【トレマーズ/ブラッドライン】RE-3415

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アクション

作品データ

公開年月 2015/10/06
ジャンル アクション/コメディ
原作 なし
監督 ドン・マイケル・ポール
脚本 ウッドロウ・トゥルースミス・M・A・デュース、ジョン・ウェルプリー
製作 オグデン・ギャヴァンスキー
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

長年の宿敵である地中のモンスターたちを今日も追い続けるハンターのバート・ガンマー。
そんなバートの元にアメリカではない、南アフリカの野生生物保護区の住民たちが襲われている情報が入ってくる。
新たな相棒トラヴィス・ウェルカーとともにアフリカへ飛んだバートは、更なる巨大で凶暴なモンスターに遭遇するのだった。

登場人物&出演者

バート・ガンマー(演:マイケル・グロス)

近年に出演作に『トレマーズ/地獄島』、『トレマーズ/コールドヘル』などがあります。

主人公。怪物ハンターとしてアメリカ全国に知られる。ネバダ州でグラボイスを追っている。

新しいカメラマンとしてトラヴィスが来て、その後にヴィックの依頼で南アフリカへ行く。
現地の人間からアフリカの怖さを語られるが、進化したグラボイスの状況に困惑する。
ヴィックに裏切られて砂漠に放置されるが、居場所を突き止めたトラヴィスに助けられる。
最後はグラボイスをみんなの協力で倒すと、トラヴィスが息子と知ってパートナーとなる。

トラヴィス・ウェルカー(演:ジェイミー・ケネディ)

代表作に『スクリーム』シリーズ、『マスク2』があります。

長年カメラマンとして活動してきた。映画でも作品を使われ、各戦場にも行っているという。

新たにバートのカメラマンだけじゃなく、ブランドとしてビジネス的にやると宣言した。
バートと南アフリカまでやって来るが、情報集めでナンディと遊んで怒られてしまう。
認めてもらう為にバートの代わりにグラボイスの洞窟で卵を見つけ、勇気は認められた。
最後はグラボイスを引きつける役を担い、バートに息子と認められてパートナーを組んだ。

ナンディ・モンタブ博士(演:パール・ツシ)

代表作に『ファイヤー・ウィズ・ファイヤー/炎の誓い』、『スコーピオン・キング5』などがあります。

動物保護区で獣医をするシングルマザー。グラボイスを倒しに来たバートたちを出迎えた。

グラボイスの脅威を理解しておらず、のん気にトラヴィスを誘って歓迎の踊りをしていた。
安全と思われた場所にアスブラスターが襲撃し、出かけるバートにマシンガンを手渡した。
娘がアスブラスターに狙われると、弓矢を取り出してバルティとともになんとか撃退した。
最後は卵を欲しがるグラボイスに電流を流す案を出し、バートたちが見事に殲滅させた。

バルティ(演:レア・ランガカ)

代表作に『More Than Just a Game』、『The Chemo Club』などがあります。

動物保護区で飼育係をしている。軽いノリのトラヴィスに対して不信感を抱いている。

実は以前からナンディに気があるけど、まだ行動に移せずにチャンスを狙っている。
安全と思われた場所にアスブラスターがやって来ると、ナンディの娘を助けて逃げ回る。
ナンディと協力してアスブラスターを撃退すると、安全だと考えた村へ向かっていった。
最後はグラボイスの触手に狙われるナンディの娘を助け、勇気を認められて一歩近づく。

ドレイヤー(演:ブランドン・オーレ)

代表作に『エリジウム』、『シックスヘッド・ジョーズ』などがあります。

サファリのガイド。相棒のバッソンとチーターを探していると、アスブラスターに遭遇した。

アメリカからやって来たバートたちを完全に舐めていて、アフリカの厳しさを口にする。
自慢の麻酔銃をバートに見せつけていたが、アスブラスターに効果がないと言われてしまう。
仲間が連れ去られ追っていくが、バートの物怖じしない果敢な姿に対して驚いていた。
最後は逃げ出そうとして、バートが撃ち落としたアスブラスターの下敷きになって死亡した。

デン・ブレイヴァーズ(演:イアン・ロバーツ)

代表作に『永遠のアフリカ』、『ツォツィ』などがあります。

南アフリカでヘリを操縦するベテランのパイロット。アフリカの土地は危険だと忠告した。

バートが怪物ハンターで変わり者だと認め、困った時にいつでも呼んでもいいと話した。
グラボイスの巣を見つけたバートから連絡を受け、ロケット砲を装備して現地へ向かった。
現地でバートたちを見つけるが、グラボイスに襲撃されて抵抗するも食われてしまう。
最後はグラボイスに吐き出され、バートたちと再会して彼らをナンディがいる村まで送った。

エリック・ファン・ヴィック(演:ダニエル・ジャンクス)

代表作に『ガンジー、我が父』、『ノース・ウォリアーズ/魔境の戦い』などがあります。

南アフリカの野生動物省の職員。所在が掴めなかったバートを見つけて南アフリカまで誘う。

バートに任せられたトラヴィスから条件を出させると、それを受けて南アフリカへ向かった。
アメリカから持ち込んだバートの武器が使えず、代わりに用意した武器がダメと言われた、
実は野生動物省の職員ではなく、密猟者でグラボイスの卵を入手しバートを置き去りにした。
最後はアスブラスターにケガを負わされ、逃げていたところでグラボイスに食われて死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は『トレマーズ』シリーズの第5作目となります。
サブタイトルの「ブラッドライン」の意味は「血統」となるが、これは二つの事を表しているもの感じました。
まず、一つはシリーズの裏主人公でもあるグラボイスを始めとしたモンスターたちだろう。
元々は北アメリカ大陸にしか存在しなかったが、今回は南アフリカというまったく違う場所に出現している点です。
これは従来のグラボイスと違った「血統」を表現していて、あのバートですら知らない進化を見せつけてくれます。
グラボイスはもちろん、アスブラスターか比較的登場して、更に進化して触手が本体から離れて襲ってくる違いがありました。
以前と同じような対策では通じなくなり、バートですら後手に回る展開は悪くない。
さすがにシリーズの5作目となると、マンネリ化は避けられないが、ここでもう一つの要素が出てくるのです。
それがずっと孤独に戦ってきたバートに息子がいて、パートナーとして名乗りあげる点です。
やはり、バートを演じてきたマイケル・グロスも年齢的に体が動かなくなるので、新たな要素に若い息子を登場させていました。
ある意味、本作はバディ映画とも言える感じで、最初は認めてもらえず、一緒に戦っているうちに認められる王道のパターンでした。
ここら辺はしっかりとセオリーを踏んでいて、意外にも盛り上げるところをちゃんと盛り上げているので悪くないと感じました。
もう打ち止めだろうと思わせるところに、この二つの要素が上手く噛み合って予想に反して楽しむ事ができた。
やはり、シリーズを引っ張ってきたバートのイカれっぷりもいいが、それをカバーをするトラヴィスのバランスが良かったです。
あとは南アフリカという舞台もグラボイスと相性が良く、作品全体としてマンネリ化を上手く回避した良作に仕上がってます。
ただ、次の作品でバートの衰えが顕著になってしまい、シリーズで盛り上がったのは本作が最後と言えるでしょう。

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