【アンチ・ライフ】RE-3467

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あ行

作品データ

公開年月 2020/12/18
ジャンル SF/アクション
原作 なし
監督 ジョン・スーツ
脚本 エドワード・ドレイク、コーリー・ラージ
製作 ダニー・ロス、コーリー・ラージ
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

西暦2242年、地球は滅亡の危機に瀕する中、一部の選ばれた人間は、新たな居住地「ニュー・アース」へ移る為に宇宙船で旅立った。
宇宙船に潜り込んだノアは、老齢の兵士クレイの下で雑用仕事に励むが、ある日不可解な連続殺人が発生する。
その犯人が地球のモノでない寄生生物だと知ったノアやクレイは、残された人類を守る為に奮戦するのだった。

登場人物&出演者

ノア(演:コディ・カースリー)

代表作に『パワーレンジャー』などがあります。

ヘラクレス号に搭乗した雑用係の一人。ヘイリーの恋人で士官学校を退学させた原因を作っている。

実は密航者という形でヘラクレス号に搭乗していて、変更する場面をクレイに見つかった。
スタンリー大佐に寄生生物を持ち込んだとして銃を向けられるが、クレイに擁護されていた。
寄生された人間の圧倒的な数に諦めるクレイたちに家族を守る為に戦うと強く主張していた。
最後はヘイリーを起こして脱出ポッドでニューアースに来るが、寄生生物がいて絶望した。

クレイ(演:ブルース・ウィリス)

近年の出演作に『ナイト・サバイバー』、『ハード・キル』などがあります。

ヘラクレス号に搭乗していた衛兵の一人。過去に命令違反をしたせいで大佐から降格させられている。

大佐になっているスタンリーとは犬猿の仲だが、提督の代わりとなる彼に仕方なく従う。
スタンリー大佐にノアが反乱分子だと断定されるが、なぜか彼をずっと擁護していた。
実はニューアースまでの旅に貯蔵されない酒を無断で作っていて、ノアに勘違いされていた。
最後はクリーチャーのパンチで気絶させられるが、ノアたちを逃してから船を自爆させた。

ヘイリー(演:カサンドラ・クレメンティ)

代表作に『My Summer Prince』、『Becoming Bond』などがあります。

アダムス提督の一人娘。元々は士官学校に通っていたが、ノアによって妊娠して退学していた。

父親の権限を使ってヘラクレス号に搭乗し、資格のなかったノアまで乗せるように頼んだ。
無事にノアと再会を果たすと、ニューアースでの暮らしを夢見て冷凍睡眠に入っていった。
クレイが寄生された人間たちを引きつけると、ノアとともに脱出ポッドへ逃げ出した。
最後はニューアースにたどり着くが、なぜか寄生生物と人間が戦っていて希望をなくした。

チェンバース(演:レイチェル・ニコルズ)

代表作に『悪魔の棲む家』、『G.I.ジョー』などがあります。

ヘラクレス号に搭乗している衛生兵の一人。クレイと仲が良く、食事の時は他の仲間と食べている。

ノアがクレイの怪しい動きが船を爆破すると勘違いされるが、実際は酒を作っていると説明。
乗組員が仲間を襲ってスタンリー大佐たちに倒されると、解剖するとして分析していた。
寄生された乗組員に襲われそうになると、落ちていた銃を拾って躊躇いもなく発砲していた。
最後は死体が合体したクリーチャーを前にして銃撃するが、パンチ一発で吹き飛ばされ死亡。

アダムス提督(演:トーマス・ジェーン)

近年の出演作に『スカイ・ミッション』、『ザ・プレデター』などがあります。

ヘラクレス号の総責任者。ニューアースに到着するまで、なぜか冷凍睡眠をしてスタンリー大佐に任せた。

ヘイリーの父親で士官学校に通っていた娘が退学し、その原因だったノアに怒りを持った。
寄生生物の危険さを伝えるべくノアに起こされ、事情を聞いて部下を率いて倒そうとする。
部下たちがあっさりと倒されてしまうと、ノアに娘の面倒を見るように頼んで自爆を果たす。
最後は肉片となった状態で寄生生物が合体し、リアクターに入る為に手を使われてしまう。

ティーク(演:カラン・マルヴェイ)

近年の出演作に『アベンジャーズ/エンドゲーム』、『アウトロー・キング/スコットランドの英雄』などがあります。

ヘラクレス号で衛兵を務めている。アダムス提督の代わりに指揮をするスタンリー大佐に従っている。

ニューアースに向かう宇宙船の中で、談笑している時に人間がまた破壊すると持論を語る。
乗組員が寄生生物によって暴走すると、遺体を調べたチェンバースに出どころを聞いていた。
実は反乱分子の一人であり、ヘラクレス号に寄生生物を持ち込んだ張本人でクレイに話した。
最後はセキュリティ室に侵入した寄生された乗組員たちに襲われ、そのまま殺されてしまう。

スタンリー大佐(演:ティモシー・V・マーフィ)

代表作に『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』、『ローン・レンジャー』などがあります。

ヘラクレス号でアダムス提督が冷凍睡眠の間、衛兵と船の指揮官として指示を与えていく。

クレイとは旧友で仲が良いワケじゃなく、降格処分になった彼を小バカにするような態度。
反乱分子がいると勘ぐっていて、トイレ掃除係となったノアに不審者の報告を頼んでいた。
乗組員が寄生生物に支配されて反撃するが、結局は倒せずに殺され、自身も寄生される。
最後はニューアースの針路をクレイに変えられると、自爆するスイッチを押されて消滅した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『JIGSAW/ルール・オブ・デス』や『PANDEMIC/パンデミック』で知られるジョン・スーツが監督を務めています。
舞台の設定としては『エイリアン』を彷彿とさせ、最終的に登場するクリーチャーは『遊星からの物体X』を思い出させます。
更にブルース・ウィリス、トーマス・ジェーン、カラン・マルヴェイなどメジャーな作品に出ている方々がいます。
ある程度は期待してしまったが、残念ながら毎度のようなブルース・ウィリスの小銭稼ぎの退屈な作品となりました。
まず、物語の肝とも言える寄生生物が動き出すまでの助走が非常に長く、どうでもいい主人公のエピソードを展開させます。
とにかく、主人公にまったく魅力がないのは大きな問題であり、ヒロインだって早々に冷凍睡眠で一時的に退場します。
そうなってくると、物語を動かすのは脇役であるブルース・ウィリスであるが、小銭稼ぎなのでやる気があまりないです。
なぜかB級以下の作品に出演する大物俳優たちは、揃って劇中で酒を飲んだり、タバコを吸うシーンがやたら多い。
本作も半分ぐらいはブルース・ウィリスが酒を飲んでいるシーンが占めているが、さすがに本物じゃないと信じたいです。
ようやく物語が動き出しますが、そもそも予算がないので、寄生生物に支配された人間が襲うだけで迫力がありません。
銃撃でも死なないのはいいとしても、分かりやすい弱点となる強力な洗浄剤の見せ方がヘタクソすぎました。
本来なら、手段がなくなってあの手しかないと思わせるならいいけど、どう考えてもそれが切り札になる演出が見え見えすぎて面白くない。
そして、物語全体としても面白味がまったくなく、アクションシーンだって主人公たちは突っ立って発砲するだけで緊迫感がない。
当然ながら弾切れという概念がなく、一度も装填するシーンがないのに、延々と銃撃ができる仕様にリアリティなんて最初からありません。
物語の半分ぐらいまで進むと、ラストを予想していきますが、誰でも思いつくような結末に面白さを求めるのは逆に難しいだろう。
やはり、小銭稼ぎに出演するブルース・ウィリスの作品は、どれもやる気がないので、面白いと思っちゃいけない典型的なパターンでした。

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