【ジュラシック・プロジェクト】RE-3556

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洋画

作品データ

公開年月 2014/08/24
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 アダム・スピンクス
脚本 アダム・スピンクス、ベン・ロイド=ホームズ
製作 アダム・スピンクス、ベン・ロイド=ホームズ
製作国 イギリス
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ドキュメンタリー番組のプロデューサーと進行役のミシェルと、カメラマンのジェームズはアマゾンの調査隊を取材する為にペルーへやって来た。
大型捕食動物や霊長類を研究するハウソン教授率いる調査隊と合流し、アマゾンの奥地へ向かう。
しかし、道なき道を車で走行していると何かに激突され、故障した車内で一晩を明かす調査隊を巨大生物が狙っていたのだった。

登場人物&出演者

ミシェル・ドノバン(演:サラ・マック)

代表作に『ダブル・リベンジ/裁きの銃弾』などがあります。

主人公。ドキュメンタリー番組の進行役でプロデューサーを務める。プロ意識が高くムダな事を嫌う。

ペルーに到着して無駄口と撮影するジェームズを咎めて、スムーズに番組を進行させていく。
何かと不和を起こすジェームズを注意し、ジャングルの奥地で大型捕食動物の存在に気付く。
夜の野営地が恐竜に襲撃され、ジェームズと逃げ出して、なんとか車までたどり着いた。
最後は車で逃げ出し恐竜に横転させらても生還し、ハウソン教授と事実をマスコミに伝えた。

ジェームズ(演:ダニエル・カレン)

代表作に『ザ・レイプ/凌辱』、『レベル15』などがあります。

ドキュメンタリー番組のカメラマン。本来のカメラマンが病気になって急遽代わりとしてやって来た。

ミシェルを家まで迎えに行くところから撮影を始めるが、プロ意識がないと何度も怒られる。
番組と関係ない撮影をしつこく繰り返し、ミシェルだけじゃなくロブたちからも顰蹙を買う。
夜の野営地を恐竜が襲撃し、ミシェルと高い場所に逃げて、死体を食べる姿を撮影した。
最後は車にたどり着いて逃げていたが、恐竜の体当たりで横転し、そのまま食い殺された。

ジョン・ハウソン教授(演:ベン・ロイド=ホームズ)

代表作に『ドラゴン・ウォーズ/戦士と邪悪な民』、『ドラゴン・キングダム/光の騎士団と暗黒の王』などがあります。

動物学者。大型捕食動物と霊長類が専門にしている。アフリカで長らく調査して専門家として自信を持つ。

番組の為に目的地へ向かったが、伐採業者で木がなくなっていて、仕方なく別の場所に行く。
車の故障とガイドが姿を消してしまうが、それでも調査を続行してミシェルたちに伝えた。
恐竜が夜の野営地を襲撃してなんとか生き残り、脱出を優先するもなぜか自ら危険を招いた。
最後は恐竜との対決で生き残り、車を横転されても無事で、帰国してマスコミに発表した。

ティム(演:サイモン・バーベッジ)

代表作に『ゾンビ・リザレクション』、『ドラゴン・ウォーズ/戦士と邪悪な民』などがあります。

遺伝子学を専門にしている。ハウソン教授の調査隊に参加し、発見した珍しい動物の遺伝子を調べる。

本来はサンプルを手に入れてロンドンの研究所で調査するが、今回は現地までやって来た。
ジャングルに車が入ると、肉食動物や先住民の危険性を訴えるも誰も聞く耳を持ってくれず。
リサが新種と思われる動物を発見して、対抗しようと単独行動したせいで右肩を脱臼した。
最後は恐竜からミシェルたちと逃げたが、なぜか最初に選ばれて彼らの前で食い殺された。

ロブ(演:ニール・ニューボン)

代表作に『ザ・サバイバー/漂流者』、『ラストフロント/1944英米連合軍マーケット・ガーデン作戦』などがあります。

ハウソン教授とは長い付き合いで彼の右腕。動物学者で大型捕食動物と霊長類を専門にしている。

勝手に出しゃばるジェームズから質問を受けると、大人の対応で自己紹介をしてくれた。
車が故障して修理をするが、ハウソン教授と異様な雰囲気を察するも調査を止めずに進む。
うるさいジェームズに対して注意をして、状況が変わった事についてミシェルに説明する。
最後は夜の野営地に恐竜が襲撃すると、どうする事もできずに暗闇の中で食い殺された。

リサ(演:エマ・リリー・リーズ)

代表作に『The Wedding Video』、『Survivors』などがあります。

石や虫を採取して研究する専門家。ハウソン教授の調査隊に参加し、新種を発見する事を目的にしていた。

ジャングルの中に車が入っても沈黙を貫いていて、気になったジェームズに質問を食らった。
なぜかジェームズに気に入られてしまい、何かと質問を受けるも適当にはぐらかしていた。
ハウソン教授すら見た事ないヘビを発見すると、新種の可能性を見出してみんなと喜ぶ。
最後は夜の野営地に恐竜が襲撃して、逃げる事ができず、バラバラにされて食い殺された。

マリア(演:ドロレス・レイナルズ)

代表作に『フロントミッション/革命の反逆者たち』、『The Contract』などがあります。

調査隊に同行していた地元のガイド。もう一人のガイドと一緒にハウソン教授たちを目的地に案内していた。

撮影を行う場所で勝手に伐採をされてしまい、仕方なくジャングルの奥深くまで案内した。
相棒のガイドが姿を消してしまうと、ハウソン教授たちと相談をして単独で案内をする。
撮影の合間にジェームズから失礼な質問をされると、機嫌を損ねて二度と口を利かなかった。
最後は夜の野営地を恐竜が襲撃し、逃げる事ができず体をバラバラにされて食われていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作はみんな大好きアルバトロスによる配給の作品となります。
この作品は「ジュラシック」と付いていますが、当然ながら『ジュラシック・パーク』とは一切の関係はありません。
冒頭からカメラマンが手持ちカメラの撮影から始まりますが、まさかのPOV手法を使った作品となりました。
相変わらずジャケットの描写が一番派手となっていて、実際に恐竜が出てくるのは数分程度だけになっていました。
そもそも、恐竜が実際に出てくるのは中盤辺りで、それまでどうでもいい探検記録を強制的に見せられる事になります。
ドキュメンタリー番組の撮影という名目で手持ちカメラとなるが、このカメラマンがあまりにもうるさくて仕方なかったです。
POV手法自体は嫌いですが、本作ではジャングルの夜が半分ぐらいで、更にカメラマンのいらないセリフがたくさんありました。
ジャングルの不愉快な湿度をしっかりと再現しているが、それ以上にPOV手法と暗闇とカメラマンの空気が読めないセリフの数々が一番不快でした。
それと、基本的に登場人物たちの知能が急激に退化してしまうのは低予算映画のセオリーで、全員の行動がワザと悪い方へ向かっていきます。
この作品に対して作る側が何を意図して作っているのか分からないし、恐竜映画を撮るにしてもレベルが低すぎます。
当然ながら脚本はツッコミどころ満載であり、主人公とヒロイン以外は頭数を揃える為にいるだけでした。
多分、制作側の人間はあまり知識がないようで、全部が雑すぎるから、オリジナリティ以前の問題になっています。
恐竜の方はCGとアニマトロニクスを半分ずつ使っていて、今どき珍しいと感じるぐらい出来が悪かったです。
特にアニマトロニクスは恐竜の全身を映せず、基本的に首から頭部にかけてしか映せずに動きも不自然極まりないです。
CGの方もお粗末としか言えず、どこかで使ったモデルを使い回ししているだろうと思われる。
本作にはプラスの要素はあまりなく、マイナスの要素がほとんどで時間と金のムダを感じさせるゴミ映画でした。

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