【テリファー】VD-453

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洋画

作品データ

公開年月 2018/03/15
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ダミアン・レオーネ
脚本 ダミアン・レオーネ
製作 フイル・ファルコーネ、ダミアン・レオーネ
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

ハロウィン・パーティの帰り、タラとドーンはダイナーで酔い醒ましの為に入ると、その後からゴミ袋を担いだピエロメイクが入ってきた。
ピエロはタラに熱い視線を送った後、トイレで問題を起こして店を追い出されてしまう。
タラとドーンが店を出ると、止めておいた車のタイヤがパンクしていると知り、店の裏で店員を殺したピエロが迫っていくのだった。

登場人物&出演者

タラ(演:ジェナ・カネル)

代表作に『バイバイマン』、『フロントランナー』などがあります。

友人のドーンとハロウィン・パーティで飲んで、二人で家に帰ろうとしていた。

酔い覚ましにピザ屋へ行くが、ずっとピエロに見られ、ドーンの悪ノリを注意していた。
車のパンクはピエロのせいだと考え、トイレに行く為に倉庫の外にいたマイクに頼む。
外に出ようとしてピエロが倉庫の中にいて、目の前でドーンを真っ二つにされて怯える。
最後は反撃したが、ピエロの銃に撃たれ、弾を再装填されて顔面に何発も食らい死亡。

ドーン(演:キャサリン・コーコラン)

代表作に『チャック/ロッキーになった男』、『リターン・トゥ・悪魔の毒々ハイスクールVol.2』があります。

ハロウィン・パーティをタラと楽しんでいた。男に誘われるがしっかりと断った。

酔い覚ましにタラの提案でピザ屋に行くと、不気味なピエロとツーショット写真を撮る。
車のタイヤがパンクさせられ、姉に迎えに来てもらうタラに賛同して車内で待っていた。
自撮りしていると、ピザ屋での殺人事件をラジオで聞くと、ピエロが来て捕まった。
最後は逆さ吊りの状態で裸にされ、タラの目の前で縦に真っ二つにされて殺された。

ヴィクトリア(演:サマンサ・スカフィディ)

代表作に『Sam』、『American Fango』があります。

タラの姉。女子大生。レポートを出す為に書いていたが、タラに呼び出されていた。

タラが待つ場所に来ると、メールを送ったが、すでに殺されていると知らず倉庫内へ。
横たわっている女性がタラだと思ったが、実は変装したピエロで驚いて逃げ出した。
ピエロに捕まってケガを負うが、目を覚ましたマイクが助けるが目の前で殺された。
最後は気絶している間に顔を食べられるが、生きていて、一年のリハビリで退院した。

ホームレスの女(演:プーヤ・モーセニ)

代表作に『When Death Calls』、『Thorp』があります。

倉庫に住んでいたホームレスの女。人形を子供だと思い、エミリーと名付けて可愛がる。

倉庫内を歩くタラを見つけると、新しい隣人だと思って一緒に洗濯をしたいと話した。
ピエロの存在を知っていて、倉庫内で殺人を行なっていたが、他人事だと言い聞かせる。
殺人現場を見て逃げ出すが、エミリーをピエロに奪われ、取り返そうと愛情を示した。
最後は胸と頭の皮膚をピエロに剥がされ、ヴィクトリアに助けを求めるが絶命した。

マイク(演:マット・マカリスター)

本作が長編映画デビュー作となります。

害獣駆除会社に勤める。使われていない倉庫の駆除作業を一人で行っていた。

一服する為に外へ出ていると、トイレに行きたかったタラを仕方なく案内していた。
ホームレスの女がピエロの殺人鬼がいると言われるが、変な人だとして無視してしまう。
ピエロに金槌で頭を下げて打たれて倒れるが、追い込まれたヴィクトリアを助けた。
最後はヴィクトリアと外へ出ようとしたが、ピエロに襲われ、顔面を潰されて死亡。

殺人鬼ピエロ(演:デヴィッド・ハワード・ソーントン)

代表作に『百日紅/Miss HOKUSAI』、『The Exigency』などがあります。

白と黒の服装にピエロのメイクをしている。黒いゴミ袋に様々な刃物を入れている。

街を歩いていると、タラとドーンを見つけてずっと見ていて、ピザ屋でも見つめていた。
倉庫にいたタラを椅子に縛りつけ、捕まえていたドーンを目の前で真っ二つして殺す。
タラを銃殺し、後から来たヴィクトリアと追いかけ、反撃を受けながらも襲っていた。
最後は警察の前で頭を銃で撃って自殺するが、解剖室で復活して、検死官を襲った。

感想

[個人的な評価]

評価 :4/5。

本作は視覚効果や特殊メイクとして活躍するディミアン・レオーネの長編映画監督作の3作目となります。
代表作的な映画には『THE MUMMY VS FRANKENSTEI/マミーVSフランケンシュタイン』が知られ知恵ます。
ハロウィンの季節にピッタリの大胆なグロテスクな殺人描写は素晴らしいと感じました。
やはり、ピエロと殺人鬼の相性が非常に良く、ストーリーなど必要ありません。
とにかく、こういう作品で求めているのは強い主人公やヒロインじゃなく、どこまでも非情な殺人鬼が繰り広げる惨殺ショーです。
もちろん、殺人鬼に惨殺する理由は必要じゃなく、あくまでも一方的にやられて欲しい。
王道では脇役たちが次々と簡単に処理され、何もしていなかったファイナルガールとの対決でモタモタ油断して倒される。
もうこんな展開は何度も見てきたし、せっかく魅力的な殺人鬼を描いても、これで見事に台無しにされてしまう。
しかし、本作はそんな王道を無視して、殺人鬼ピエロが何も語らずに惨殺していくのは非常に素晴らしかったです。
切り刻んだ死体ですら、ある種の芸術的な要素を持っていると思えるほどでした。
それに動機がまったく分からず、惨殺する事だけが目的という点も良かったです。
やはり、細かい設定や余計なドラマはいらないし、集約するのはどれだけ殺人鬼に派手で楽しい惨殺をされる事だけで充分です。
ラストでは殺人鬼ピエロが自殺をするが、当然のように死んでおらず、謎の復活を遂げるところもシリーズ化を期待させられた。
痒いところに手が届く殺人鬼ピエロの惨殺シーンは、悪趣味だが、好きな人は絶対に好きな作品だと感じました。

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