【ワイルド・ブレイブ】VD-432

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アクション

作品データ

公開年月 2018/01/24
ジャンル アクション
原作 なし
監督 リン・オーディング
脚本 トーマス・バー・シベット
製作 ジェイソン・モモア、ブライアン・アンドリュー・メンドーサ、ほか
製作国 カナダ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

ジョー・ブレイブンは材木店を営みながら妻と愛娘と暮らし、認知症が悪化する父親の為に思い出深いロッジで話し合おうとしていた。
ある夜、麻薬の密売人たちがスリップ事故を起こし、彼らは近くにあったブレイブン家のロッジに薬物を隠していた。
翌日、薬物を取りに来た密売人たちだが、秘密を知ってしまったブレイブン一家を執拗に追い詰めていくのだった。

登場人物&出演者

ジョー・ブレイブン(演:ジェイソン・モモア)

近年の出演作に『アクアマン』、『ジャスティス・リーグ』などがあります。

主人公。材木店を営んでいる。認知症になった父親を抱えるが、施設には絶対入れない。

父親がバーで問題を起こして殴られると、やって来て仲裁ではなく暴力で止めようとした。
山小屋で父親に認知症について話し合おうとするが、売人たちがやって来て迎撃していく。
なんとか娘を逃し、売人たちを山小屋から引き離すも戻るのがバレて慌てて帰っていった。
最後は父親が殺され、逃げたカッセンを見つけて崖下に突き落とし、妻と娘と再会を果たす。

ステファニー・ブレイブン(演:ジル・ワグナー)

代表作に『ダスク・オブ・ザ・デッド』、『Autumn Dreams』などがあります。

ジョーの妻。ジョーと交代で仕事に出かけ、認知症になっているリンデンの面倒をみる。

久々に帰ってきたジョーと楽しい事を約束するが、バーでリンデンが問題を起こしてお預け。
山小屋で父親と話すべきとジョーに話し、一緒に行こうとしていたシャーロットを止めた。
シャーロットから襲撃を受けていると知って、急いで山小屋まで行って娘を助け出した。
最後はカッセンの部下をジョーとの連携で倒し、警察たちと夫を見つけて娘と抱擁していた。

シャーロット・ブレイブン(演:サシャ・ロソフ)

代表作に『Thinking Speed』などがあります。

ジョーとステファニーの愛娘。長く家を空ける父親が久々に帰ると、とことん甘えている。

リンデンが認知症だとなんとなく分かっているが、実際にはどんな病気まで分かっていない。
ジョーとリンデンが山小屋に行くと聞き、一緒に行こうとするがステファニーに止められる。
黙って山小屋に来るが、売人たちの襲撃を受けて、ジョーに逃されて母親に電話をした。
最後は駆けつけた母親に助けられ、保安官たちに保護してもらい、両親と再会を果たした。

リンデン・ブレイブン(演:スティーヴン・ラング)

近年の出演作に『オペレーション・ローグ3/デス・オブ・ア・ネーション』、『VETERAN/ヴェテラン』などがあります。

ジョーの父親。製材所を息子のジョーに譲る。頭を強く打ったせいで認知症になっている。

自分が認知症になっている事を認めず、夜な夜なバーに行って問題を何度も起こしている。
担当医から施設に入れるべきだと言われていると勘付き、ジョーに入らないと怒っていた。
山小屋にカッセンたちがやって来ると、認知症を忘れてジョーと応戦するべく的確に動く。
最後は頭をケガして、カッセンに見つかると、ジョーの目の前で腹を刺されて死亡する。

ウェストン(演:ブレンダン・フレッチャー)

近年の出演作に『コントロール/洗脳殺人』、『サスペクト/薄氷の狂気』などがあります。

ジョーの製材所で木材を輸送するトラックの運転手。ジョーから無茶しないように言われる。

木材を急いで運んでいたが、売人の仲間であるハレットと組んで、何度もブツを運んでいた。
途中でハンドルを取られて木材を落とし、警察が来る前にジョーの山小屋にブツを隠した。
カッセンたちを山小屋に連れて行くが、来るはずのないジョーがいると知って焦ってしまう。
最後はジョーが素直なブツを渡さなかったので、見せしめとしてカッセンに射殺された。

ハレット(演:ザーン・マクラーノン)

代表作に『トマホーク/ガンマンvs食人族』、『ドクター・スリープ 』などがあります。

ウェストンと組んでブツを木材に仕込んで、何度か運び出す。先住民で陽気な性格を持つ。

ウェストンにもっと仲間がいなかいか質問するが、誰も巻き込みたくないと言われてしまう。
トラックが道を外れて木材が落ちると、警察にバレない為にジョーの山小屋にブツを隠す。
カッセンに陽気な雰囲気で事情を電話で報告するも、明らかな不機嫌さに焦ってしまう。
最後は自分で奪い返そうと山小屋に乗り込むが、待ち構えたリンデンにあっさり殺された。

カッセン(演:ギャレット・ディラハント)

代表作に『ノーカントリー』、『ロスト・マネー/偽りの報酬』などがあります。

麻薬組織のボス。部下が失敗すると、直接会って周囲の迷惑を考えずに痛めつける人間。

ハレットとウェストンがブツの輸送に失敗して、それを取り戻す為に部下を引き連れていく。
ジョーの山小屋にウェストンを道案内させるが、ブツを返してもらえず彼をあっさり殺す。
ジョーたちが抵抗して反撃しようとするが、一人だけ逃げられて追いかけるも騙された。
最後はリンデンを殺して逃走するが、ジョーに追いつかれて崖下に突き落とされて死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018』にて上映された作品です。
今が旬と言ってもいいジェイソン・モモアを主人公にしたアクション映画だが、タイトルに反して地味な展開でした。
まず、主人公の仕事が製材所を営んでいる設定に意味があまりなかったのは痛かった。
まだ山で自給自足の暮らしをしていて、サバイバルがお手の物ならば良かったです。
結局、相手を山で翻弄して行くのだから、その設定の方がもっと面白くできたはず。
それと父親が認知症である意味も物語全体から見ると効果的ではなかった。
認知症だったおかげで何かプラスに動くならいいが、単なる家族ドラマの為だけだったのも微妙な感じでした。
一応、タイトルからブレイブ一家が売人たちを倒していく意味合いとなっているが、人質にならなかっただけでもマシな印象でした。
やはり、山で暮している設定じゃないので、それを前面的に出せないのが痛い。
売人たちの数も少なかったせいで、全体的なアクションが地味すぎました。
ただ、組織のボスの射撃技術が高くて、肝心な時は当たらないご都合な展開は残念でした。
ジェイソン・モモアは海のイメージが強いが、野性味溢れる山でも映えるが、中途半端な設定が最後まで足を引っ張った感じです。
完全に山で暮しているならば、もっとジェイソン・モモアの魅力が生かせたと思います。
それと、父親役がスティーヴン・ラングだが、認知症を抜きにした売人に応戦する姿は非常に頼もしかったです。
しかし、ジェイソン・モモアと親子だというのはムリがあって、それが最後まで気になって今ひとつ説得力がなかったです。
ジェイソン・モモアなら、もっと派手なアクションができたはずなので、本作ではなんだか使い方がもったいなかったと感じました。

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