【クワイエット・フレンド/見えない、ともだち】RE-3350

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洋画

作品データ

公開年月 2020/05/07
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ブランドン・クリステンセン
脚本 ブランドン・クリステンセン、コリン・ミニハン
製作 ブランドン・クリステンセン、カーティス・デヴィッド・ハーダー
製作国 カナダ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

8歳の息子ジョシュは空想上の友達“ゼット”と会話をする少し変わっていた。
やがて、家では不可解な出来事が続発していくと同じように、ジョシュは邪悪な行動を取るようになっていく。
母親のベスは、ゼットが単なる空想上の存在じゃないとして息子を精神科医へ連れて行くと、そこでゼットの目的を知るのだった。

登場人物&出演者

ベス/エリザベス・パーソンズ(演:キーガン・コナー・トレイシー)

代表作に『デッドコースター』、『ディセンダント』シリーズなどがあります。

主人公。専業主婦。ジェナとは仲が良い。寝たきりの母親の様子を定期的に見ていた。

学校での非行で停学処分となったジョシュと遊びに行くと、実際にZの姿を一瞬目撃する。
シーガー先生からZは過去に自身が作り出したと聞かされ、ケヴィンが殺されてしまう。
ジョシュを助ける為にZと母親の家で暮らしていたが、企みがバレて息子が人質となった。
最後は息子を助ける為に首を吊って意識を失い、廃人になってジェナが面倒をみてくれる。

ジョシュ・パーソンズ(演:ジェット・クライン)

代表作に『ザ・ボーイ/人形少年の館』、『スカイスクレイパー』などがあります。

ベスの息子。一人遊びが好きな少年。実際は空想上の友達“Z”と一緒に遊んでいた。

当初は従兄弟のダニエルと一緒に学校へ登校するが、Zの影響で彼を怯えさせていた。
次第にZの存在が大きくなっていき、食事まで与える中で部屋の壁に芸術作品を描いていた。
実はZが元々ベスの作り出した存在であり、彼女に再び近づく為に単純に利用されていた。
最後はZの人質にされるが、ベスが首吊りして意識を失い、ジェナに面倒を見てもらう。

ケヴィン・パーソンズ(演:ショーン・ロジャーソン)

代表作に『クレイヴ・エンカウンターズ』シリーズ、『ベイビー・キャッチャー』などがあります。

ベスの夫。建築の設計をしている。仲の良い家族に見えるが、実際は隠し事をしていた。

ベスやジョシュとの関係は良好であるが、学校での息子が行う非行を黙って見過ごした。
勝手にジョシュの非行を黙殺していたケヴィンにベスが怒り、停学になった事を言われた。
仕事を優先させてジョシュをベスに任せるも、彼女もZが実在すると言われても信じず。
最後は存在感を出してきたZによって片付けられ、家に火をつけられて遺体も燃えた。

ジェナ(演:サラ・カニング)

代表作に『パリス・ヒルトン物語/小悪魔セレブの私生活』、『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』などがあります。

ベスの妹。息子のダニエルと暮らす。学校に行く時にジョシュを迎えに行って連れて行く。

当初は日課になっていたが、Zの影響を受けたジョシュに怯えるダニエルの為に距離を取る。
母親が病気の間も会う事ができず、死んだ時も遺体を見られずにベスに任せてしまう。
ジョシュが停学になってから家に来るが、ダニエルを二階から突き落とされて事故死した。
最後は田舎に引っ越してジョシュの面倒を見て、廃人となったベスの面倒も見ていた。

シーガー先生(演:スティーヴン・マクハティ)

代表作に『警察署長ジェッシイ・ストーン』シリーズ、『ウォッチメン』などがあります。

精神科医。ジョシュの精神状態を診察していた。単なる空想上の友達だと答えを出した。

ジョシュが立ち去る時に彼が「Z」と言うと、その正体に聞き覚えがあると振り返った。
Zの存在を知ってから精神的に病んでいたベスを診察し、彼女が忘れていた過去を話した。
亡くなった母親の家でZと暮らすベスに会うが、助けようとするも追い出されてしまう。
最後は心配になって警察とともに来ると、息子を助ける為に首を吊ったかベスを発見した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はWOWOWで放映され、当初の邦題は『ゼット/見えない友達』でした。
邦題による『クワイエット』シリーズのように見えて、上記から分かるように別物です。
どっちかと言えば、『ババドック/暗闇の魔物』に近い要素を持った作品でした。
少年だけしか視認できない怪物で影響を受けて、その母親が異変に気付いてなんとか助けようとする展開がかなり似ていました。
ただし、本作ではその怪物こそ母親が幼少期に作り出していて、再び結びつく為に息子を利用しているという展開はオリジンルでした。
しかしながら、肝心の怪物である“Z”の登場したシーンは数秒程度でハッキリと出ず、本当にいるのか分かりません。
これを主人公の単なる妄想となっていて、実は彼女の無意識でやっていた事にしてもおかしくなかったです。
だからと言って、その展開が面白いというワケじゃなく、どこかで見たような展開に目新しさは感じられなかった。
何かに囚われた息子、それに気付いた母親、終始に渡って役に立たない父親など、この設定は見飽きてるぐらいの繰り返しでした。
ラストのオチに関して母親がいなくなればZが消えるのはいいが、結局は廃人になったまま生き残る結末は微妙だと感じました。
それに無意味なほどに死んだダニエルとケヴィンが本当にムダであり、彼らが救われる要素がなかったのも母親に対する同情が湧かなかった。

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