【モンスターネード】VD-1082

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洋画

作品データ

公開年月 2023/11/14
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 タイラー=ジェームズ
脚本 デレク・ミラー
製作 タイラー=ジェームズ
製作国 イギリス、アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

季節外れの巨大竜巻がバミューダ・トライアングルで発生し、都市に向かって接近していた。
元研究者のマットはこの異常事態に警鐘を鳴らすが、事態は予想以上に深刻で深海に棲んでいた先史時代のモンスターたちが巨大竜巻によって地上へ放たれた。
メガロドン、首長竜、巨大タコ、クロコダイルに未確認生物までが現れると、人類は未曾有の危機から生き残るべく対抗していくのだった。

登場人物&出演者

マット(演:デレク・ミラー)

代表作に『エイリアン・インシデント/エリア51壊滅』、『ツイスター/地上最大の怪物』などがあります。

主人公。長年に渡ってバミューダ・トライアングルを研究して科学者。過去にMITを論文の盗用で退学している。

バミューダ・トライアングルで発生した巨大竜巻が危険だと知り、国防省に話すも門前払い。
政府の友人に裏切られホテルにたどり着くと、危険な未知の生物もいるとして説明していた。
なぜかケリーと仲良くなっていき抱擁するが、彼女だけがなぜか巨大タコに捕まってしまう。
最後はパメラとホテルを脱出し、対策通りにアメリカ軍が動いて救出される事になった。

パメラ(演:ダニエル・スコット)

代表作に『メリーおばさんのひつじ』、『シン・デレラ』などがあります。

FBI捜査官。犯罪者であるクライブを捕まえるべく、インターポールのペッパーとティナと組んでいた。

ホテルで娼婦に扮してクライブを誘い出すと、ペッパーとティナを呼んで簡単に捕まえた。
外で巨大竜巻が発生してホテルが出られず、未知の生物が襲ってくると協力していく。
ティナとペッパーが目の前で死んで、ドンも助けられるパニック状態になるも戦っていく。
最後はマットとホテルを脱出し、クライブが巨大タコに殺され、アメリカ軍に助け出された。

ケリー(演:クロエ・カー)

代表作に『Unhinged』などがあります。

ホテルのコンシェルジェ長。巨大竜巻が起きると、グレイディがドアを締めた行為について肯定していた。

マットがホテルにやって来ると、実はお天気オタクでなぜか巨大竜巻のニュースを録画した。
おかげでマットは状況を把握すると、外はどのような状態か推測から危険だとして話した。
科学者とFBIがいれば大丈夫と強く思い、なぜか途中からマットが大切な人だとして接近。
最後はトンネルを逃げている間にマットと包容するが、巨大タコに捕まって殺されてしまう。

ドン(演:グレアム・ミラー)

代表作に『Brother’s Keeper』、『レゴムービー』シリーズなどがあります。

ホテルの支配人。用事があってちょっと離れていたが、巨大竜巻が近づくといつの間にか戻っていた。

グレイディが勝手にドアを閉じていた事で、文句を言うも適切な対処だと知って黙った。
マットが入ろうとしてグレイディに開かせさせるように言って、状況について説明を求めた。
逃げ回っているだけでマットは信用できないと話すが、抜け出すトンネルがあると話した。
最後はトンネルの先で巨大蛇に捕まりパメラに助けられるが、別の生物に殺されてしまう。

グレイディ(演:マイケル・S・シーゲル)

代表作に『キラークラウン』、『エイミーのすべて』などがあります。

ホテルの警備員。巨大竜巻によって未知の生物が人々を襲っていると従兄弟から聞いてドアを締めていた。

客からクレームを受けても毅然とした態度を見せるが、スタッフに言われて仕方なく開けた。
マットが入ろうとしても止めていたが、ドンに説得されて仕方なく開けると説明を受けた。
ペッパーが人質になって一緒に付いていくと、彼女の反撃でクライブが倒されて捕縛した。
最後は戦争でイカれた人物であり、拷問しようと企むも背後から巨大タコに襲われて死亡。

ペッパー(演:メイ・ケリー)

代表作に『エイリアン:バース』、『メリーおばさんのひつじ』などがあります。

インターポールの捜査官。相棒のティナとともにパメラが追っているクライブを捕まえる為に協力する。

ホテルにて娼婦に扮してティナと食事をしていると、パメラがやって来て手筈通りに動いた。
クライブがパメラと楽しくやっていると、呼ばれてあっさりと捕まえるも巨大竜巻で足止め。
なぜかホテルのスタッフを脅して心臓発作で殺し、クライブに銃を取られて人質にされる。
最後はクライブを倒して短波無線の暗号を手にするが、みんなと合流するもワニ食われた。

ティナ(演:ライラ・ラッソウ)

代表作に『キラー・クロコダイル』、『メリーおばさんのひつじ』などがあります。

インターポールの捜査官。相棒のペッパーとともにクライブを捕まえるべく、パメラと協力していた。

ホテルにて娼婦に扮していると、本当に食事をしていてパメラがやって来て手筈通りに動く。
パメラとクライブが部屋にいて呼ばれると、簡単に捕まえるも巨大竜巻のせいで足止めに。
なぜか銃でスタッフたちを脅していたが、ペッパーが油断して人質になると何も出来ず。
最後はホテルに侵入した未知の生物を銃撃するも弾が尽きて、そのまま食い殺されてしまう。

クライブ(演:ジェース・リバース)

代表作に『プー/あくまのくまさん』、『子鹿のゾンビ』などがあります。

あらゆる犯罪に手を染めている。裏社会で人脈を持っているおかげで、捕まらずに済んでいるという。

人身売買などもしていて、特に子供を扱っている事からパメラたちから嫌悪感を持たられる。
パメラを娼婦と思って接するも捕まってしまうが、隙をついてペッパーを人質にして逃げる。
ペッパーの反撃で倒され、グレイディに拷問を受ける直前に巨大タコのおかげで助かった。
最後は脱出したパメラたちを追い詰めるが、背後から巨大タコに捕まって殺されてしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はいわゆる超低予算で作られたモンスター映画となります。
この作品は『キラー・クロコダイル』や『スカイ・モンスター/上空からの襲来』で知られるタイラー=ジェームズが監督と製作を務めています。
超低予算のモンスター映画というのは酷い出来であるが、久しぶりとも言える感覚を思い出させてくれた。
低クォリティのCGによるモンスターたちの造形がなかなかの酷い出来であり、さすがに笑うにも笑えないレベルでした。
次に問題となってくるのは脚本であり、こういう作品というのは基本的にご都合主義の展開がほとんどとなっている。
物語を進めるには主人公と敵がいるけど、他の登場人物については都合に合わせて設定を当てはめるだけ。
例えば、本作では都合良く天気オタクと名乗り出て、次に科学オタクでもあるという便利な登場人物が出てくる。
次にその登場人物は主人公といい感じになって、彼がずっと抱いていた劣等感を解消させる認める発言をしてトラウマの克服をさせる。
これによって役目が終わると、さっさと怪物によって捕まって強制退場させられるパターンとなっている。
これは他の登場人物にも言える事であり、最初から生き残る主人公とそれに近い属性のキャラクターは残してあとはさっさと退場させている。
全体的に雑すぎる作りであって、予算もほとんどないから基本的に会話劇を展開するも内容もあってないようなモノである。
長編映画に必要な時間を確保する為に登場人物を増やして、役目を終えたら退場させる作品はどう考えても面白い事にはならない。
多分、本作はヒットした『シャークネード』を真似ようとしたが、残念ながら遊び心がない真面目な駄作となっていました。
好事家にしか観られないようなクソ映画であるけど、そういう人たちがいるからこそ、こういう作品は作られる一例となりました。

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