【アウトポスト/Black Sun】RE-3577

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あ行

作品データ

公開年月 2012/04/27
ジャンル SF/ホラー
原作 なし
監督 スティーヴ・バーカー
脚本 スティーヴ・バーカー、レイ・ブラントン
製作 アラベラ・ペイジ・クロフト、キアラン・パーカー
製作国 イギリス
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

第二次世界大戦終盤、ナチス・ドイツ軍の科学者クラウゼナーは不死身の研究を進めていた。
近未来、国連軍が急遽東欧に配備されると、敵陣が目の前のすべてを惨殺する光景が広がっていた。
異様な状況の中で、戦犯クラウゼナーに復讐したいリナと、マシンを求める物理学者のウォレスが再会を果たし、国連軍とともにゾンビ兵士を生み出す秘密基地を目指すのだった。

登場人物&出演者

リナ(演:キャサリン・ステッドマン)

代表作に『プリンセス・カイウラニ』、『砂漠でサーモン・フィッシング』などがあります。

主人公。クラウゼナー博士を長年に渡って探している。父親が元ナチスで車の交通事故によって亡くなっている。

ウォレスと再会を果たしクラウゼナー博士の居場所が分かるとして国連軍とも合流をする。
一度は帰るように言われるも復讐の為に付いていき、秘密基地に到着してマシンを発見する。
ハントと会話してコアを入手してウォレスに渡すが、裏切りによって撃たれて負傷していた。
最後は爆撃から生き延びていて、取引していたウォレスに電話をして復讐すると宣言した。

ウォレス(演:リチャード・コイル)

代表作に『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』、『5デイズ』などがあります。

物理学者。クラウゼナー博士が行ってきた人体実験について知っていて、彼の作ったマシンに興味を持つ。

過去にロシアまで情報を手に入れようとして捕まってしまい、拷問を受けて恨みを持つ。
リナと再会して国連軍と合流して、EMPを作動させた事から同行するように強制された。
秘密基地でマシンを発見してパルスによりゾンビ兵士に無効化し、コアを持ち去っていく。
最後はクラウゼナー博士にコアの取引を持ちかけ、生き残ったリナから脅迫の電話を受けた。

ホール(演:アリ・クレイグ)

代表作に『Pelican Blood』、『Ribbons』などがあります。

国連軍アルファチームの隊員。クラウゼナー博士のマシンを停止して回収する任務を遂行していた。

マカヴォイ隊長が自爆して任務の失敗を主張し、核攻撃まで時間がないと逃げる提案をする。
チームを率いるダンがリナたちと協力する事から仕方なく付いていき、見張り役を担当した。
爆弾を仕掛けているとゾンビ兵士が来て、パルスのおかげで倒しナイフでタイマン勝負した。
最後は生き残ったリナたちと脱出を図ったが、コアを手にしたウォレスによって射殺された。

ダン(演:ゲイリー・マクドナルド)

代表作に『ヤング・ソウル・レベルズ』、『ザ・プロテクター』などがあります。

国連軍アルファチームの隊員。クラウゼナー博士のマシンを停止して回収する任務を遂行していた。

マカヴォイ隊長が信頼するチームのナンバー2で、彼の指示に従って的確な行動を選択した。
秘密基地に来てマカヴォイ隊長がゾンビと自爆すると、チームを率いてリナたちに協力する。
ウォレスがマシンを暴走させてパルスを発生させ、リナとともにコアのある場所に向かった。
最後は大量に襲撃するゾンビ兵士に応戦するが、圧倒的な数に勝てずに殺されてしまう。

カーライル(演:ニック・ネバーン)

代表作に『ライズ・オブ・ザ・フットソルジャー』、『ハード・パニッシャー』などがあります。

国連軍アルファチームの隊員。クラウゼナー博士のマシンを停止して回収する任務を遂行していた。

待機していた民家でリナとウォレスがゾンビ兵士に襲われると、チームで応戦をしていた。
大事なノートをなくしてブチ切れるウォレスを小バカにして、マカヴォイ隊長に止められた。
チームを率いるダンがリナたちに協力するとして仕方なく同行し、マシンの在り処を探す。
最後はゾンビ兵士たちを引きつける囮となるが、逃げ切る事ができず倒され殺されてしまう。

マカヴォイ隊長(演:ダニエル・カルタジローン)

代表作に『トゥームレイダー2』、『落下の王国』などがあります。

国連軍アルファチームの隊長。クラウゼナー博士のマシンを停止して回収する任務を遂行していた。

進入禁止区域にいたリナとウォレスを襲うゾンビ兵士を攻撃し、そのせいで部下を失った。
ウォレスがEMPを使えると分かり物理学者と見抜き、マシンを探すべく強制的に同行させる。
復讐したいリナに帰るように警告するが、勝手に付いてきたせいで仕方なく同行させていた。
最後は秘密基地に来てリナと会話していたが、ゾンビに襲われ二人っきりになり自爆をした。

ハント博士(演:ジュリアン・ワダム)

代表作に『イングリッシュ・ペイシェント』、『ヴィクトリア女王/最期の秘密』などがあります。

物理学者。ウォレスの知り合いで一緒にクラウゼナーのマシンについて個別に調査をしていた。

ウォレスとのやり取りが途絶えてしまうが、実際は秘密基地に捕らわれて拷問を受けていた。
同時にマシンを完成させるべく強制的に協力させられ、達成すると装置に括り付けられた。
マシンを破壊しようとやって来たリナと会話し、ゾンビ兵士が襲撃すると電撃を加えていた。
最後はリナにコアの止め方を間接的に教え、ゾンビ兵士に電撃を加えるも撃たれて死亡した。

クラウゼナー博士(演:デヴィッド・ガント)

代表作に『ガリシアの歌』、『悪魔の椅子』などがあります。

ナチス・ドイツの科学者。磁場を利用して死体を蘇らせる人体実験を成功させてゾンビ兵士を作り出す。

秘密基地に国連軍の襲撃を受けるが、良い実地実験としてゾンビ兵士たちを繰り出していた。
国連軍により秘密基地が爆撃を受けてしまい、重要な部品を喪失したとして死を待っていた。
最後は複製できないコアを持ってきたウォレスが来て、金と引き換えに取引を持ち込まれる。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は2008年に公開された『ゾンビ・ソルジャー』の続編となります。
ただ、残念ながら大昔に前作を鑑賞しているので、まったく記憶にない状態で鑑賞します。
ゾンビ映画とは言っても、思っていたよりも予算を結構使っているので、戦闘シーンはそれなりの感じでした。
全体的に画面のトーンが暗いのは演出だろうけど、暗黒画面という極端な感じじゃなかったので許容範囲内となります。
前作を鑑賞していなくても内容がちゃんと分かるが、やはり、鑑賞していた方がより面白くなったと思います。
相変わらず絶対的な悪として描かれるナチス・ドイツが題材になっていて、そこにゾンビの要素は非常に親和性が高いです。
この作品に限らず、多くナチスとゾンビを組み合わせている設定が多く、それだけでも相性と使いやすさが分かります。
登場人物についてはそれぞれが目的を持っているが、残念ながらキャラクターとしての魅力はあまり感じられなかったです。
あくまで物語を中心に進めてしまっているせいで、登場人物たちはそれらを動かすだけの記号に過ぎなかったという印象を持ちました。
終盤にかけて秘密基地に大量のゾンビがどこからともなく出現するが、あまりにもタイミングが良すぎるので映画的な演出が悪目立ちした感じです。
そして、本作において一番やっちゃいけないパターンとして、主人公の目的は達成するどころか、かすりもしないオチです。
まだまだ続きそうな終わり方にしているが、果たしてどこまで需要があるのか疑わしいです。

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