【バイオハザードⅣ/アフターライフ】MY-204

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洋画

作品データ

公開年月 2010/09/10
ジャンル ホラー/アクション
原作 カプコン 『バイオハザード』(モチーフ)
監督 ポール・W・S・アンダーソン
脚本 ポール・W・S・アンダーソン
製作 ポール・W・S・アンダーソン、ジェレミー・ボルト、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 購入Blu-ray

あらすじ

東京に降り立ったアリスの目的はゾンビが溢れかえる中、未だに活動を続けるアンブレラ社の地下施設。
すぐに潜入したアリスは中枢に迫っていき、その後、東京を立ち去った彼女はクレアたちがいるアラスカへ向かった。
クレアと再会したアリスは他の生存者がいるとされるアルカディアの手がかりを探すべく、ロサンゼルスへ向かうのだった。

登場人物&出演者

アリス・アバーナシー(演:ミラ・ジョヴォヴィッチ)

近年の出演作に『THE 4TH KIND/フォース・カインド』、『パーフェクト・ゲッタウェイ』などがあります。

主人公。アンブレラ社の北米支部地下施設で自身のクローンを解放して戦いに身を投じる。

クローンたちとともに東京の地下施設を襲うも、ウェスカーの注射により力を失う。
普通の人間となってアルカディアを目指すと、そこで記憶喪失となったクレアに再会。
他の生存者を求めてロサンゼルスの刑務所にたどり着き、ルーサーたちと合流する。
最後は再びアルカディアに行くと、倒したはずのウェスカーと対決し勝利を収めた。

クレア・レッドフィールド(演:アリ・ラーター)

近年の出演作に『オブセッション/歪んだ愛の果て』、『コンフェス』などがあります。

アンブレラ社北米支部地下施設の入り口でアリスと別れてアルカディアを目指した。

胸にクモ型のデバイスを装着され、再会したアリスを襲うも彼女の機転で外される。
デバイスを外した影響で記憶喪失となるが、以前の戦闘能力は衰えないまま。
ロサンゼルスの刑務所で兄のクリスと再会するも記憶喪失ながら連携を見せる。
最後はアルカディアでKマートと再会し、アリスとともにウェスカーを倒した。

クリス・レッドフィールド(演:ウェントワース・ミラー)

代表作に『アンダーワールド』、『ステルス』があります。

ロサンゼルス刑務所の生存者。アメリカ軍特殊部隊の兵士。殺人犯と間違われて監禁される。

当初から無実だと話していて、アリスたちがやって来た事で転機が訪れる。
更に偶然すぎる妹のクレアと再会を果たし、脱出の手立てとして装甲車に案内する。
軍人というだけあって、冷静な判断で行動し、アリスにとって頼れる人物となる。
最後はクレアとともにウェスカーに挑むも閉じ込まれるが、アリスの勝利で解放される。

ルーサー・ウェスト(演:ボリス・コジョー)

代表作に『スターシップ・トゥルーパーズ3』、『サロゲート』などがあります。

ロサンゼルス刑務所の生存者。生存者のリーダー的な存在。元NBAのスター選手。

有名人でアリスですら顔を知られていて、時計のCMの決めセリフが口癖。
アリスたちを温かく出迎え、刑務所内の事情や施設を気軽に説明していた。
刑務所がゾンビに突破された事で下水道へ続く穴から逃げ出すも、マジニ捕まる。
最後は下水道から自力で脱出するが、アルカディアに向かう飛行機を見上げた。

ベネット(演:キム・コーツ)

代表作に『ウォーターワールド』、『ホステージ』などがあります。

ロサンゼルス刑務所の生存者。元は映画プロデューサーで人一倍プライドが高い。

傲慢な態度を取っているが、基本は臆病で自分の保身しか考えていない。
刑務所から脱出ができないと知ると、エンジェルを殺し、アリスの飛行機を奪った。
自力でなんとかアルカディアに不時着して、すぐウェスカーの手下となった。
最後はアリスたちの前に立つが、ダメージを修復するウェスカーに捕食された。

エンジェル(演:セルヒオ・ペリス=メンチェータ)

代表作に『惨劇の週末』、『スパイ・バウンド』があります。

ロサンゼルス刑務所の生存者。生存者のサブリーダー的な存在。技術者で整備ができる。

アリスが飛行機で屋上に着地しようとする事を察して、いち早く行動をしていた。
脱出の為に装甲車を発見するもエンジンが外されていて一週間あれば搭載できるという。
最後はもう装甲車での脱出がムリだと判断したベネットによって射殺された。

クリスタル(演:ケイシー・バーンフィールド)

代表作に『U.M.A./レイク・プラシッド3』があります。

ロサンゼルス刑務所の生存者。ハリウッドで活躍するつもりだった女優志望の女性。

刑務所では紅一点ながら明るく振る舞い、料理担当として腕を振るっていた。
アリスたちからアルカディアから助けが来ないと判明し、ガッカリしていた。
最後は脱出に必要な武器を取りに水没した保管庫に向かうもマジニに殺される。

アルバート・ウェスカー(演:ショーン・ロバーツ)

代表作に『ランド・オブ・ザ・デッド』、『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』などがあります。

アンブレラ社の上級幹部。各支部長たちの委員会の議長。東京の地下要塞を拠点とする。

施設を襲ったアリスとクローンたちに手を焼き、結局は社員たちを置き去りにして逃亡。
しかし、予知していたアリスが飛行機に乗り込んでいたが、そこで必殺の注射をする。
これで普通の人間になったアリスをぶちのめすが、山に激突して飛行機は墜落する。
最後はT-ウイルスによる進化でほぼ不死身となるが、敗れて飛行機の爆発で死亡した。

ジル・バレンタイン(演:シエンナ・ギロリー)

近年の出演作に『アイム・ヒア』、『ザ☆ビッグバン!!』があります。

9年前にアリスとともにラクーン・シティから脱出をした元S.T.A.R.S.の隊員。

東京のアンブレラ本部が陥落し、ウェスカーも倒された事で派遣される。
ラストで胸にクモ型のデバイスを付けて、アンブレラ社の兵士を鼓舞していた。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

『バイオハザード』シリーズとして四作目となり、続編として3年ぶりとなります。
前作では物語は原作となる『バイオハザード』の世界観から逸脱し、もはや、映画オリジナルのストーリーとなっています。
本来の『バイオハザード』はあくまで人類の文明が健在で、特定の地域や場所でゾンビが発生しているというルールです。
しかし、前作により世界が荒廃してしまい、まるで『マッドマックス』の世界という思い切った舞台設定となりました。
当然のように続編である本作もそれを継承しているが、相変わらず主人公であるアリスは自身のクローンとともにアンブレラ社と戦っています。
本作の注目するべき点は冒頭で映し出される東京で、最初の感染者が人間を襲うシーン。
この東京での最初の感染者は歌手として日本で人気の中島美嘉が演じており、セリフがなくても強烈なインパクトを与えていました。
もう本作はゲームである『バイオハザード』とかけ離れた世界観となっているので、基本的にストーリーはアリスを中心としたオリジナルです。
前作でも登場したクレア、ウェスカーが再登場し、本作から原作から待ちに待ったクリス・レッドフィールドの登場となります。
クレアは完全に別人だったが、本作のクリスも別人であって、ゲームでは主人公でも、本作では単なる脇役に過ぎない。
ただ、演じているウェントワース・ミラーは『プリズン・ブレイク』で一躍有名になった俳優で、脇役にしては豪華だと言えるだろう。
更に『バイオハザード』の悪役と言えば、アルバート・ウェスカーだが、ようやく本作で本格的に登場しています。
前作のウェスカーはホログラムで演じていたのはジェイソン・オマラという俳優だが、本作では別の俳優であるショーン・ロバーツが演じています。
ハッキリ言って、どちらでもガッカリするのは仕方ないと言える微妙な感じでした。
本作は次回作を意識した作品となっているので、終盤はかなり中途半端な終わり方である。
なので、どうしても本作は繋ぎ役にしか感じられず、あとはゲームのキャラクターをサービスで登場させたという感じしかしない。
面白いところでは強すぎたアリスの超能力を含めた超人的な力を注射器1本で無効化するというご都合主義なところが笑える。
やはり、ポール・W・S・アンダーソン監督はアリスが強すぎた事に気づいて、苦肉の策として彼女の超人的な力を強引に奪ったという感じだろう。
最後の方で二作目を支えたジル・バレンタインを演じたシエンナ・ギロリーが復活した事で次回作に期待が高まります。

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