【聖女/Mad Sister】VD-707

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アクション

作品データ

公開年月 2019/11/22
ジャンル アクション/サスペンス
原作 なし
監督 イム・ギョンテク
脚本 キム・ミン、リム・キョンテク
製作 チョン・スクヒュン、ナム・クォンウー
製作国 韓国
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

元警護員で過剰防衛により服役してい女性格闘家・イネは刑期を終えると、18歳の高校生だが精神年齢が10歳の妹ウネの元へ戻ってくる。
やっと普通の暮らしができると思った矢先、妹が学校から戻らず、イネは警察や学校に問い合わせても誰も真剣に取り合ってくれずにいた。
絶望したイネは自分自身で妹の捜索を始めると、ウネの過去が明らかになって、彼女を傷つけた犯人たちへの復讐劇を開始するのだった。

登場人物&出演者

イネ(演:イ・シヨン)

代表作に『カンチョリ/オカンがくれた明日』、『殺人漫画』などがあります。

主人公。元警護員。正当防衛で相手に重傷を負わせたせいで、過剰防衛となって1年半の刑期を務めた。

出所して妹と二人暮らしを再開させるが、翌日に誘拐され、赤いドレスを着て自分で探す。
サンマンを手がかりに妹がどこに連れ去られたのか探していると、パク議員までたどり着く。
劣勢の中でジョンウの協力もあって妹が監禁される場所で満身創痍になりながら救出した。
最後はパク議員に腹部を刺されるも妹を車に乗せて、ようやく姉妹で家に帰っていった。

ウネ(演:パク・セワン)

代表作に『朝鮮生存記』、『コレクターズ/ソウルに眠る宝刀を盗み出せ』などがあります。

イネの妹。卒業間近の女子高校生だが、精神年齢が10歳となっている。そのせいで学校でイジメを受ける。

学校を中退したいと姉に話すも聞いてもらえず、翌日に登校してイジメられっ子に捕まる。
サンマンから人身売買のチョン、最終的に因縁を持っていたパク議員の元に捕まってしまう。
実は過去から多くの男に狙われレイプされてきて、パク議員から姉に助けられ別の場所へ。
最後は大量の覚醒剤を打たれた状態になり、姉に助け出されるも、意識が朦朧としていた。

ジョンウ(演:イ・ジュニョク)

代表作に『2つの恋愛』、『野球少女』などがあります。

パク議員の手下。過去にパク議員の片目を奪ったイネとウネを探すように指示を受けている。

ウネが人身売買で売られそうになって連絡をもらい、チョンに金を渡してパク議員に連絡。
姉を誘き出す為にウネを別の場所に監禁するが、イネから連絡をもらって気持ちが揺らいだ。
パク議員からウネを殺そうように命令され、イネと協力する為に裏切って情報を渡した。
最後は裏切りが発覚して拷問を受けて、パク議員が到着すると首をナイフで刺されて死亡。

サンマン(演:イ・ヒョンチョル)

代表作に『達磨よ、ソウルに行こう!』、『ヨンガシ/変種増殖』などがあります。

ヤクザ。ハッピーローンというダミー会社を経営し、闇社会では人身売買などの犯罪をやっている。

買春客から金を巻き上げるジョンウたちが来ると、ナイフで自分を刺して彼らを脅迫した。
人身売買の業者に売り込んで、使い古した銃を見つけて金を払ってその場で手に入れた。
ハッピーローンの仲間に情報を売られてイネに襲われ、人身売買のチョンの元へ連れて行く。
最後はトランクに押し込められ、もう用なしと自ら願い出て、イネに銃を奪われて生還した。

チョン社長(演:キム・ウォネ)

代表作に『華麗なるリベンジ』、『サムジンカンパニー1995』などがあります。

闇社会で人身売買をしている。サンマンと繋がりがあって、ウネを連れてくると高値が買ってくれた。

客が支払いの代わりに古い銃をもらっていて、サンマンから金を積まれて仕方なく渡した。
ウネを調教しようと陰部を出したが、口に咥えた彼女に噛まれて売り物にならないと判断。
サンマンに金を返すように要求するが、別の客を見つけてウネをさっさと売っぱらった。
最後は妹を探すイネに反抗し、ウネを連れ去ったジョンウの存在を話して気絶させられた。

パク・ヨンチョン(演:チェ・ジノ)

代表作に『コンフェッション/友の告白』、『第8日の夜』などがあります。

国会議員。著名な牧師に応援されるほどの人気を持つ。議員になる前は悪さをしていた。

過去に車の修理屋をツテにしてウネを連れ出して、車の中でレイプをして何度も行っていた。
その事実を突き止めたイネに見つかると、左目を失ってしまい、復讐の為に探していた。
ウネから連絡を受けたジョンウから報告を受け、姉を誘い出す為に使おうと考えていた。
最後はウネに大量の覚醒剤を打たせ、イネを負傷させるも、顔をボコボコに殴り倒された。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は『のむコレ3』にて上映された作品となります。
この作品は主演を務めるイ・シヨンはボクシング韓国代表という経歴を持っています。
なんと言っても、イ・シヨンのCGやスタントのないアクションが見どころで、決して圧倒的な強さじゃないというのがポイントである。
こういう作品では主人公が圧倒的な戦闘力を使って、敵をあっさりと倒していくパターンがほとんどとなります。
しかし、韓国映画になってくると、そこは生身の人間が戦っている事を前提にして、主人公はボロボロになりながら辛勝している展開になる。
主人公を演じるイ・シヨンは確かに強いかもしれないが、相手の数が多くなってくると、一筋縄でいかないハラハラな演出がありました。
何よりイ・シヨンのスタイルの良さ、化粧っ気のないキレイな顔とは裏腹に、ただ妹を助けたい行動が激化していくところが面白い。
ただ、主人公を動かす原因となった妹の過去がなかなか悲惨で、知能的な障害を持っているせいで、多くの男にレイプされている現実が非常に胸糞でした。
その後も姉が妹の為に戦っていきますが、ラストではどう考えてもハッピーエンドは言えないような終わり方となりました。
まず、本作はストレートな内容が多い韓国映画の中でも、回想を何度も入れてくるので、非常にテンポが悪くなっていました。
やはり、ここは韓国映画の良い部分であるストレートな内容でやるべきで、そういう小出しの回想は邪魔だったような気がします。
それでも、イ・シヨンの等身大なアクションが楽しめて、赤いドレスを着た彼女のスタイルの良さも引き立てて、そこだけでも楽しめる作品となりました。

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