作品データ
公開年月 | 2021/09/01 |
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ジャンル | SF/アクション |
原作 | なし |
監督 | ブレット・ベントマン |
脚本 | ブレット・ベントマン |
製作 | ティファニー・マクドナルド |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
地球へ隕石群が落下し、大洪水と巨大地震が発生する中で多くの人間が犠牲となるが、金持ちたちは方舟で島へ逃亡した。
10年後、生き残ったリアムは病死した妻と暮らした牧場に住んでいたが、そこへ何者から逃げてきたハンナを見かけて助けてします。
人を食べる金持ちたちの為に若い女性を求める傭兵たちに狙われ、リアムとハンナは安全な場所を求めて逃亡していくのだった。
登場人物&出演者

代表作に『最前線』、『殺人捜査線』などがあります。
主人公。隕石による災害で生き残った老齢の男性。妻が隕石前に病死して牧場の自宅で平穏に暮らしていた。
ハンナが自宅に侵入して匿うつもりはなかったが、妻の声を聞いて彼女を助ける事になった。
トレイシーに移動許可書を求めるが、ゼファーたちに居場所がバレてハンナと逃げていく。
自宅に戻ってハンナを戦力にする為に銃の撃ち方を教え、二人でゼファーを追い込んだ。
最後は油断してゼファーのナイフを喉に食らい、妻に迎えられてようやく同じ場所へ逝った。

代表作に『ピース・ピープル』、『あの日の指輪を待つきみへ』などがあります。
ヒロイン。7歳の時に隕石で両親を亡くし、東部収容所で兄を探そうとするも人を食べる金持ちたちに狙われる。
脇腹にケガを負った状態でリアムの自宅に入ると、当初は拒否されるも結局は助けられた。
移動許可書をもらう為にトレイシーの元に行ったが、ゼファーたちに見つかって逃げ出した。
リアムの自宅に戻って銃の撃ち方を教えてもらい、ゼファーの部下を一発で倒していた。
最後はリアムがゼファーに殺され、一人となると約束の地を知る男に声をかけられ信用した。

代表作に『This Guy’s in Love with You』、『Ghost Note』などがあります。
隕石が落下する前は病院の医者をしていた。現在は移動許可書を偽造して多くの人間を助けていた。
ハンナに移動許可書を与えたいリアムがやって来るが、危険すぎるとして最初は断った。
リアムの強い懇願に根負けして手配すると約束し、一日待つように別の部屋で待機させた。
最後はゼファーたちが来て脅迫を受けるが、リアムたちの居場所を言わず射殺されてしまう。

代表作に『イエロー・ローズ/希望の歌』、『ヘリテージ』などがあります。
金持ちに雇われている傭兵のリーダー。喉にドクロのタトゥーをして、二人の部下とハンナを追っていた。
リアムの自宅を訪ねてくると、ハンナを知らないと言われるもすぐにウソだと見抜いていた。
再びリアムの自宅に行くともぬけの殻で、ヘリからの情報でトレイシーの前に来て脅迫した。
部下の一人を殺害され激昂するが、逃げたリアムたちを追う為に一時的に撤退し機会を窺う。
最後はハンナにもう一人の部下を殺され、油断したリアムを殺害するも頭を撃たれ死亡した。
感想
[個人的な評価]
本作は低予算の地雷映画を多く世に送り出すアメイジングD.C.から販売されています。
この作品は『アポカリプス・ロード/戦闘女子』や『ヘリテージ』で知られるブレット・ベントマンが監督と脚本を務めています。
まず、これほどの見事なタイトル詐欺は久しぶりで、肝心の隕石が落ちるシーンはすべてダイジェストになっていました。
物語は隕石が地球へ落下してから10年後であって、実際に起きて主人公たちが逃げ回るような展開ではなかったです。
冒頭で隕石による影響をずっとダイジェストで流して、メインとなる老齢の主人公が無言で家をパトロールするだけでかなりの時間を使っていました。
そこにヒロインとなる逃亡する若い娘が来て、その後から傭兵三人組が来てようやく物語が動いています。
ただ、隕石はあくまで終わったモノとなっていて、主人公とヒロインの会話で当時の出来事が分かっていく感じになります。
そこから隕石が終わった後の世界について説明されるが、逃げた金持ちたちが人間の肉を食べているという事が判明します。
とは言っても、話しだけで実際にその描写がなく、超低予算映画の悲しい部分を垣間見える事ができます。
登場人物はストーリーに関係があるのは主人公、ヒロイン、傭兵のリーダー、あとは医者という分かりやすい感じでした。
つまり、超低予算が得意なスケールだけは大きな設定だが、実際に映像となっているのは庭先程度のスケールとなっています。
タイトル詐欺は仕方ないにしても、内容があまりにもかけ離れているから、それを期待した人間ならば騙された思いになるだろう。
そもそも、本作は勝手に「ディープ・インパクト」をシリーズ化しているだけで、残念ながら全部関係ないという事実があります。
とにかく、ここまでタイトル詐欺が過ぎてしまうと、逆に開き直って堂々としているところに凄さを感じました。
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