【ホワイトシャーク】RE-3017

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洋画

作品データ

公開年月 2018/08/15
ジャンル パニック/サスペンス
原作 なし
監督 ホセ・モンテシノス
脚本 グレアム・ウィンター
製作 ローレン・エリザベス・フッド
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

エクストリーム動画撮影チームのリンジーたち5人は、立入禁止の海域に浮かぶレッド・ロック岩礁の危険な取材旅行に出かける。
目的地の寸前でセスナが故障して墜落し、海に投げ出されたリンジーたちは救命ボートに乗り込むも周囲はホオジロザメに取り囲まれてしまう。
通信機を切ったせいで救助が来る可能性はゼロになり、目の前の岩礁に避難しようとするも次々と仲間たちがサメの餌食になるのだった。

登場人物&出演者

リンジー(演:オーブリー・レイノルズ)

代表作に『最強サイボーグX』、『Time Freak』などがあります。

主人公。エクストリーム動画撮影チームの一人。閉所恐怖症。恋人や姉に誘われて参加する。

ノリノリな姉のペイジやメンバーに乗せられて参加するが、毎度のように不満を募らせる。
飛行機が事故を起こして墜落すると、ほぼ無傷で助かり、臆病な設定を忘れるほど強くなる。
何度か挫けそうになるが、回想を交えて強引に覚醒していき、サメたちの猛攻から逃れる。
最後は主人公補正とご都合主義ですべての行動で正解を引いて、当然のように生還を果たす。

ペイジ(演:ジーナ・ヴィットーリ)

代表作に『Nightmare Wedding』、『トゥームインベイダー』などがあります。

エクストリーム動画撮影チームの一人。リンジーの姉でチームのリーダー的ポジション。

リンジーをチームに誘った張本人で、セブと恋人になる事は最初から分かっていたという。
飛行機の墜落前に外へ放り出されるが、死んでもおかしくないのに骨折程度で済んだ。
一人になったリンジーの前にちょうど流れ着き、セブを誘惑するも失敗した事を告白した。
最後は妹とサメを一匹倒すが、リンジーを助けようとして身代わりとなって食われた。

カハイア(演:ラネット・タッチェル)

代表作に『Sister Code』、『Illicit』などがあります。

エクストリーム動画撮影チームの一人。元陸軍の兵士。戦場で死を覚悟した過去を持つ。

リンジーとセブは単なる客寄せパンダとしか考えおらず、チームに相応しくないと考える。
飛行機が墜落すると、ほぼ無傷で助かって、すぐに素潜りで尾翼を探し当てる行動力。
あからさまな主人公補正を段々と発揮して強運を見せつけるリンジーを認める事になる。
最後はリンジーが主人公として活躍を魅せる為にあっさりとサメたちの犠牲となった。

セブ(演:テイラー・ヨルゲンセン)

代表作に『St. Osmund’s』、『Shadows of the Dead』などがあります。

エクストリーム動画撮影チームの一人。リンジーの恋人でプロポーズを考えている。

最初からリンジーに色目を使っていて、動画撮影よりも彼女を虜にする事に専念していた。
以前はペイジと何か関係を持っていたが、それを見せつけるようにリンジーとイチャイチャ。
挫けそうになるリンジーの前に思い出として現れて、彼女の主人公補正を後押ししていく。
最後は飛行機が墜落すると、ほぼ無傷で助かって岩礁を目指すが、油断してサメに食われる。

エヴァン(演:マイケル・S・ニュー)

代表作に『フォロイング』などがあります。

エクストリーム動画撮影チームの一人。撮影を担当する。何かとマイペースに楽しんでいる。

セブがリンジーにプロポーズする事を知っていて、それを楽しみながらからっていた。
飛行機が墜落すると、特に役立つ存在じゃないので死体すら残さないほどキレイに消え去る。
最後は生き残ろうとするリンジーに見つかるが、すでに下半身が食われてカメラだけを残す。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はいわゆるサメ映画であるが、モンスターではなく実際にいるホオジロザメの脅威を描いた作品となりります。
サメ映画にはモンスター型とリアル型があって、前者はバカ映画が多く、後者はシリアス映画が多いです。
たった一人で危険なサメを相手にサバイバルする点では、ブレイク・ライヴリー主演の『ロスト・バケーション』に近い作品でした。
『ロスト・バケーション』はシリアスなサメ映画として秀作であり、演出と構成は良く主演のブレイク・ライヴリーも素晴らしい演技をしていました。
それと比べると、本作はやたらと回想を挟んでいくので、当然のようにテンポが悪くなってサメに襲われる緊張感がその度にリセットされてしまう。
しかも、本作では主人公が生き残る為に他の登場人物たちは引き立て役に過ぎず、どう考えても一番生き残る術が乏しい人間が生還するにはムリがありました。
そうなると、主人公が生き残るには主人公補正しかないが、あまりにも度が過ぎたせいで現実感がなくなってしまっている。
ちょっとしたヒントだけでサメを簡単に倒すなど、ここまで主人公補正とご都合主義を展開する構成は潔いと感じてしまいます。
ただ、それ以上に主人公のリンジーを演じたオーブリー・レイノルズの顔芸を鑑賞する作品だと思わせるぐらいインパクトがありました。
実際にリンジーのような女性が近くにいると、あまりの変貌ぶりにサメ以上の恐ろしさを感じさせるぐらい強烈でした。
サメ映画として完全なる駄作だが、リンジーの主人公補正とご都合主義、それに顔芸を楽しむ作品だと感じました。

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