【寄生体X】RE-3943

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洋画

作品データ

公開年月 2013/11/02
ジャンル SF/ホラー
原作 なし
監督 デヴィッド・チョレワ
脚本 ヴィンセント・ジュール
製作 デヴィッド・チョレワ、ジュリアン・デュナン
製作国 フランス
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

10年前にハレー彗星が地球に最も接近した日に両親が惨殺され、一人息子のクリスはそれ以来、トラウマとして心に大きな傷を負っていた。
今年も10年前の同じ日に彗星が地球に接近していたが、パリ市内では記念してイベントが開催されると突如として人々は奇妙な行動を取って凶暴化してしまう。
クリスは惨劇の場所となったパリ市内から脱出しようとジョンとともにサバイバルを決心し、ついに彗星が地球へ到達しようとするのだった。

登場人物&出演者

クリス(演:ファビアン・ウルフロム)

代表作に『Scramble』、『La Japonaise』などがあります。

主人公。子供の頃に発狂した父親が母親を目の前で殺害している。そのせいでトラウマを抱えてしまっている。

10年後にパソコンのカスタマーサービスをしながら、隣人のクレアを覗き見をしていた。
運良くクレアと会話をして終末パーティに参加し、異常となる人間たちを見て逃げ出した。
家に戻るとドアが閉まって出られず、食料を求めてきたチンピラたちに助けを求めてしまう。
チンピラが入ってくると襲われてしまうが、無意識のうちにほとんどを殺害していた。
ジョンがやって来ると助けを求めて、終末パーティの家にいるクレアを助けようとしていた。
クレアを見つけるも変異している事がバレて刺されるが、救助に来た軍隊に助けられる。
最後は変異した他の人間を倒して、ビビっていたクレアと途中で拾った子供に手を伸ばした。

クレア(演:ブランディン・マーミゲール)

代表作に『La brindille』、『Les yeux grands fermés』などがあります。

クリスと同じフロアの隣人。画家。恋人に二股をかけられていて、ブチ切れて家から追い出していた。

ドアが開きっぱなしとなっていると、心配したクリスが入ってくるも最初は気付かなかった。
クリスが入ってきた事に気付いても慌てるどころか、なぜか誘惑するような態度を見せる。
少し戸惑っているクリスの態度を無視して、一緒に酒を飲んで終末パーティに彼を招待した。
クリスがパーティに来ても最初は気付かず踊っていると、調子の悪い彼を見つけて誘惑する。
部屋で二人っきりになっても拒まれると、参加者に呼ばれてまた踊りクリスの帰宅を知らず。
パーティが大惨事でクリスが助けに来るが、変異した彼の映像で警戒するも一緒に出ていく。
最後は軍隊に救助されるも変異した人間たちに追い詰められ、助けたクリスに手を伸ばす。

ジョン(演:ジョン・ファロン)

代表作に『ファイナル・イグザム/惨殺の5日間』、『RECON(リーコン)』シリーズなどがあります。

クリスと同じフロアに住んでいるカナダ人。日本等を持ち歩き、揉め事をするチンピラを注意している。

たまたま絡まれていたクリスを見つけると、チンピラたちに日本刀を見せつけて脅迫した。
すぐにクリスから感謝されるが、単純に不機嫌だった事でお礼に対して素っ気なく返答した。
街中が変異した人間が暴れていると、なぜか武装して誰も信じない状態で警戒心を持った。
チンピラたちを無意識に殺したクリスの部屋に来ると、なぜか大丈夫だと思って家に入れた。
すぐにクリスの治療をしていくと、外は危険と言いながらクレアを助けたい彼に賛同する。
襲ってくる変異した人間たちを容赦なく倒すが、途中で寄生体に侵食されてしまい悟った。
最後はなぜかクリスを行かせる為に変異した人間を足止めし、その後は消息不明となった。

感想

[個人的な評価]

評価 :0.5/5。

本作は『シッチェス国際映画祭』にてプレミア上映された作品となります。
この作品は長編映画デビュー作となるデヴィッド・チョレワが監督を務めています。
唯一褒められる部分は変異した人間の顔面がドロドロに溶けていくシーンと、殺される人間のグロテスクさだけでした。
75分という非常に短い作品となってくるので、やれる事が限られていて、よほどの脚本じゃない限り難易度が高いです。
基本的に映画に限らず、短い作品というのはブラッシュアップをしないと、中身のないモノになってしまう。
本作は超低予算で作っている作品となっているが、どう見ても草案レベルの何がしたいのか分からない作品でした。
序盤では主人公の悲劇を描いているが、これが物語のメインになっておらず、ハッキリ言って意味がなかったです。
次に隣人との関わりを持たそうとしているが、これもドラマを作る意味でも強引すぎて描写n無駄が多すぎました。
ようやく物語が動き出すのは37分となっていて、ちょうど半分のところになるが、それまでが無駄に長い。
どうせメインのストーリーと関わってこない描写なので、単純に主人公たちが変異した人間から逃げるだけでも良かったかもしれない。
それぐらい掴みに失敗していて、結果的にストーリーとしても上手く活用されず、何がしたいのか分からない。
本来の説明を放棄してしまっているので、彗星による寄生体の意味が分からず、ただ寄生された人間が暴れているだけでした。
これほど中身のない作品となったが、そこはフランス映画だから意味のないロマンスを入れてくるところが痛すぎる。
それに不自然な流れが多すぎるし、ご都合主義にもなっていないぐらい唐突すぎるシーンが何度もあって笑うにも笑えない。
こんなゴミみたいな映画で金を取ろうとする精神がすさまじく、これをレンタルしてしまった事に残念さしかなかった。

コメント

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