【霊幻道士】VD-939

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作品データ

公開年月 1985/11/07
ジャンル ホラー/コメディ
原作 サモ・ハン・キンポー 『妖術秘伝・鬼打鬼』
監督 リッキー・ラウ
脚本 バリー・ウォン、シートゥ・チャホン
製作 サモ・ハン・キンポー
製作国 香港
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

バケモノ退治を生業とするガウ道士が、大富豪ヤンから先代の改葬を依頼される。
墓を掘り起こしてみると、先代は怨念を抱き成仏できないでいた。
ガウ道士は弟子のモンとセンとともに遺体を持ち帰るが、いつものにかキョンシーとなって蘇ってヤンを殺害して逃亡してしまうのだった。

登場人物&出演者

ガウ道士(演:ラム・チェンイン)

代表作に『霊幻道士』シリーズ、『燃えよデブゴン』シリーズなどがあります。

主人公。バケモノ退治を生業にする道士。地元では名士として信頼され、頼りないセンとモンを弟子にしている。

大富豪のヤンから父親の墓を移す依頼を受けるが、先代がキョンシー化すると警告をした。
先代がキョンシーとなってセンと対処するも逃げられ、ヤンも殺されて逮捕されてしまう。
キョンシー化したヤンを倒してウェイが信じて、今度は幽霊に取り憑かれたセンを助けた。
最後は強化した先代を迎え撃つもダメージを与えられなかったが、火で燃やして倒した。

セン(演:チン・シュウホウ)

代表作に『霊幻道士』シリーズ、『フィスト・オブ・レジェンド/怒りの鉄拳』などがあります。

ガウ道士の弟子の一人。モンと違い一人暮らししている。修行がない時は伯母が営む化粧品店を手伝っている。

店の留守番をやっていると、客として来たティンを売春婦と間違えて顔を叩かれてしまう。
ヤンがキョンシーに殺害され、師匠の言いつけから術の道具を留置所まで持ってきていた。
女幽霊のヨッに魅惑され虜になるが、師匠によって罠を仕掛けるも同情して彼女を助けた。
最後は強化した先代の襲撃に師匠と対抗して、最終的に燃やす事でなんとか倒していた。

モン(演:リッキー・ホイ)

代表作に『プロジェクトA2/史上最大の標的』、『奇蹟/ミラクル』などがあります。

ガウ道士の弟子の一人。ガウ道士の家で住み込みをしている。普段は霊廟の世話係や留守番などをしている。

ティンに一目惚れして近づこうとするが、センやウェイが立ちはだかって失敗していた。
ヤンがキョンシーに殺害され、師匠の指示を受けてティンを守るべく彼女の近くで警戒。
先代がティンを襲おうとして助けるが、逆に爪を突き刺されキョンシー化してしまう。
最後は師匠のおかげで治って、先代が襲ってきて対処するも吹き飛ばれ気絶したままに。

ティンティン(演:ムーン・リー)

代表作に『プロテクター』、『七福星』などがあります。

ヤンの一人娘。都会に行って化粧を覚えてきた。初めて会うモンの下心を見抜いてからかっていた。

センの店に来て化粧品を買おうとしたが、売春婦に間違われて機嫌を損ねて出ていった。
父親が殺害されて深く悲しんでいたが、ガウ道士を逮捕するウェイに誤認の可能性を話す。
祖父が襲ってきてガウ道士たちに助けれると、彼らの家に避難してモンの面倒を見ていた。
最後は強化した祖父が襲って逃げ回り、ガウ道士たちによって倒されて助かる事になる。

ウェイ(演:ビリー・ラウ)

代表作に『七福星』、『霊幻道士』シリーズなどがあります。

保安隊の隊長。ヤンの甥。ティンティンとは幼馴染みで片思いしている。何かと叔父にべったりしている。

ティンとの結婚を考えて叔父に相談しようとして、ガウ道士たちが来たせいでできず。
叔父が殺害されガウ道士だと考えて逮捕させ、ティンに敵討ちとして拷問しようとした。
キョンシー化した叔父に襲われ、ガウ道士に助けられた事で味方になって先代を探す。
最後は先代が襲ってきて対処していくが、結局はガウ道士たちに助けられる事になった。

ヨッ(演:ポーリン・ウォン)

代表作に『ドラゴンキョンシー』、『孔雀王』などがあります。

女性の幽霊。20歳で死亡した若い女性。ヤンの父親の墓があった場所にその他大勢として墓があった。

センが同情した事で恋に落ちてしまい、幽霊になって彼を自分のモノにしようとしていた。
暴漢に襲われるフリをしてセンを引き付けると、自宅に招いて彼を虜にして取り憑いた。
その正体は顔の右側が醜く朽ちていて、ガウ道士に見抜かれてもセンを求めてやって来る。
最後はキョンシー化したモンから助けて、センの同情を受けて倒されず立ち去っていった。

ヤン(演:ウォン・ハー)

代表作に『妖術秘伝・鬼打鬼』、『鬼喰う鬼』などがあります。

大富豪。父親の代から商売を引き継いでいるが上手く行っていない。風水師から改葬をしようとする。

ガウ道士に相談して改葬を行おうとして、娘を同行させて話しを聞いて準備をしていた。
墓から父親の墓を掘り出すが、恨みを買っている事から火葬を拒んでガウ道士が預かる。
キョンシーとなった父親によって殺害されると、自身もキョンシーになって暴れ回った。
最後はウェイとセンを襲っていたが、ガウ道士によって火をつけられて倒される事になる。

先代(演:ユン・ワー)

近年の出演作に『シャン・チー/テン・リングスの伝説』、『七人樂隊』などがあります。

ヤンの父親でティンティンの祖父。20年前に亡くなっていて、息子が墓を移動させる為に掘り出される事になる。

風水師から無理やり土地を購入した息子のせいで、恨みを買ってキョンシーになっていた。
ガウ道士が自宅で封印をしていたが、弟子たちの甘い処理で逃げて息子を殺害してしまう。
孫娘を襲うとしてガウ道士たちに邪魔され、洞窟で変異して目が見えるようになって強化。
最後はガウ道士たちと対決し、有利に進めていくが、火をつけられた事で倒されていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作はサモ・ハン・キンポーが監督と主演を務めた『妖術秘伝・鬼打鬼』をモチーフにして作られています。
この作品は中国古来の伝承に登場する妖怪「キョンシー」を使い、特殊効果やワイヤーアクションで独自のゾンビ映画を作っています。
公開された当時はジョージ・A・ロメロやルチオ・フルチによるゾンビ映画がヒットし、ジャンルとして最盛期を迎えていました。
そこで香港映画もゾンビのジャンルに乗り出す事になって、昔からの妖怪である「キョンシー」を使っています。
ただ、他のゾンビ映画と違った中国古来の文化を感じさせる内容になっていて、アクションやコメディを上手く融合させています。
ちょっとしたロマンスなんかもあって、まさに最盛期の香港映画という感じで最初から最後まで楽しい内容となっています。
香港のカンフー映画だと師匠は必ずシリアスなキャラクターがほとんどだが、本作でのガウ道士は意外にもコミカルなキャラクターで面白かったです。
本来の真面目で強い師匠ポジションと少しズラした要素となっていて、格段に魅力的なキャラクターとなっていました。
もちろん、2人の弟子についても個性があって、香港映画常連の太っちょを敢えて出さないところに信念を感じました。
「キョンシー」はあくまで物語を盛り上げるオマケという感じで、香港映画の特徴でもあるキャラクターの個性と掛け合いの面白さのバランスが非常にいいです。
ただ、女幽霊のエピソードについては少し蛇足な印象があって、これがもう少しラストに関わってくるなら意味があったと感じました。
香港映画は詰め込みすぎるような濃い内容やジャンルミックスする事が多いけど、本作はシリーズ化してもおかしくない面白さでした。

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