【喜劇の天才】三谷幸喜【オススメ作品5選】

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三谷幸喜の作品は多いけど、どれが面白いの?

三谷幸喜は最近知ったけど、他にどんな作品がある?

何度かテレビで見かけた事がある三谷幸喜で、独特な雰囲気が印象的な人ですよね。

実際はものすごい人で、映画に限らず、舞台やテレビなどで活躍しています。

ワタシがとても好きな方、ほとんどの作品をみている経験から紹介します

ワタシは2009年5月25日から『脳内ミニシアター改』というブログで映画のレビューを書き続け、現在は2000本近い数を書き溜めています

更新日:2020/11/02

三谷幸喜のプロフィール

まずは三谷幸喜という人物について簡単に説明します。

どうでもいい方は飛ばしても構いません。

誕生日1962年7月8日(59歳)
出身地東京都・世田谷区
血液型A型
職業劇作家、脚本家、演出家、コメディアン、映画監督
劇団東京サンシャインボーイズ・主宰
受賞歴日本アカデミー賞最・優秀脚本賞、1997年『ラヂオの時間』

大学在学中に劇団「東京サンシャインボーイズ」を結成し、脚本や演出をしながら初期では一橋壮太朗の芸名で役者も務めていました。

渡辺プロダクションが立ち上げたお笑いタレントグループ「BIG THURSDAY」の第1期生では、作家部門で合格して参加もしていました。

劇団と並行しながら『アイ・アイゲーム』、『欽ドン!』、『お笑いマンガ道場』などで、放送作家として番組構成にも携わっていました

その後、1993年に『振り返れば奴がいる』で連続ドラマを初担当し、1991年で原作と脚本を務めた『12人の優しい日本人』で映画業界に進出し、1997年にはついに『ラジオの時間』で映画監督デビューをしています。

現在は2022年放送予定のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本を担当が決定し、演出家としてもコンスタントに活動しています。

三谷幸喜のオススメ作品5選

三谷幸喜の作品をほとんどみてきた経験から、オススメしたい5本を紹介します。

今回の作品はみて損のない、家族でも楽しめる素晴らしい映画です。

12人の優しい日本人

元々は「東京サンシャインボーイズ」のために三谷幸喜が書き下ろした戯曲

1954年にアメリカのテレビドラマ『十二人の怒れる男』へのオマージュで、舞台は密室で物語の展開や設定が非常に似ています。

ただ、ここでは日本人らしさがよく出ていて、三谷幸喜が得意とする個性的な登場人物たちによる軽快な会話のテンポ、同じ場所にいても飽きない工夫があります。

同時に自分がその場にいたら、どんな意見を持つのか考えさせれる

笑の大学

ラジオドラマ、舞台、映画と3つのバージョンが存在し、役者によって微妙に内容を変える三谷幸喜が原作と脚本を務めた作品。

映画版のプロデューサーが初演の舞台を観て大きな衝撃を受け、三谷幸喜に映画化を申し入れた事がきっかけとなった逸話があります。

主に主演の二人だけの掛け合いがメインとなっていて、一緒になって面白い作品を作り上げる情熱と徐々に構築していく友情が非常に面白くて、最後は心温まります。

役所広司と稲垣吾郎のやり取りが面白くて最後まで楽しい

THE 有頂天ホテル

三谷幸喜にとって監督・脚本を務めた三本目の作品となります。

観客動員が470万人、興行収入が60.8億円を記録し、2006年の邦画第3位のヒット作。

いわゆる群像劇で多くの登場人物が出てきて、一見して関係ないようにみえて、バラバラだったエピソードが実は何かと関わっている仕掛けが面白くて飽きません。

登場人物のそれぞれのドラマは短いながらも心に訴えるモノがある

ザ・マジックアワー

三谷幸喜にとって監督・脚本を務めた四作目となります。

タイトルの「マジックアワー」の意味とは、日没後に太陽が沈みきっていき、まだ残光に照らされるわずなで最も美しい時間帯」を指す写真や映画用語として使われています。

つまり、タイトルとして込められている意味は「どんな人でも輝く瞬間がある」で、これは落ち目の主人公を表現しています。

佐藤浩市がここまでコミカルに演じられると初めて知った作品

記憶にございません!

三谷幸喜が監督・脚本を務めた最新作です。

フジテレビ開局60周年記念作品で、主演の中井貴一が「日本アカデミー賞」、「報知映画賞」、「ブルーリボン賞」でそれぞれ主演男優賞を受賞しています。

今の政権にみせたいぐらいタイムリーすぎる作品で、政治家がみんな記憶喪失になって、国民のために日本をよくしてもらいたいと考えさせられる

コミカルな描写の中に社会風刺を挟み込む上手さがあります

まとめ

三谷幸喜作品の大きな特徴として、必ずハッピーエンドになるところです。

積み上げていくエピソードを巧みに絡ませて、多くの登場人物に一切ムダがなく、みんなが主人公と言ってもいいキャラクター像がみえてくるほど設定が練り込まれています。

そもそも、本人が面白い人でサービス精神旺盛で、一見して堅物のように見えて、実際はユーモアに富んだ人柄というギャップもまた魅力的だと思います。

三谷幸喜が監督や脚本を務めた作品はまだまだありますが、今回はその中でも特に面白くて、最後は心温まるハッピーエンドで「みてよかった」と思わせる名作を紹介しました。

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