【ヴェロキラプトル】RE-3563

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あ行

作品データ

公開年月 2021/06/25
ジャンル パニック/ホラー
原作 なし
監督 ジェラルド・ラシオナート
脚本 ジェラルド・ラシオナート、ジョエル・ホーガン
製作 ジェラルド・ラシオナート、ジョエル・ホーガン、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

カリフォルニアの砂漠地帯、車が故障して荒野をさまよっていたジュリアとカイルのカップルは、荒れ果てたゴーストタウンにたどり着いた。
ジュリアとカイルは近くに住むレイという奇妙な男と出会い、トレーラーハウスに泊めてもらう事になる。
だが、そこは狂った科学者の実験により現代に蘇った恐竜“ヴェロキラプトル”が棲み着き、ジュリアたちは生きて脱出しようとするのだった。

登場人物&出演者

ジュリア(演:チャイナ・ウォーカー)

代表作に『Seven Short Films About (Our) Marriage』などがあります。

主人公。スタンダップコメディアンを目指している。ロサンゼルスにあるショーを受ける為に向かっていく。

カイルがうるさいラジオをつける中で、何度も頭の中で練習するも邪魔だとして消していた。
車のタイヤがパンクしてしまい、ヒッチハイクしても無視され、ゴーストタウンに向かう。
住民のレイに出会って泊めてもらったが、殺人鬼じゃないかとカイルにずっと警告をしていた。
兄がすでに死んでいると突き止めるが、レイが人恋しさでウソをついたと知って同情した。
ヴェロキラプトルから逃げるも、後から来た科学者の麻酔銃で眠らされてカイルと再会する。
最後は 悪夢を見てカイルに励まされるが、巨大な恐竜が登場して二人でで悲鳴を上げる。

カイル(演:リチャード・レニー)

代表作に『Call Me by Your Maid』、『Bachelor Lions』などがあります。

ジュリアの友人。イケメンだがゲイである。実は17年間もゲイだという事を隠したが、今はカミングアウトしている。

ロサンゼルスでショーのあるジュリアを車で送っていたが、自分にも笑いの才能があると話す。
車のタイヤがパンクしてしまい、ゴーストタウンに助けを求めてレイの好意に甘えていた。
ジュリアの言葉でレイが殺人鬼だと思い、部屋に来た彼を背後から鍋で頭を叩いて気絶させた。
再びレイと遭遇して身構えるが、ウソをついた理由を聞いて寂しかった彼に同情していた。
ヴェロキラプトルが部屋に侵入して襲われるが、クローゼットに逃げて無傷でジュリアと合流。
最後は悪夢を見たジュリアを励ましたが、巨大な恐竜が登場して二人で大きな声で悲鳴を上げる。

レイ(演:メル・メド)

代表作に『スタートレックV/新たなる未知へ』、『G.I.ジェーン』などがあります。

ゴーストタウンに住んでいる老年の男。兄と一緒に住んでいて、ゴーストタウンを再建しようとしていた。

勝手に家へ入ってきたジュリアとカイルたちの事情を聞いて、彼らを迎えて食事まで用意した。
実は兄が亡くなっていて、人恋しくなってジュリアたちにウソを言って誤解を解いてもらう。
愛犬がヴェロキラプトルに食われ、なんとか逃げ出す為にトラックを動かそうと作戦を立てる。
最後はトラックから降りてジュリアたちを探そうとして、ヴェロキラプトルに襲われて死亡。

科学者(演:ケン・ギャビー・メルツ)

代表作に『Trona』、『Badlands of Kain』などがあります。

恐竜の復活させる研究の研究員。勝手に遺伝子を盗み出して独自に開発し、ヴェロキラプトルをペットとして育てる。

睡眠剤入りの肉をあげて眠らせる間に納屋を掃除するが、騙し討ちに遭って逃げられてしまう。
ゴーストタウンまで追ってくると、逃げようとしたジュリアに麻酔銃で眠らせて恐竜を持ち出す。
最後はガソリンスタンドに寄って給油するが、ヴェロキラプトルに背後から襲われて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作はみんな大好きアルバトロスフィルムが配給した作品となります。
この作品は『ケージ・ダイブ』、『ジュラシックS.W.A.T./対恐竜特殊部隊』で知られるジェラルド・ラシオナートが監督、脚本、製作を務めています。
いわゆる恐竜映画となっておりますが、ジャケットに映っている女性は登場しないし、そもそもがそんなシーンは出てきません。
完全なる詐欺ジャケットですが、邦題についてはその通りで珍しく合っていました。
主人公の設定がスタンダップコメディアンで、一緒にいるのがイケメンのゲイという組み合わせはなかなか良かったです。
この二人が冒頭から楽しませてくれるので、終盤でのシリアスな展開を除けば、面白い作品のように感じました。
更に途中から怪しさ満点のゴーストタウンに住むオッチャンが出てくるが、まさかのいい人でキャラ的にも良かったと思います。
本作は主にこの三人だけで進めていくのですが、三者三様の感じは個人的に面白く、テンポもサクサク展開していくところも良かったです。
恐竜は邦題の通りヴェロキラプトルが出てきますが、全身像は一瞬という感じで、基本的に思わせぶりな登場の仕方となります。
結果的に育てた科学者を食い殺して、巨大化して主人公たちを襲う中途半端な終わり方だが、ここはもう少し工夫して欲しかったです。
ストーリーとしてはゴーストタウンに来た主人公たちをヴェロキラプトルが襲うだけで、それ以上でもそれ以下でもなくて面白味に欠けました。
もう少しストーリーを練ってくれれば、登場人物たちの良さを生かす構成だったら、それなりの面白い作品になっただけに惜しかったです。

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