【サブリナ/人形の悪夢】VD-515

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作品データ

公開年月 2018/07/12
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ロッキー・ソラヤ
脚本 リヘアム・ジュニアンティ、ファジャル・ウンバラ
製作 ロッキー・ソラヤ、ラム・ソラヤ
製作国 インドネシア
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

兄夫婦が亡くなって人形工場の社長に就任したエイデンと妻のマイラは、一人になって彼らの娘のバニャを引き取った。
マイラとエイデンは励まそうとするも効果を示さない中、バニャは学校で教えてもらった降霊術で母親の魂を呼び寄せてしまう。
バニャは母親と再会を果たすが、それは悪魔バギアが化けた姿で、人形を媒介として復讐を誓った霊媒師のララスを狙おうとするのだった。

登場人物&出演者

マイラ(演:ルナ・マヤ)

代表作に『KILLERS/キラーズ』、『よみがえったスザンナ』などがあります。

エイデンの妻。独自のブランドを持っていて、養子となったバニャを心配している。

亡くなった母親の代わりとして愛情を注ごうとするが、バニャからあまり歓迎されたいない。
バニャが母親と会う儀式をした事で怪現象に気付き、アンディニに化けた悪魔に襲われる。
人形工場でサブリナを媒介に憑依され、助けようとしたララスが悪魔の標的でナイフで襲う。
最後はエイデンに乗り移った悪魔が消滅し、彼が自首してバニャに母親として認められた。

エイデン(演:クリスティアン・スギオノ)

代表作に『Catatan Akhir Sekolah』、『Bumi Manusia』などがあります。

マイラの夫。亡くなった父親から工場の40%を引き継ぎ、兄が亡くなってすべてを引き継いだ。

一人となった姪のバニャを引き取り、マイラとなんとか兄夫婦の代わりになろうとする。
手がけていたサブリナの人形が国内で大ヒットし、更にビジネスを広げて輸出までする。
実は父親にダメ出しを受けていて、多くを引き継いだ兄を恨んで悪魔を召喚させていた。
最後はマイラから悪魔に乗り移られ、ララスを殺そうとするも消滅し、自首して逮捕された。

バニャ(演:リシェル・ジョルジェット・スコルニキ)

代表作に『Kembang Kantil』、『Janin』などがあります。

アルカとアンディニの一人娘。両親が悪魔バギアに殺害され、エイデンとマイラの元で暮らす。

どうしても母親に会いたくて、学校で教えてもらった儀式で呼びたそうとして成功する。
母親と再会して楽しんでいたが、マイラを襲われて悪魔バギアが正体を現して恐怖する。
人形工場で悪魔バギアが出現し、やって来たマイラたちに助けを求められて警備員といた。
最後はエイデンのせいで両親が殺されたとは知らず、マイラと二人で暮らして母親と認めた。

レジナルド(演:ジェレミー・トマス)

代表作に『Diva』、『Denting Kematian』などがあります。

バガスに霊媒師の道具を作っていた男。バガスがいなくてマイラに頼んでお祓いをする。

悪魔バガスと対決して逃げられ、夫婦も殺されてしまうが、レジナルドと結婚をした。
マイラから相談を受けてバニャの母親を送り返そうとして、因縁のバギアだと判明する。
バギアの乗り移られたマイラに襲われ、次にエイデンにも襲われ、レイナルドに助けられる。
最後はレジナルドの言葉で覚悟を決めてバギアを消滅させ、新たな依頼を受けて向かった。

ララス(演:サラ・ウィジャヤント)

代表作に『ザ・ドール』シリーズ、『Ikut Aku ke Neraka』などがあります。

霊媒師。別の街に行っていた弟バガスの代わりに、レジナルドと悪魔バギアと対決した。

いつものように取り逃してしまい、助けを求めた夫婦も救えなかったがレジナルドと結婚。
マイラから相談を受けてバニャの母親をあの世に送り返そうとして、バギアの存在を知る。
肉体を得ようとした邪魔をした事でバギアに狙われ、マイラに憑依されて怪我を負っていく。
最後はレジナルドと協力しエイデンに憑依したバギアを消滅させ、次なる悪霊を立ち向かう。

アルカ(演:リスキー・ハンゴーノー)

代表作に『Ungu Violet』、『Bidadari Mencari Sayap』などがあります。

エイデンの兄。亡くなった父親から工場の60%を引き継いで会社を引っ張っていた。

父親に売れるオモチャを作り出す才能を認められていたが、驕る事なく真面目に引き継ぐ。
最後はアンディニが悪魔バギアに憑依され、近づいて喉を食い千切られて死亡した。

アンディニ(演:アスリ・ハンダヤニ)

代表作に『Mata Batin』などがあります。

アルカの妻。悪魔バギアに憑依されてしまい、アルカがレジナルドに助けを依頼された。

苦しみながら外で暴れ回っていたが、マイラたちがやって来てバギアが抵抗していた。
お守りのネックレスで首を切断され、体が消滅して結局はマイラたちの前から姿を消した。
最後はバギアが消滅して、バニャの夢の中でお別れを告げて、あの世へ帰っていった。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
この作品はロッキー・ソラヤ監督の『ザ・ドール』シリーズの三作目となります。
なぜタイトルの変えたのか意味が分からないし、邦題だけなら分かるけど、原題も同じだったので真意が分からない。
多分、Netflixがすべて出資しているからタイトルを変えたが、それでも作品の内容からしたら少し違うような印象でした。
シリーズに渡って登場している霊媒師のララスだが、こんなに頼りにならない存在がレギュラーになる意味がよく分からない。
前作は悪霊による呪いよりも、浮気による殺し合いがメインになってしまい、すべてが中途半端でガッカリしました。
ある意味、インドネシア人の独特な人形に対するセンス、超人的なタフネスは逆にオリジナリティが出ていたと思います。
ただ、一作目から本題である「人形」にそこまでの意味合いはなく、続編で更に放置プレイとなっていました。
そんな本作もまた「人形」が序盤から必然性がなく、無理やり使っているような印象しかなかったです。
相変わらずインドネシアが舞台である必然性がなく、主人公の夫が悪者で原因を作るのもシリーズのお決まりになってしまっている。
監督のロッキー・ソラヤはいいと思っているだろうが、残念ながら良くないし、パターン化するにも芸がなさ過ぎました。
ようやく新しい要素の悪魔が出てくるが、それまでマトモに追い払えないララスたちで太刀打ちできないと思ったら勝ってしまう展開も強引すぎて納得ができなかった。
もう続編は作る必要性はないし、監督のロッキー・ソラヤはあまり才能のない方だと改めて認識しました。

コメント

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