【ガールズ・ゾンビ】RE-3797

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作品データ

公開年月 2011/04/15
ジャンル ホラー/エロティック
原作 なし
監督 浅生マサヒロ
脚本 浅生マサヒロ
製作 及川次雄
製作国 日本
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

チンピラのアキオと恋人のマキたち3人は、兄貴分が組から密かに持ち出した裏取引用の資金を、横からまんまと強奪してしまう。
裏取引用の資金の持ち出しが発覚すれば自分たちの命がない兄貴分を猛追する中、3人は金を隠そうと山奥へ向かった。
だが、そこで仲間が突然裏切り、揉み合いの末にアキオも仲間も死んでしまい、生き残ったマキが死体を埋める穴から古いタンクが出てきてしまうのだった。

登場人物&出演者

マキ(演:青山ローラ)

本作が長編映画デビュー作となります。

主人公。チンピラ三人組の一人でアキオの恋人。アキオが裏取引用の資金を強奪する計画に賛同している。

ケンジとともに兄貴たちを襲撃して金を強奪して、計画通りに従うとして命令口調になった。
アキオがケンジの裏切りで殺され、金とともに埋めて店に帰ると、兄貴に捕まって再び山へ。
ゾンビの襲撃で殺し屋たちと廃屋まで逃げると、アキオと再会するも泣きながら射殺した。
最後は車まで一人だけたどり着き、殺し屋が後から来るも射殺し、薬を打って現実逃避した。

アキオ(演:西興一朗)

代表作に『カメレオン』、『忘れない、あの夏』などがあります。

チンピラ三人組のリーダー格。兄貴が裏取引用に使う資金を強奪する計画を立て、マキとケンジを呼び出す。

兄貴たちから裏取引用の金を見事に奪う事に成功するが、ケンジの誤射で足を負傷していた。
山奥まで金を埋めに行くもケンジの裏切りで殺されてしまい、マキによって埋められた。
旧日本軍の細菌ガスを浴びてゾンビとして復活し、金が入ったケースとともにマキを探した。
最後は廃屋までマキを追って他のゾンビを倒したが、頭を銃弾で撃ち抜かれて殺された。

ケンジ(演:南優)

代表作に『うさぎドロップ』、『スマグラー/おまえの未来を運べ』などがあります。

チンピラ三人組の一人。金髪の坊主。アキオが計画した兄貴の裏取引用の資金を強奪する計画に参加する。

イチャイチャするアキオとマキを横目で羨ましく見ていて、立場が一番で不満を持っている。
襲撃の際は車を運転して兄貴の手下を殺害して金が入ったケースを奪い、みんなで逃げ出す。
山奥まで来て命令口調になるマキに苛立ちながら、裏切ってアキオを射殺してマキを襲った。
最後はマキに射殺されてしまうが、戻ってきた彼女にゾンビとなって襲うも始末された。

アワズ(演:川奈龍平)

代表作に『マン・ハンティング/リデンプション』、『バタフライ・エフェクト/レイプ∞リベンジ』などがあります。

ヤクザのベテラン構成員で兄貴。若頭や幹部にペコペコする程度だが、勝手に組の金を持ち出して取引に使う。

こき使われる事に不満を持っていて、韓国を相手に薬物の取引をして独立しようと考えた。
アキオたちの強奪計画に見事ハマってしまい、金を奪われて手下一人を殺されてしまう。
マキを見つけて山奥まで行くと、ゾンビたちの襲撃を受けて殺し屋の指示で逃げ出していた。
最後はアキオが持つケースを取ろうと噛み殺され、ゾンビ化してマキを追ったが射殺された。

カネダ(演:中野裕斗)

代表作に『ICHI』、『カイジ2/人生奪回ゲーム』などがあります。

兄貴に雇われた金の為に殺しをする。殺した相手を山奥に埋めていたが、その場所について良く知っている。

裏切ったアキオがいる店に呼び出されると、銃を向けたマキから簡単に銃を奪って外に出た。
山奥まで連れ出されると、旧日本軍が細菌ガスを廃棄した場所だと兄貴たちに説明していた。
ゾンビの襲撃でマキを優先的に助けて廃屋まで行き、兄貴に利害の一致で協力して逃げる。
最後はケースを奪うも土しか入っておらず、自力で車まで来るがマキの罠で射殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は初主演となるセクシー女優・青山ローラのゾンビ映画となります。
この作品は『バウンティハンター』や『狂犬と呼ばれた男』シリーズで知られる浅生マサヒロが監督と脚本を務めています。
典型的な超低予算のゾンビ映画であるけど、前提としてゾンビ映画が撮りやすいからテーマにちょっと使っているだけ。
よくあるインディーズ系の残念な超低予算映画であるが、スーパー戦隊『アバレンジャー』のアバレッドが出ていました。
まさか子供が見る特撮スーパーヒーロー戦隊のリーダーが、このような超低予算映画に出てしまうのはなんだか悲しくなります。
本題となるセクシー女優が初主演映画となっているが、残念ながら青山ローラという方はまったく知りません。
セクシー女優というより、AV女優と言った方が分かりやすいが、初主演という事で演技に期待しちゃいけないレベルと言えます。
セリフを一生懸命覚えた感じであって、演技は二の次で不自然さが極まっているが、他もそこまで上手いというワケじゃないから相対的にマシに見えてしまう。
アバレッドの演技はさすがに一番良かったかもしれないが、ウンコの中で光っているだけだからその程度になります。
ただ、青山ローラはエロシーンの時だけ上手いのは分かるけど、残念ながらスタイルが抜群じゃないから色気がほぼない。
ゾンビについても超低予算映画だからメイクしているだけで、あとはそれっぽい動きをするような残念すぎるのは言うまでもない。
そして、ゾンビの設定が曖昧どころか、監督はちゃんと理解していないのか、スムーズに進める為なのか分からないが、普通にしゃべっているのはギャグかと思いました。
結局、青山ローラが演じた主人公は何がしたかったのか分からないし、ラストでの単独のお色気シーンにゾンビが近寄るシーンを重ねる意味が分かりませんでした。
所詮は超低予算のエロティックゾンビ映画なので、過度な期待はしなかったおかげで予想の範囲内のゴミみたいな内容でした。

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