【キュート・リトル・バニーズ】VD-471

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洋画

作品データ

公開年月 2017/02/10
ジャンル パニック/ホラー/コメディ
原作 なし
監督 トニー・ジョピア
脚本 ギャリー・チャールズ、アンディ・デイヴィー
製作 トニー・ジョピア、クリストファー・デイン
製作国 イギリス
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

夏祭りで盛り上げるイギリスののデディントン村、そこへ人口減に悩む異星人が人類の若い女性と交わり新たな遺伝子を持ち帰る“種付け部隊”がやって来る。
人間と接触するべく異星人たちは地上へ降り立ったが、生物の知識がなかったせいで野ウサギたちと合体してしまう。
合体した野ウサギたちは夏祭りの会場へ来ると、女達を受胎させるべく拉致し、邪魔な男たちをその場で惨殺し始めるのだった。

登場人物&出演者

メル・ハスラム(演:クリストファー・デイン)

代表作に『ザ・ランペイジ』、『Ouijageist』があります。

主人公。15歳の時に母親と村から。父親と不仲で母親の死を知らせに戻っきたた。

すぐに父親の元へ行くが、当然のように歓迎されずに手紙だけを渡して帰ろうとする。
片思いだったローズとの再会で出ていく事を忘れて、そのまま長年守った童貞を捧げた。
村に凶暴なウサギが出現すると、連れ去られたローズを助けるべくみんなで協力する。
最後はバートが自爆してウサギたちを倒して、チャールズと友情を結んで町に残った。

ローズ(演:リディ・ミシエク)

本作が長編映画デビュー作となります。

ヒロイン。テディントン村に住む女性。メルとは幼馴染みでずっと片思いをしていた。

夏祭りではケーキを焼いて出し、バートの元に持ってきたところでメルと再会する。
実はチャールズと婚約まで話しが進んでいたが、メルからの告白で肉体関係を持った。
夏祭りの最中に生物兵器と化したウサギたちの襲撃を受け、抵抗せずに連れ去られた。
最後はバートたちとやって来たメルに助け出され、そのまま彼が残って恋人となった。

バート(演:ティム・ホープ)

代表作に『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』があります。

メルの父親。妻と息子に見捨てられて一人で農場を経営する。借金取りとモメている。

土地を欲しがる借金取りを睨むが、妻と息子が出ていった事を言われて何も言えず。
メルが帰ってくると追い返そうとするが、妻の死を聞かされて仕方なく手紙をもらう。
生物兵器と化したウサギたちに夏祭りを襲撃され、ローズを助けるべくメルと和解する。
最後はウサギに噛まれて重傷となって、残りを処分しようと一緒に爆発四散をした。

フィリス(演:アンジェラ・ホルムズ)

代表作に『アナイアレイション/全滅領域』、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』などがあります。

デディントン村の女性。いつも友達のアイリーンと一緒にいる。帰ってきたメルを発見する。

夏祭りを迎えてアイリーンと一緒に散策して色気を振りまき、落ち込んだローズを励ます。
生物兵器と化したウサギたちに襲われてしまい、抵抗するも結局は捕まってしまう。
異星人たちの分娩室から自力で簡単に逃げ出すと、メルたちと合流して事情を話した。
最後は別行動していたおかげで助かり、すべてが終わって安心した頃に戻ってきた。

チャールズ(演:サマール・サリラ)

代表作に『Turning 30!!!』、『Apocalypse』などがあります。

デディントン村に住む男性。クリケットが大好きで車にいつもバットを積んでいるほど。

ローズとは婚約まで話しが進んでいて、帰ってきたメルに「家出少年」と小バカにする。
メルに心を奪われるローズを嫉妬させる為に他の女を車に乗せるも失敗してしまう。
途中で生物兵器と化したウサギに遭遇し、クリケットのバットで倒してメルたちと合流。
最後はローズを救い出したメルを見直すと、彼女を諦めて友情を結ぶ方を選んだ。

ブライアン(演:スティーヴ・アーロン=シップル)

代表作に『Card Dead』、『Crying Wolf』などがあります。

異星人。人口減少を解決するべく地球にやって来たコンビの部下。地球について調べていた。

地球の女性が繁殖に最適だと上司のアーネストに話して、ウサギを生物兵器に変えた。
毎度のようにアーネストから厳しい指示を出され、ウサギたちに女性を誘拐させていく。
メルたちが反撃しようとして最初は余裕を見せるが、小便が弱点だとバレて慌てていた。
最後は生まれた新生児をなんとか回収して、英雄になれないと分かって帰っていった。

アーネスト(演:ダン・アブラムス)

代表作に『Crying Wolf』、『Rock Band Vs Vampires』などがあります。

異星人。ブライアンとともに人口減少を解決するべく、地球までワザワザやって来た。

地球の女性が最適だとブライアンに言われると、ウサギを生物兵器にさせて作戦を実行。
ブライアンから状況の報告を受けながら、順調に繁殖させる女性を捕まえて満足する。
メルたちが反撃に小便で倒されるウサギたちの惨状を見て、冷静さをすぐに失っていた。
最後は生まれた新生児をなんとか回収して、英雄になれないと分かって帰っていった。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はいわゆるアニマルパニックとも言える作品となります。
アニマルパニックと言えば、市民権を得たサメ映画の他、クモやワニなんてメジャーです。
ただ、最近では『ブラックシープ』や『ボア/2018年版』などと広がりを見せています。
そして、ついに見つけたのはウサギが人々を襲うという楽しそうな作品です。
これまで『怪奇!兎男』や『バニー・ザ・キラー』がウサギ人間が登場しましたが、本作では見た目はそのままウサギとなります。
可愛らしい姿をしたウサギが近づくと、どんな人間でも警戒心を解いて触ろうとするが、その隙を突くところは納得ができます。
この作品では異星人が人口減少を解決するべく、地球の女性を代わりに出産に使おうとする設定はなんとく分かります。
しかし、この異星人がやっている事が誰でもすぐに分かる頭の悪さで、製作側の意図的な設定と言わないとあまりにも可哀想です。
それぐらい説得力がなく、大人が考えたような設定とも思えず、だからと言ってバカ映画に徹しているワケでもありません。
本気でこの設定や内容で面白いと思っているならば、製作側の正気を疑うしかないぐらいクソつまらない上に滑っている。
そもそも、本作にはセンスをまったく感じさせないギャグや下品な言動が当たり前にやっているので、所詮はその程度だと思っています。
こうなってくれば、マトモな脚本を書けるはずもなく、ストーリーを完結させられる人が選ばれたのではないかと思うぐらいヒドイ。
中心となる人物のドラマパートを広げられない事で、それを補おうとやたらと登場人物を出して尺稼ぎしているだけでした。
本来なら主人公たちを中心に物語を構築するべきだが、関係ないところで話しを広げてしまっているのは残念すぎる。
そのせいで本来は90分以下、内容としても70分程度でもいいような作品が、100分超えという頭の悪さを露呈していました。
CGもやる気がないのはいいとして、オッパイを出せばみんなが許すと思っているところ、マトモなストーリーも考えられない三流以下ではこの程度でしょう。

コメント

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