本家として活躍するイオン・イオネスクの監督デビュー作となります。
ゾンビ映画らしき作品であるけど、実際は『28日後…』や『ワールド・ウォーZ』の系列に入る感染系アクション映画になっています。
超低予算で作っているので、あらゆるCGのショボさが全編に出ていて、逆に見せない方がいいんじゃないかと思うぐらいクォリティーが低い。
当然のように銃もアニメーションを後で追加していて、基本的に弾が無限仕様だからアクションは雑だと言えます。
ただ、冒頭からアクションを色々と見せようとしていて、感染者はただやられる為だけに出てきている感じです。
ここら辺は王道のパターンで、主人公が率いる精鋭部隊の強さを見せていき、同時に隊員たちのアクションも見せていく。
主人公は感染しているけど抗体を打つ事で抑制しているが、普通なら危険視されてもいいのにまったくそんな気配はない。
しかも、感染している設定をほとんど活かす場面がなく、その意味はまったくないから雑としか言えないだろう。
感染者たちも目的が不明なのに、急に知能をつけるなど設定がブレブレで、本当に何がしたいのか分からなくなる。
主人公たちが求めるクリスタルも便利な道具だけで、そこまでの重要性も伝わらず、どうでもいい夫婦の問題のエピソードはいらないと感じた。
精鋭部隊の隊員たちも尺稼ぎの為にしかおらず、退場する前の前フリが分かりやすくてコントのようにしか見えなかった。
キャラクター性も上っ面だけだから、別に誰が隊員でも人間ドラマも意味がないから、ただの尺稼ぎと言われても仕方がない。
ラストで主人公が悪役に撃たれるシーンも、あの『マトリックス』をマネしようとしたが、金が足りないから静止画にパクったCGを使った時はさすがに爆笑するしかない。
予告編の動画も存在していないし、レビューもほぼないような作品だけど、ゴミ映画の中でもマシなレベルだと感じてしまいました。

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