【KANIZAME/シャークラブ】RE-3809

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アクション

作品データ

公開年月 2023/04/06
ジャンル アクション
原作 なし
監督 マーク・ポロニア
脚本 マーク・ポロニア
製作 マーク・ポロニア
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

麻薬捜査官ブラドック刑事の次なる任務は「HT25」と呼ばれるドラッグを売りさばこうと画策する組織への潜入捜査。
謎の新薬「HT25」はサメを原料にして作られた強力な麻薬で、副作用としてDNAを改変してしまう力を秘めていた。
新薬実験の過程で様々なクリーチャーが生み出されるが、研究所で爆発事故が発生し、世にも恐ろしい怪物たちが解き放たれてしまうのだった。

登場人物&出演者

ニール・ブラドック刑事(演:タイタス・ヒムルバーガー)

近年の出演作に『シャーキュラ/吸血鮫』、『エイリアンVSジョーズ』などがあります。

主人公。主に犯罪組織へ潜入して逮捕している。5回の表彰を受けるが、ほとんどは表に出せような活躍をする。

病院のベッドで縛られた状態で目を覚まし、記憶が曖昧な状況で何があったか思い出す。
犯罪組織のボスであるグアリスコを逮捕する為、潜入捜査でペルセポネと寝て情報を取る。
グアリスコを追い詰める為にペルセポネと協力し、島で怪物ザメが始末して事件が解決する。
最後はペルセポネに正体がバレていて、口封じとしてサメ人間となる事を受け入れてしまう。

ペルセポネ・フルール(演:ナタリー・ヒムルバーガー)

代表作に『エイリアンVSジョーズ』、『シャーキュラ/吸血鮫』などがあります。

犯罪組織の幹部でグアリスコの側近の一人。ベルギー出身である事以外は偽名を使っている情報しかない。

あくまでボスの道具として相手を見極める為に存在し、潜入捜査するブラドックと寝ていた。
その時にドイツの友人からもらったと説明した新薬「HT25」を出し、一緒にトリップした。
実は最初からブラドックの正体を知っていて、彼がすべてを思い出すと正直に話していた。
最後は目撃したブラドックを逃げす事ができず、薬を服用させてサメ人間に変えてしまう。

博士(演:マーク・ポロニア)

近年の出演作に『シャーキュラ/吸血鮫』、『エイリアンVSジョーズ』などがあります。

犯罪組織の研究員でグアリスコに従って新薬「HT25」を開発した。人体実験まで行って怪物を生み出している。

研究所で謎の爆発が起きて怪物ザメが数体逃げ出すと、液体を右顔面に浴びてケガを負った。
ボスからの怒りを買うと思って新薬を持ち出して逃げ出し、身を隠そうとしてバレてしまう。
新薬を取り戻す為に島まで行って成功するが、ボスから指示を受けてジェイミーに奪われた。
最後は新薬を持ち出したグアリスコを追いかけるが、怪物ザメに襲われる姿を見届けた。

ジェイミー・フエンテ(演:ライアン・ダルトン)

本作が長編映画デビュー作となります。

犯罪組織の幹部でグアリスコの右腕的な存在。様々な犯罪に関わっていて、恐喝から大量殺人まで行っている。

組織を裏切った売人を見つけるとボスの元に連れていき、怪物たちの実験台として差し出す。
ボスの命令で自分たち以外の組織が取引している現場に赴き、殺害してブツを奪っている。
新薬を持ち出した博士を見つけて奪い返し、ボスの指示でブラドックを殺そうと脅迫した。
最後は新薬を奪った博士から取り戻すが、怪物ザメの液体を食らってボスの前で体が溶けた。

フェリックス・グアリスコ(演:ケン・ヴァンサント)

近年の出演作に『シャーケンシュタイン』、『ジュラシック・ビースト』などがあります。

コロンビア出身で犯罪組織のボス。違法な新薬「HT25」の開発に資金を投じて、サメをベースにした怪物を作り出す。

組織を裏切った人間を使って人体実験や戦闘力の確認など、あらゆる非道な事をしている。
新たな仲間としてブラドックを迎えるが、潜入捜査と知らず確認の為にペルセポネを出した。
ブラドックの正体に気付いて自ら動き出し、島で待機して新薬をジェイミーに取り戻させた。
最後は新薬を持って逃げ出したが、上陸した怪物ザメに襲われてなぜか一緒に溶けてしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は敬愛するマーク・ポロニアが監督と出演をしています。
この作品は低予算映画を有志たちによって配給と販売するコンマビジョンが務めています。
今回も有志たちによって日本でDVDが発売されましたが、まだまだマーク・ポロニア監督は精力的に活動してくれています。
しかも、最近は監督業に限らず、俳優としても露出を増やしているので、このままの調子で作品を量産して欲しいです。
もちろん、マーク・ポロニア監督の作品は好事家のみしか受け入れないので、当然ながら一般受けするような内容ではありません。
ただ、今回はなぜか主人公の回想シーンを中心にして構築している構成であり、いつもと違った感じがありました。
多少は複雑に感じさせる構成だが、すべての元凶は主人公を演じるタイタス・ヒムルバーガーのヒゲが原因だろう。
物語のほとんどは濃いアゴヒゲがトレードマークで進んでいたが、なぜか終盤になって剃っていて別人のようになっていました。
撮影日が違っていたせいだろうけど、顔のイメージが濃いヒゲだったので、それが急になくなると誰なのか分からなくなってしまう。
何よりラストでまた濃いヒゲが復活しているから、回想シーンなのにヒゲがないから混乱を生じさせる原因だと言えるだろう。
せめて、ラストシーンでもヒゲのない状態を維持すれば混乱しなかったが、さすがにそこまで手が回らなかったと思います。
肝心の変異したサメについては、相変わらずの感じで今回はストップモーションも使っていて迫力を出していました。
現代においてもCGに頼らない手作り感があるからこそ、マーク・ポロニア監督の作品は他とは一線を画していると思います。
ただ、単純に予算がないのでCGが使えないだろうが、それでも味わいのあるサメたちの造形もまたいいと思ってしまいます。

コメント

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