【Ms.ベビーシッター】RE-3680

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洋画

作品データ

公開年月 2021/06/22
ジャンル サスペンス
原作 なし
監督 コール・グラス
脚本 コール・グラス、ケヴィン・タヴォラロ、ほか
製作 ダリン・セルワ、ゲイリー・アウエルバッハ
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

両親と友人たちがパーティから帰ってきた夜、ベビーシッターのジョシーはソフィアとかくれんぼをしていた。
その時、狂信的なカルト集団が侵入して友人を射殺し、ソフィアと両親を捕らえると、家のどこかに隠されている“箱”を探していた。
絶体絶命の中、難を逃れたベビーシッターのジョシーは、彼らを救う為にたった一人で武装集団相手に反撃を開始するのだった。

登場人物&出演者

ジョシー・ジェーン(演:ライリー・スコット)

代表作に『Head Count』、『ザ・パージ/魔法少女狩り』などがあります。

主人公。ベビーシッター。マスタードシードによるガールスカウトで様々な知識と技術を習得し、指導員としても活動する。

クリスマスの日にカステロ家で子守をするが、リックたちが帰宅して仕事の終わりだと知る。
ソフィアと最後の隠れんぼ中にカルト崇拝者が侵入し、存在を知られず助けを呼ぼうとした。
存在がバレて片耳の男の挑発で覚醒して倒し、更に油断したボーイも撹乱し同士討ちさせた。
最後は片目の女を倒してソフィアを救出し、10ヶ月にカルト崇拝者を別の場所で迎え撃つ。

ソフィア・カステロ(演:スカーレット・ヘイゼン)

代表作に『Love, Kennedy』、『スパイ・ファミリー』などがあります。

有名な音楽プロデューサーの父親と母親の間に生まれた一人娘。クリスマスの日にジョシーと隠れんぼしていた。

母親が入っちゃいけない屋根裏に隠れていると、ジョシーに見つかって注意されてしまう。
両親たちが予定よりも早くパーティから帰ってくると、楽しい時間の終わりに不満を持った。
カルト崇拝者が家に侵入して母親が気絶させられ、ずっと目を瞑ると片目の女に脅された。
最後は片目の女に人質に取られ、ジョシーに助けられるが、すでに悪魔に魅入られていた。

ジェン・カステロ(演:クリステン・マリー・ハリンジャー)

代表作に『世界最速のインディアン』、『MYTHICA/ミシカ ファイナル・ウォーズ』などがあります。

リックの妻でソフィアの母親。音楽関係のパーティに出かける為、ジョシーに娘の子守を頼んでいた。

パーティが予想以上につまらなく、お抱えのミュージシャンが閃いて予定より早く帰宅した。
ジョシーの小学生時代の友人でデザイナーも連れてきて、すぐにみんなへワインを用意した。
カルト崇拝者たちが家に侵入し捕まり、ボーイの手を噛んで頭をテーブルに叩きつけられた。
最後はずっと気絶した状態で縛られており、脳出血を起こして死ぬのが時間の問題となった。

リック・カステロ(演:ロバート・スコット・スミス)

代表作に『Jewtah』、『Aesop』などがあります。

有名な音楽プロデューサー。音楽関係のパーティに出かけて、お抱えのミュージシャンたちと楽しんでいた。

ミュージシャンが閃いた事からパーティを予定よりも早く帰宅し、ジョシーに挨拶していた。
家にカルト崇拝者が侵入して顔面を殴られ、そのまま椅子に縛られて何も言えずにいた。
一人だけ連れ出されると、片目の女と片耳の男から尋問を受け、ボーイに指を折られていた。
最後は隠れていたジョシーに携帯電話の場所を伝え、そのまま失神した状態になっていた。

片耳の男(演:ニック・フィッツジェラルド)

本作が長編映画デビュー作となります。

カルト崇拝者三人組の一人。悪魔を召喚するべく、左耳を削いでマークを書いたガーゼをしていた。

小さい頃から人間に苦痛を与えて殺す訓練を受けており、リックの顔面に打撃を与えていた。
ずっと気が立っている状態で悪魔の召喚を確実に実現したくて、邪魔者を容赦なく殺害する。
ジョシーがいると知って探していると、彼女が人を傷つけないタイプの人間と見抜いていた。
最後はジョシーを挑発したせいで覚醒させてしまい、2階から突き落とされて呆気なく死亡。

ボーイ(演:ネイサン・スティーヴンス)

代表作に『ベッドの下はふしぎの国』、『エッジ・オブ・バイオレンス』などがあります。

カルト崇拝者三人組の一人。大きな体格をしていて、悪魔を召喚するべく声帯を生贄に捧げていた。

その為に一切言葉を発する事ができず、片目の女の指示に従ってカステロ家を椅子に縛った。
ジェンが反撃で手を噛まられ、頭をテーブルに叩きつけると、片目の女に注意されていた。
「箱」を探す為に壁をハンマーでぶち抜いて見つけ、ピザ配達人をあっさりと斬殺した。
最後は覚醒したジョシーに倒され、片目の女に撃たれるが、ベビーシッターの存在を伝えた。

片目の女(演:メリンダ・イーマン)

代表作に『Ten Deaths of Hamlet』、『Rite of the Shaman』などがあります。

カルト崇拝者三人組の一人。悪魔を召喚する為に右目を生贄に捧げ、マークを記したガーゼをしていた。

悪魔を召喚する為にカステロ家の血が必要だとして、リストにない邪魔者を処分させていた。
リックに対して拷問のような事をボーイにさせて、更に本と地下室を探すように指示した。
片耳の男が倒され、錯乱したボーイを止める為に銃撃し、ベビーシッターの存在を知る。
最後はソフィアを人質にしていたが、ジョシーにダーツで動脈を切られ、抵抗するも死んだ。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は編集として活動しているコール・グラスにとって2作目の長編映画監督作となります。
この作品は明らかにヒット作『Mr.ノーバディ』を意識した邦題とジャケットだが、当然のようにまったく関係ありません。
とは言っても、ワザワザ被せてきているので、もしかすると似たような内容で少しだけ期待値を上げてしまいました。
しかし、現実とは残酷なモノで、実際は『Mr.ノーバディ』とは面白さやテンポの良さなど雲泥の差がありました。
いつベビーシッターである主人公が正体を暴くと思ったら、かなりムリヤリな展開で覚醒という感じで悪者を倒しにいきます。
ただ、そこにはスタイリッシュさがなく、ガールスカウトで学んだ技術で倒していくけど、説得力がまるでなかったです。
どうしても『Ms.ノーバディ』をイメージしてしまうので、これは完全に作品を貶めるような邦題とジャケットになったと思います。
80分程度の作品なのでストーリー性がほとんどなく、隠れていた主人公が終盤でようやく動くので全体的なバランスも非常に悪い。
肝心のアクションにもキレが一切なく、悪役となるカルト崇拝者たちもしゃべるワリにあっさりとやられるから面白味が感じられない。
ガールスカウトの知識と技術も取って付けたような感じで、決してスタイリッシュじゃないから見ていてもワクワクやハラハラもしない。
悪役のカルト崇拝者たちも出オチという感じが強く、見た目の個性に比べて中身がほぼ一緒だから魅力がまったくない。
しかも、世界をひっくり返すという悪魔を召喚するが、当然のように出てくるワケじゃないから説得力がない。
エンドクレジットの後にちょっとした後日談があるけど、悪魔の正体が分からないし、覚醒した主人公に魅力がないから何も面白くなかったです。

コメント

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