【リベンジ・リスト】VD-438

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アクション

作品データ

公開年月 2016/05/06
ジャンル アクション/サスペンス
原作 なし
監督 チャック・ラッセル
脚本 ポール・スローン
製作 マイケル・メンデルソーン、ロバート・カーライナー
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

失業中の自動車整備工スタンリー・ヒルは、再就職を目処が立ち、久しぶりに妻と再会する。
再会を喜んでいた二人だったが、スタンリーの目の前で妻が強盗に殺害されてしまう。
スタンリーは逮捕された犯人が大物ギャングの手下で、悪徳警官の賄賂で釈放された事を知って復讐に駆り出されるのだった。

登場人物&出演者

スタンリー・ヒル(演:ジョン・トラボルタ)

近年の出演作に『ファナティック/ハリウッドの狂愛者』、『ワイルド・レース』などがあります。

主人公。自動車整備工。元特殊部隊の秘密工作員。新しい会社の就職活動で帰ってきた。

妻と久々に会った帰りに殺され、犯人を捕まえるも釈放されて納得ができずに復讐を開始。
元秘密工作員で相棒だったデニスに情報をとらせ、更に武器なども手配してもらっていた。
あくまでデニスのサポートなしでは何もできず、彼の綿密な計画のおかげで目的を果たす。
最後は黒幕だった知事をぶっ殺し、連邦刑務所に行く予定が元相棒とブラジルへ高飛びした。

デニス(演:クリストファー・メローニ)

デニス(演:クリストファー・メローニ)

代表作に『プリティ・ブライド』、『マン・オブ・スティール』などがあります。

元特殊部隊の秘密工作員。現在は引退して散髪屋をする。副業で情報屋と武器改造をする。

本業の方はかなり稼いでいて、副業はあくまで退屈凌ぎにやっているだけで深入りはしない。
復讐をしたいスタンリーに情報を渡すが、連絡を受けた時点から一緒にやると決めていた。
感情のまま暴走するスタンリーをサポートし、彼の欲しいモノをすべて完璧に揃える。
最後は連邦刑務所に移送されそうなスタンリーを脱出させ、ブラジルに高飛びさせた。

アビー(演:アマンダ・シュル)

代表作に『J・エドガー』、『アブダクション』があります。

スタンリーの娘。遠くまで就職活動する父親が留守の間、母親を自分の家に泊めさせる。

母親が殺されて父親と一緒に悲しんでいたが、逮捕できないと分かって納得しなかった。
悲しみのどん底だった父親が立ち直って安心していたが、元秘密工作員だと知らなかった。
レミ・Kに父親の正体がバレて家まで来ると、抵抗したせいでベビーシッターを死なせた。
最後は病院に入院する父親に銃を渡して暗殺の反撃させ、ブラジルからの手紙をもらった。

ビビアン(演:レベッカ・デモーネイ)

代表作に『卒業白書』、『ゆりかごを揺らす手』があります。

スタンリーの妻。知事の進めるパイプライン工事の数値を計算する仕事をしている。

なんとかして計画を進めたい知事とは反対して、正確な数値を出して工事を潰そうとした。
最後は知事から指示を受けたレミ・Kに強盗と思わせて、スタンリーの前で殺された。

チャーリー・ローズ(演:ルイス・ダ・シルバ・Jr)

代表作に『ドラゴン・アイズ』、『デッドマン・タウン』などがあります。

レミ・Kの手下。ハエのタトゥーを顔にしている。元は街のギャングを束ねていたという。

就職活動から戻ったスタンリーと帰ろうとしたビビアンを強盗殺人に見せかけて殺した。
一度は逮捕され、スタンリーの証言で妻を殺したと確定さるが、罪に問われず釈放された。
スタンリーと有能な元相棒のデニスにヤクが入ったカバンを盗まれ、レミ・Kに脅迫される。
最後はカバンを受け取ろうとクラブに行くが、レミ・Kの名前を出して殺された。

レミ・K(演:ポール・スローン)

代表作に『ヒーローをぶっ飛ばせ!』、『ザ・ヴィジランテ/世界最強の私設軍隊』などがあります。

街を牛耳っているヤクの売人の元締め。アルバニア系で、薬物中毒でかなり狂っている。

スタンリーとデニスに売人が殺され、報告してきた部下に償いとして指を切断させていた。
チャーリーのヤクが奪われてしまうと、ふぐに連絡をして取り戻すように強命令していた。
ギブソン刑事たちに手下が殺されている事に文句を言って、なんとかしろと脅迫している。
最後はアビーの家でベビーシッターを殺すが、ギブソン刑事に口封じに呆気なく殺された。

ギブソン刑事(演:サム・トラメル)

代表作に『オータム・イン・ニューヨーク』、『AVP2/エイリアンズ VS プレデター』などがあります。

ウォーカー刑事と組む殺人課の白人刑事。スタンリーの事件を担当して協力すると話した。

犯人に似た特徴の候補者からチャーリーを指名され、レミ・Kの手下でそのまま釈放した。
文句を言っていたスタンリーに逮捕はムリだと話し、なんとか納得させて揉み消した。
実はレミ・Kと繋がっていて、手下が殺されたと文句を言われて仕方なく知事に相談した。
最後は口封じにレミ・Kを殺すが、スタンリーに捕まって利用されて車と爆死させられた。

ウォーカー刑事(演:アサンデ・ジョーンズ)

代表作に『エグジット・スピード』、『ゾンビ・ストリッパーズ』などがあります。

ギブソン刑事と組んでいる殺人課の黒人刑事。被害者に事務的な質問を毎度している。

ギブソン刑事とスタンリーの事件を捜査するが、レミ・Kが絡んでいる事で揉み消しをした。
スタンリーたちが復讐劇を始めるも、ギブソン刑事と捜査しても犯人の見当もつかない。
ギブソン刑事とスタンリーに協力を求めたが捕まり、車のトランクに押し込まれてしまう。
最後は車の爆発から逃れ、入院するスタンリーを殺そうとしたが返り討ちに遭って殺された。

メザーブ州知事(演:パトリック・セント・エスプリト)

代表作に『ユナイテッド93』、『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』などがあります。

犯罪率が上がっている街を良くしようとしている。パイプライン工事でアピールしていた。

連日のようにテレビでのインタビューで犯罪率は下がっていると主張し、アピールしていた。
実はレミ・Kと繋がっていて、彼に汚い仕事をやらせる代わりに犯罪を見逃していた。
パイプライン工事の正確な数値を出すビビアンが邪魔になり、レミ・Kに消させていた。
最後は黒幕だとスタンリーにバレて守備を固めるも突破され、意図も簡単に殺されてしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『マスク』や『スコーピオン・キング』で知られるチャック・ラッセルが監督を務めています。
ジョン・トラボルタが妻を殺された主人公が復讐の為に犯人を私刑していくが、どこかで聞いたような設定がてんこ盛りでした。
まず、家族を殺されて復讐に駆られるのは『パニッシャー』のフランク・キャッスルや『ジョン・ウィック』のジョン・ウィックで、元秘密工作員というのは『96時間』のブライアン・ミルズという感じだろうか。
全員が特殊な訓練を受けていて、復讐相手を容赦なくぶっ殺していく共通点を持っています。
それぞれが身につけた能力を駆使して敵を追い込んでいくが、本作の主人公であるスタンリーは少しだけ事情が違います。
ただ、感情に駆られて何も考えずに動き出してしまうが、明らかに無謀な行動だと分かる。
そこで登場するのは同じ元秘密工作員で相棒だったデニスを演じるクリストファー・メロー二だが、こっちの方がずっと有能で主人公以上に活躍していました。
ハッキリ言って、元相棒がいなければ主人公は序盤で死んでいたと思います。
それぐらい元相棒の存在が非常に大きく、情報や武器を揃えるという有能さを発揮する。
それにただ主人公が乗っかっているだけで、上記に挙げた主人公たちと決定的に違っている。
あくまでジョン・トラボルタだから存在感があるだけで、冷静に見るとほとんど何もしていないし、いいとこ取りしかしていなかった。
その証拠に正体がバレているのに、一番危険が及ぶ娘を放置して襲われるのは目に見えていたが何も対策を打たないという無能さ。
その娘も明らかに無意味な抵抗をして、巻き込まれたベビーシッターに助けてもらって身代わりで死なせるが何も反省していないし。
ある意味、主人公とは親子だと分かる自分本位すぎるところが本作を象徴していた。
この作品はクリストファー・メロー二が主人公でもいいぐらいの大活躍でした。

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