【ランドシャーク/丘ジョーズの逆襲】RE-3316

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洋画

作品データ

公開年月 2017/06/27
ジャンル ホラー/アクション
原作 なし
監督 マーク・ポロニア
脚本 マーク・ポロニア
製作 マイケル・ラッソ
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

カリフォルニア沿岸で謎の変死事故が多発する中、マルコ海洋研究所のルシンダはサメたちが水槽から消えている事に気付く。
すぐにルシンダは上司のフォスター博士に事情を伝えると、彼は研究所の真の目的である遺伝子操作でサメを軍事兵器として開発していると説明した。
ルシンダを脅迫まがいに協力を迫っている最中、陸上で突如出現した遺伝子操作されたサメたちが人々を襲い始めるのだった。

登場人物&出演者

ルシンダ博士(演:サラ・フレンチ)

代表作に『ブラッド・オブ・ブラザース』、『ナイトウォッチメン』などがあります。

主人公。マルコ海洋研究所でサメの研究をしている。主にサメの数を数える仕事をしている。

サメの数が減っている事に気付き、すぐにフォスター博士に話すと真実を言われ協力。
脱走したサメを処分する為にフォスター博士と探し、なんとか二匹をレーザー銃で葬る。
レーダーが残り一匹を示すと、フォスター博士がサメ人間に変身して襲われてしまう。
最後はサメ人間のエラを腕力で潰し、元に戻ったフォスター博士から次の段階を聞いた。

フォスター博士(演:ピーター・バルド)

代表作に『Hard Breakers』などがあります。

マルコ海洋研究所の責任者。ロルカ博士からの資金提供を受けてサメの研究をしていた。

その内容は軍事兵器の為に遺伝子操作して、陸上でも行動ができるようにしていた。
サメが脱走したとルシンダから報告を受け、ロルカ博士とともに脅迫して協力させる。
ロルカ博士に黙ってサメの遺伝子を自分に注入して、徐々に体が変異していく。
最後は完全に変身しルシンダを襲うが、エラを潰され元に戻り、次の段階を言って死亡。

ロルカ博士(演:キャスリン・スー・ヤング)

代表作に『フランケンジョーズ』、『Alien Surveillance』などがあります。

マルコ海洋研究所を支援している。以前は同じ研究所でフォスター博士の恋人で上司だった。

サメを軍事兵器に作り上げる為に資金を提供し、フォスター博士に研究をさせていた。
ルシンダの報告からサメが陸上を歩いていると分かり、研究が成功した事に喜んでいた。
フォスター博士が勝手にサメたちを処分してしまうが、逃げ出したサメの処分を任せる。
最後は研究が次の段階に進めるべきだとフォスター博士に言われ、疑わずに許可した。

ビフ(演:ジェフ・ディラン・グラハム)

代表作に『Fell』、『ドルフ・ラングレン/ゾンビ・ハンター』などがあります。

旅行していたベトナムから帰ってきたホームレスの男。荒野を歩きながら酒を飲んでいる。

陸上にサメが出現した瞬間を目撃して、逃げ回っていたルシンダたちを見て笑っていた。
テレビのインタービューを受けて、陸上のサメの為に保護する為に募金していると豪語。
最後は小便している時にペニスを食われ、倒れたところで腹を食い千切られて死亡した。

船長(演:ジェフ・カーケンドール)

近年の出演作に『Return to Splatter Farm』、『Amityville Island』などがあります。

沖合で釣りをしていた漁師。なぜか夜に海へ出て、仲間たちと網で大量の魚を狙っていた。

最後は網が破れてしまい様子を見ていたら、サメが飛んできて首を切り落とされて死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は敬愛するマーク・ポロニアが監督と脚本を務めた作品となります。
どうやら日本ではDVD化する際に有志たちからクラウドファンディングで実現したらしい。
近年ではサメ映画が一つのジャンルとして確立され、幅広く知れ渡るようになっている。
すでにゾンビ映画マニアという人種は数多くいますが、サメ映画もまた数を増やしている。
その結果が本作のDVD化となりましたが、これは有志たちの熱意と努力の賜物でしょう。
本作ではマーク・ポロニア監督最大の特徴であるオモチャは出てこなかったが、代わりにサメを着ぐるみみたいに登場させています。
これに関してもマーク・ポロニア監督の得意分野で、更に炎や電撃のフリー素材を堂々と使って予算節約するところも素晴らしいです。
意外にも出演者のレベルが上がっていて、常連であるジェフ・カーケンドールがちょい役ながら少し上手くなっていて笑いました。
それだけじゃなく、冒頭でビキニの若いだろう女性が登場するけど、妊娠しているのかと思うぐらいお腹が出ていました。
相変わらずの低クォリティでしたが、個人的に主人公のルシンダを演じたサラ・フレンチは悪くなかったです。
演技はそれなりに頑張っていたし、染めているとは言え、プラチナブロンドと髪型が個人的に好きなんです。
ストーリーとしては王道的なマッドサイエンティストの暴走が中心となっているが、そもそもの予算がないからスケールはかなり小さいです。
セリフのある主要人物も片手で数える程度で、上映時間も80分程度だから軽い感じで鑑賞できるところも良かったです。
とは言っても、本作はサメ映画やクソ映画が好きな人なら楽しめるが、それ以外の人にとっては拷問かもしれない。
この調子でもっとサメ映画が世界的に市民権を得て欲しいし、マーク・ポロニア監督にはこれ以上上手くなって欲しくないです。

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