【ハンターvsハンター】RE-3826

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アクション

作品データ

公開年月 2021/10/22
ジャンル アクション
原作 なし
監督 クリスチャン・セスマ
脚本 クリスチャン・セスマ、チー・ケアン・チャン
製作 クリスチャン・セスマ、マイケル・ウォーカー
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

地方の町コーチェラを訪れた男性ジェイクはストリッククラブでトラブルを起こし、保安官事務所に連行されるもパトカーを奪って逃走した。
ジェイクは麻薬依存から立ち直ろうとしていたが、失踪した自分の娘メリッサを探していたが、一帯を支配する農園主のベン・ニコルスが怪しいと考える。
やがて、ベンの息子であるボビーが出会ったメリッサに麻薬を与えたと知ったジェイクは、怒りを爆発させて破壊を始めるのだった。

登場人物&出演者

ジェイク・ハンター(演:ポール・スローン)

代表作に『デス・クルー』、『デッドヒート』などがあります。

主人公。元特殊部隊。マーフィーの闇の仕事をしていたが、ジャンキーとなった娘の為に辞める宣言していた。

娘と久しぶりの再会をしてジャンキーだと分かり、ビルの元へ連れて行くも消えてしまう。
コーチェラにいると分かり、ニコルス一家のボビーが怪しいとして自宅に乗り込み射殺した。
農園でベンの手下たちを返り討ちにして、説得に来たマーフィーの部下を皆殺しにしていた。
最後はニコルス兄妹を追い詰めるも殺さず、重傷のせいで死亡して娘と再会を果たした。

メリッサ(演:クレア・ニアズ)

代表作に『A Royal Christmas Ball』、『Wetiko』などがあります。

ハンターの一人娘。仕事のせいで父親がほぼ家におらず、母親にも問題があって家庭崩壊しているような状態。

ジャンキーになっていて久しぶりに帰った父親に相談できず、一切信用していないと話した。
更生施設に入れられる前に、ビルの元へ連れてこられると、助言をもらうも聞く耳を持たず。
その後、ジャンキーパーティーをしていたボビーの元に来て、すべてを忘れて楽しんだ。
最後は薬物の過剰摂取で発作を起こし、まだ生きていたがベンに溺死させられてしまう。

マーフィー(演:リチャード・ドレイファス)

近年の出演作に『ラストツアー』、『ポーラー/狙われた暗殺者』などがあります。

ハンターやビルの元ボス。現在は保安官たちを率いるほどの権力を持っている。ハンターを凄腕と認めている。

仕事では圧倒的な功績を上げるハンターを信頼するが、家族を崩壊させた事を謝罪している。
ハンターが娘を探しにコーチェラへ来たと聞いて、ヘリで駆けつけてニコルス兄妹と話す。
ニコルス兄妹に命の危険さを警告するも拒まれ、ハンターの覚悟に味方して協力していく。
最後はニコルス兄妹を逮捕させると、メリッサを殺した罪として二人を銃殺してしまう。

ビル(演:マイケル・マドセン)

近年の出演作に『1944/ヒュルトゲンの森の戦い』、『ペイント・イット・ブラック』などがあります。

ジェイクの友人でかつての仕事仲間。現在では自動車修理工場を経営し、昔の仕事から足を完全に洗っている。

娘がジャンキーになっているとしてハンターが連れてきて、面倒を見るように頼まれた。
過去に自分自身もジャンキーになった経験を持ち、薬を絶ってから30年として相談される。
仕事に出ていたハンターにメリッサがいなくなったと話し、ボビーの元にいると説明した。
最後はメリッサが行方不明となった連絡を受けて、ハンターに相手をぶっ殺すよう助言した。

キム保安官(演:メアリー・クリスティーナ・ブラウン)

代表作に『ファイナルバトル・オブ・ロストアイランド』、『72時間/タイムリミット』などがあります。

コーチェラの女性保安官。ベンが連れてきたハンターについての資料を調べ、彼にすべての情報を渡している。

町の権力者であるベンに逆らう事ができない状況でも、彼の悪事について関与していない。
ハンターの取り調べをしようとして、ベンの手下が手荒なマネをしていると注意していた。
善良な保安官を自称するもハンターから銃と車を奪われ、ベンから蚊帳の外にされてしまう。
最後はマーフィーが協力するという事で情報提供し、ニコルス兄妹が悪人として逮捕した。

ボビー・ニコルス(演:ハドソン・ガーランド)

本作が長編映画デビュー作となります。

ベンの息子。マギーは叔母。町を牛耳っている父親の権力を使って、やりたい放題で薬物中毒となっている。

薬物を求めてきたメリッサと出会い、みんなでパーティーしている場所へ連れてきていた。
強い薬物を求めていたメリッサに過剰摂取させ、発作が起きると父親が勝手に始末していた。
ハンターが町に来てストリップバーに来ると、いちゃもんを付けるも逆に殴られてしまう。
最後は自宅まで来たハンターに言い訳しようとしたが、ブチ切れた彼によって射殺された。

マギー・ニコルス(演:タリン・マニング)

代表作に『8 Mile』、『デビル・ハザード』などがあります。

ベンの姉。兄とともに町を牛耳っており、裏でやっている犯罪について知っていて止める事をしない。

甥のボビーがストリップバーで問題を起こすが、パイを焼いて一緒に食べるも威圧していた。
ハンターが自宅に乗り込んで甥を殺されると、すぐに散弾銃を持ち出して銃撃でケガさせる。
実はボビーが発作を起こしたメリッサを連れてきて、兄が湖で溺死させている現場を見た。
最後は自宅に来たハンターに捕まり、兄とともに逮捕されると、マーフィーに処刑された。

ベン・ニコルス(演:ジェイク・ウェバー)

近年の出演作に『モンタナの目撃者』、『ザ・ビーチ(2019)』などがあります。

コーチェラの町を牛耳る権力者。広い農園を所有していて、ストリップクラブなど様々な事情をやっている。

息子がジャンキーで困っていて、何度も不祥事を起こされるも金と権力で闇に葬ってきた。
ハンターの娘を薬物の過剰摂取で発作が起きると、まだ生きているのに湖で溺死させた。
娘を探しに来たハンターによって息子を射殺されると、手下を使って殺すと動いていた。
最後はハンターが家に乗り込まれ追い詰められるが、逮捕されるとマーフィーに始末された。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はみんな大好きアルバトロス・フィルムが配給している作品です。
この作品は『デス・クルー』や『デッドヒート』で知られるクリスチャン・セスマが監督、共同脚本、共同製作を務めています。
最近のアルバトロスが配給する作品はある程度の最後までなんとか鑑賞できるレベルを取り揃えるようになっている。
以前は地雷映画を多く日本に送り出していたが、今ではマトモな方の作品がほとんどになっていた少し物足りないところがある。
しかも、低クォリティーな中国映画を配給している事も増えて、悪い意味で方向性を間違えているような気がしてならない。
そんな本作は久しぶりの地雷映画とも言えるようなレベルで、脚本はまだ草稿にしか思えないほど雑すぎました。
多分、ランボーのような主人公の圧倒的な戦闘力で悪人をぶっ殺したい感じにしようとしたが、それまでの前フリがあまりにも下手すぎる。
娘がジャンキーになった原因は主人公にあって、いずれにしてもマトモな道を歩むようには見えなかったです。
そうなってくると、主人公が悪人たちをぶっ殺している大義名分が薄く、悪人と悪人が潰し合っているようにしか見えない。
それに登場人物の説明がほとんどなく、主人公が元特殊部隊であるが、元ボスや悪人たちの正体が明言されていない。
多分、すべてノリだけで作っているだろうから、そのような細かい設定など考えていないとしか思えないほど適当すぎる。
途中で主人公が一度農園を抜けて市庁舎を襲撃するが、なんの意味があったのか分からないぐらいムダなシーンでした。
それに主人公の元ボスは何がしたいのか分からず、悪人の親玉を自分で始末している時点でワケが分からなくなる。
とりあえず、インパクトのあるシーンを強引に繋げてみて物語にした感じで、こんなに才能のない監督も久しぶりでした。

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