作品データ
公開年月 | 2005/11/03 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | グレッグ・マクリーン |
脚本 | グレッグ・マクリーン |
製作 | グレッグ・マクリーン、デヴィッド・ライトフット |
製作国 | オーストラリア |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
車でオーストラリア大陸横断の旅に出たベン、リズ、クリスティの3人のバックパッカー。
ところが、ウルフクリーク国立公園まで来たところで車が故障し、広大な平原で立ち往生していた。
そこへミックという地元の男が彼らの元へやって来て車を牽引してもらうが、目を覚ましたリズたちは自分が縛られている事を知るのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作はオーストラリアで実際に起きた猟奇殺人事件をベースにした作品となります。
この作品は『第32回サターン賞』でサターンホラー映画賞にノミネートされています。
先に『ミック・テイラー/史上最強の追跡者』を鑑賞してまったので、1作目がずっと気になっていました。
ようやくAmazonプライムビデオで配信していたので、2作目が面白かった事からそれなりの期待をしていました。
やはり、2作目でタイトルにもなっているミック・テイラーの活躍がどれぐらいやってくれるのか待っていました。
しかし、50分が過ぎてもどうでも犠牲者たちのつまらないロードムービーを見せられるだけで退屈しかなかったです。
この作品で求められるのは登場人物たちがミック・テイラーによって無惨に殺されるところで、それ以外はオマケとしか思っていません。
それなのにオマケだけで作品の半分ぐらいになっていて、作品の良さを自分の手で半減させているのは残念としか思えない。
それとも、ミック・テイラーを中心に物語を作れるような能力がなく、どうでもいいバックパッカーのどうでもいいシーンでしか尺稼ぎが出来なかっただけ。
2作目はそこら辺を反省してミック・テイラーが冒頭から出て暴走しているが、本作はそれがなかっただけでも大きく違っている。
何より実話をベースにしている内容なので、どうしてもやれる事の限界があるにしても、映画的な演出はもっとできたはず。
監督が2作目でちゃんと成長しているからいいけど、この作品はダメな部分しか目立っていないところが大きかったです。
もっとミック・テイラーを全面的に出した2作目があるからこそ、この出来損ないの1作目に価値があると感じました。
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