【NO EXIT/ノー・イグジット】VD-433

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洋画

作品データ

公開年月 2016/05/17
ジャンル サスペンス/ホラー
原作 なし
監督 ヴィエト・ヌエン
脚本 ヴィエト・ヌエン、クリス・ディン
製作 アヤ・タニムラ、ジミー・ツァイ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

ブレアは恋人のオリーとコンビを組み、留守の家を狙って盗みをする空き巣稼業をしていたが、最近はそろそろ足を洗おうと考えていた。
最後にようと考えたヤマでしくじり、警察に使ったオリーを保釈する為にブレアは仕方なくマフィアから借金をしてしまう。
そんな二人に同じ犯罪者であるブレアの兄コナーから、ある豪邸に忍び込もうという提案をされ、彼女は最後の仕事にしようと引き受けるのだった。

登場人物&出演者

ブレア(演:ケイティ・サヴォイ)

代表作に『Nuclear』、『シャークトパス vs プテラクーダ』などがあります。

主人公。恋人のオリーと空き巣稼業をしている。最後の仕事にして普通の暮らしをしたい。

空き巣で浮気現場に遭遇し、オリーの無意味な正義感で捕まり、マフィアから金を借りた。
兄の空き巣計画で借金を返そうと参加するが、ターゲットの家主がヤバい人だと判明する。
途中でビビアンと合流するが、ペディキュアが新しいと見抜いて殺人鬼の仲間だと推測した。
最後はオリーと生きていた兄と反撃をして、ジャックにトドメを刺すべきだと提案していた。

オリー(演:クリス・ディン)

代表作に『Kieu』、『Comfort』などがあります。

ヒロイン。ブレアの恋人で一緒に空き巣稼業をしている。仕事の時はつまらない話をする。

空き巣で浮気現場に遭遇し、助けようとして警察に捕まり、ブレアが借金して保釈される。
コナーの空き巣計画に無償で参加するが、押し入った家の主がヤバい人で身の危険を感じる。
ブレアと逃げ回っているとビビアンと合流し、監禁されていた言葉を素直に信じていた。
最後は生きていたコナーと協力して反撃し、ビビアンを倒し、ジャックにトドメを刺す。

コナー(演:クリス・リーディル)

代表作に『フルートベール駅で』、『ア・ナイス・ガール・ライク・ユー』などがあります。

ブレアの兄。空き巣稼業をしている。過去にオリーと組んで彼を二度も牢屋に入れている。

妹の為に計画するが、どうしてもオリーも参加したいと言われ、ボスとしての敬意を求めた。
押し入った家の造りが特殊で外に出られず、ライリーとなんとかぶち破ろうとするも失敗。
ジャックに襲われるも死んだフリをして助かり、ブレアとオリーたちと合流して反撃をする。
最後は監視室からドアの操作をして、ジャックへのトドメとしてオリー鉄パイプを手渡した。

ライリー(演:ティム・チョウ)

代表作に『ムーン・オブ・ザ・デッド』、『ヤッた相手が多すぎて。』などがあります。

コナーと半年組んでいる相棒。空き巣の準備をコナーに確認されるも詰めの甘さが目立つ。

今回の空き巣で得た金をケンカした恋人の豊胸にあてて、火星への有人飛行に申し込んだ。
コナーが戻らない事からブレアと様子を見に行くが、銃で窓を撃っても壊せずに止められる。
地下室でコナーとビビアンを見つけて助け出すが、そのまま一人だけ閉じ込められてしまう。
最後はジャックに襲われて大ケガし、オリーたちに助けられると首を切断されて死亡した。

保安官(演:リンカーン・ホッペ)

代表作に『極寒激戦地アルデンヌ/西部戦線1944』、『エアボーン・ソルジャーズ』などがあります。

電波がついたブレアの緊急電話を受けてやって来た。ジャックが応対して家の中を見回る。

家にほとんど物がないと怪しむが、ジャックが妻を亡くしたばっかりと聞いて共感していた。
実は妻を亡くしたばっかりで立ち直れない状態で、ジャックからの助言を聞いていた。
立ち去ろうとしてブレアたちが出てくると、誰を信用していいか分からず手錠をさせた。
最後はビビアンが出てきて助けるが、隠し持ったナイフで刺されて呆気なく殺されてしまう。

ビビアン・ソープ(演:ローレン・リーダー)

代表作に『バレンタイン』、『Parker and the Crew』があります。

地下室の監禁部屋にいた女性。オリーたちが見つけると、カギを取って外に出て行った。

完全に怯え切った状態で、コナーとライリーが励まそうとするが、殺人鬼の危険さを語った。
ドアが開いて監禁部屋から出て、今度はブレアとオリーの二人と合流して助けを求めた。
実はジャックの仲間で保安官を刺し殺し、銃を奪ってブレアとオリーに発砲するも当たらず。
最後は地下室まで追っていくと、オリーが振り回した十徳ナイフで喉を切り裂かれて死亡。

ジャック(演:ウォルター・マイケル・ボスト)

代表作に『Immortal』、『Parker and the Crew』などがあります。

コナーとライリーが目をつけた豪邸の持ち主。余計な家具がない簡素な内装にしている。

家に侵入したブレアたちに気付き、彼らの動きを観察しながら地下室に行くのを待っていた。
監視室でドアを操作して分断させ、一人ずつ殺そうとライリーとコナーを襲って殺した。
訪ねてきた保安官に応対し、ブレアたちに正体をバラされるが、ビビアンがフォローする。
最後はブレアたちの反撃で首を吊るされ、鉄パイプを持つオリーにトドメを刺されてしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『ロサンゼルス映画祭』にてナイトフォール賞を受賞し、『サンディエゴ・アジアン映画祭』にて審査員賞を受賞しています。
アメリカの映画レビューサイト『Rotten Tomatoes』で100%の高評価を獲得しています。
いわゆるハウス系ホラー映画の一種だが、なぜかコミカルなテイストが盛り込まれている。
珍しく黒人が出ておらず、逆に主人公側にアジア系が二人いるという組み合わせです。
低予算で物語のほとんどは家の中で展開されるが、意外にも登場人物たちは個性的でした。
怖くなったら笑クセのある美女、つまらない話と人を助けたい正義感のアジア系、ボスだと認めさせたい能無しの兄貴、彼女に豊胸手術のプレゼントと火星旅行に行きたいアジア系と、頭の悪そうな設定がなかなか面白い。
基本的に全員があまり頭が良くないが、比較的マトモな主人公はタレントのサヘル・ローズに似ていて、それだけでも良かった。
その恋人となるアジア系の男が冒頭で警察に捕まる理由が正義感で違和感があったけど、物語の都合でそうなってしまったのたろう。
バカ兄貴とアジア系の相棒は根っからの能無しだが、どこか憎めない存在でした。
それに対する殺人鬼の設定が薄く、ここら辺のバランスが非常に悪かったです。
被害者だと思っていた女が殺人鬼の仲間で、豹変するところは多少良かったが、今更という感じでバランスを保つほどじゃなかった。
スリリングな雰囲気と真逆なコミカルなテイストだが、これがまったく面白くないし、テンポを悪くしているだけでした。
アジア系が珍しく主要キャストにあっただけでも新鮮な感じだが、用意された条件の中ではマシな方だったと思います。

コメント

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