【ハイテンション】RE-3384

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洋画

作品データ

公開年月 2006/08/26
ジャンル ホラー/サスペンス
原作 なし
監督 アレクサンドル・アジャ
脚本 アレクサンドル・アジャ、グレゴリー・ルヴァスール
製作 アレクサンドル・アジャ、ロベール・ベンムッサ
製作国 フランス
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

親友アレックスの実家で週末を過ごす事になった女子大生のマリー。
ところがその夜、突然訪ねてきた謎の男がアレックスの両親と弟を惨殺してしまう。
更にトラックでアレックスを連れ去ろうとすると、それを目撃したマリーはなんとか助け出そうとするのだった。

登場人物&出演者

マリー(演:セシル・ドゥ・フランス)

代表作に『スパニッシュ・アパートメント』、『永遠のジャンゴ』などがあります。

主人公。女子大生。友人であるアレックスの実家で勉強しようと遠い都会から一緒に来る。

人と同じ事を嫌っていて、アレックスとケンカするもすぐに仲直りをするほどの関係。
突然やって来た正体不明の殺人鬼にアレックスの両親と弟が殺され、運良く隠れていた。
アレックスを助けようとして殺人鬼を倒すが、実は彼女自身が殺人鬼の正体だった。
最後はアレックスを手に入れようとしたが、反撃を受けてケガを負うも精神病院へ収容。

アレックス(演:マイウェン)

代表作に『フィフス・エレメント』、『愛の犯罪者』などがあります。

マリーの親友。都会から遠く離れた実家にマリーを連れて、ノンビリと勉強しようとした。

父親にマリーを紹介して用意した屋根裏の部屋に案内し、シャワーを浴びてから寝る。
正体不明の殺人鬼に両親を殺され、チェーンで手足を巻かれ、マリーに助けを求めた。
そのままトラックに乗せられるが、マリーも一緒にいて彼女からナイフを手渡された。
最後は殺人鬼がマリーだと最初から知っていて、反撃して倒し、精神病院に収容させた。

ダニエル(演:アンドレイ・フィンティ)

代表作に『バレット・オブ・ラヴ』、『ウォー・ドッグス』などがあります。

アレックスの父親。農場と家を買って、周囲の住民からようやく認められるようになる。

アレックスが連れて来たマリーと挨拶し、何度も写真を見せられて顔を知っていた。
最後は突然来た殺人鬼に顔を切られ、階段に頭を挟まれてタンスで千切られて死亡。

ミア(演:ワーナ・ペリーア)

代表作に『トゥモロー・ワールド』、『ドラゴン・スレイヤー/炎の竜と氷の竜』などがあります。

アレックスの母親。アレックスが久しぶりに帰ってくる事から食べるモノを用意していた。

心配性で何かとアレックスの事を気にして、帰ってくると着替えの場所を教えていた。
最後は突然来た殺人鬼に体を切られ、寝室で電話を取るも、喉と左手を切られて死亡。

ジミー(演:フランク・カルフン)

代表作に『P2』、『マニアック/2012年版』があります。

アレックスから離れた場所にあるガソリンスタンドの店員。殺人鬼とは顔馴染みである。

駆けつけたマリーに警察を呼ぶように言われるが、殺人鬼が来たせいで機会を逃した。
最後は酒を取ろうとするが、振り向いた時に斧で胸を抉られ、抵抗もできずに死んだ。

殺人鬼(演:フィリップ・ナオン)

代表作に『アレックス』、『アデル/ファラオと復活の秘薬』などがあります。

汚いトラックとツナギを着た長年の太った不気味なオッサン。アレックスの家を目指した。

みんなが寝静まった時にやって来て、出迎えたダニエルを殺し、次にミアも殺していた。
更にアレックスをチェーンで縛り上げて、外へ逃げた弟を銃で撃ち殺して戻ってきた。
ガソリンスタンドで店員も殺して、追跡してきたマリーの存在を察知して追い詰めた。
最後はマリーに殺されるが、その正体不明は彼女が作り出した虚像だと判明する。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は監督、脚本、製作を務めるアレクサンドル・アジャの長編二作目となります。
アレクサンドル・アジャ監督の代表作に『ヒルズ・ハブ・アイズ』、『クロール/凶暴領域』などで知られています。
こちらの作品はホラー映画好きが選んだ一本であり、当然ながら鑑賞するしかないと思ってすぐに借りる事にした。
どのような作品なのか前情報をほとんど取り入れず、起きる出来事を黙って静観しました。
フランス映画という事で少し雰囲気が違っていましたが、正直言ってテンポがちょっとばかり遅かったように感じました。
アメリカだともっとテンポ良く物語の核心に迫っていきますが、なんだか本作はノンビリした印象を持ちました。
とにかく、物語の本題である謎の殺人鬼が動き出しまで遅く感じられました。
それでようやく殺人鬼が惨殺を始めていくが、主人公のマリーの空気が張り詰めた緊張感が効果的に物語を盛り上げている。
ギリギリのところで殺人鬼をかわしていくが、その時に感じられるストレスは半端じゃないとしっかりと伝わります。
そこで物語が進んでいくうちに仕掛けられたネタに気づくと、主人公に味方ができなくる。
終盤手前で違和感に気付いて、それがそのままネタバレになってしまい、個人的にはインパクトが薄かったような印象でした。
もっと派手なやり取りを期待したが、さすがはおフランスの映画という事で地味な展開です。
更に主人公の正体こそが殺人鬼で、彼女自身が自覚していなかったところに驚かせられる。
主人公が殺人鬼の正体というオチは悪くないが、所々に辻褄が合わないシーンもあったのは少し残念な感じでした。
ラストでも殺人鬼が裁かれず精神病院にいって、また何かやらかす雰囲気は悪くなかった。

コメント

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