【ウルフクリーク/猟奇殺人谷】VD-982

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あ行

作品データ

公開年月 2005/11/03
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 グレッグ・マクリーン
脚本 グレッグ・マクリーン
製作 グレッグ・マクリーン、デヴィッド・ライトフット
製作国 オーストラリア
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

車でオーストラリア大陸横断の旅に出たベン、リズ、クリスティの3人のバックパッカー。
ところが、ウルフクリーク国立公園まで来たところで車が故障し、広大な平原で立ち往生していた。
そこへミックという地元の男が彼らの元へやって来て車を牽引してもらうが、目を覚ましたリズたちは自分が縛られている事を知るのだった。

登場人物&出演者

ミック・テイラー(演:ジョン・ジャラット)

代表作に『マンイーター』、『ミック・テイラー/史上最強の追跡者』などがあります。

ウルフクリーク国立公園に住んでいる男。ベトナム帰還兵。外国人が嫌いで定期的にバックパッカーを狩っている。

車が故障して立ち往生していたリズたちを発見すると、親切心で彼らを助けると口にした。
同意したリズたちをアジトへ連れて行くと、睡眠薬が入った水で彼らを眠らせて縛った。
リズに逃げられて首に銃弾を食らうが、戻ってきた彼女を動けなくしてクリスティを追う。
最後はカーチェイスでクリスティの車を横転させ、銃撃で倒すと、そのまま消え去った。

リズ・ハンター(演:カサンドラ・マグラス)

代表作に『報復のカウントダウン』、『スケア・キャンペーン』などがあります。

オーストラリア大陸を横断するバックパッカー三人組の一人。クリスティによってベンといい感じになる。

パーティを楽しんでビーチで知らない人たちと寝ていたが、クリスティの裏切りを知らず。
ウルフクリーク国立公園で立ち往生していると、ミックがやって来て助けてもらっていた。
翌日になって縛られている事に気づき、自力で脱出してミックを撃ってクリスティと逃げる。
最後は車を手に入れようと戻るが、ミックに指を切り落とされ、背骨を切られて捕まった。

クリスティ・アール(演:ケスティー・モラッシ)

代表作に『黒の怨(うらみ)』、『ミック・テイラー/史上最強の追跡者』などがあります。

オーストラリア大陸を横断するバックパッカー三人組の一人。ベンがリズと上手くいくように誘導している。

羽目を外しすぎたせいで酔った勢いでベンと肉体関係を持つが、リズに言わず黙っていた。
ウルフクリーク国立公園まで来ると、車が故障してミックがやって来ると彼に助けてもらう。
ミックに目をつけられ、拷問を受けた末にレイプされようとしてリズに助けてもらった。
最後は通りすがりに助けられるが殺され、車で逃走するもミックに横転捺せられ射殺された。

ベン・ミッチェル(演:ネイサン・フィリップス)

代表作に『スネーク・フライト』、『レッドライン』などがあります。

オーストラリア大陸を横断するバックパッカー三人組の一人。UFOなどの知識を持つなど少年の心を持つ。

リズとはいい感じになっていたが、クリスティと酔った勢いで肉体関係を持ってしまう。
ウルフクリーク国立公園までやって来るが、車の故障で立ち往生してミックに助けてもらう。
火を囲んでミックの昔話を聞いていたが、余計な事を言って彼の機嫌を損ねるも気づかない。
最後は捕まってケガを追うが、自力で脱出して救助され警察に訴えるもミックは見つからず。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はオーストラリアで実際に起きた猟奇殺人事件をベースにした作品となります。
この作品は『第32回サターン賞』でサターンホラー映画賞にノミネートされています。
先に『ミック・テイラー/史上最強の追跡者』を鑑賞してまったので、1作目がずっと気になっていました。
ようやくAmazonプライムビデオで配信していたので、2作目が面白かった事からそれなりの期待をしていました。
やはり、2作目でタイトルにもなっているミック・テイラーの活躍がどれぐらいやってくれるのか待っていました。
しかし、50分が過ぎてもどうでも犠牲者たちのつまらないロードムービーを見せられるだけで退屈しかなかったです。
この作品で求められるのは登場人物たちがミック・テイラーによって無惨に殺されるところで、それ以外はオマケとしか思っていません。
それなのにオマケだけで作品の半分ぐらいになっていて、作品の良さを自分の手で半減させているのは残念としか思えない。
それとも、ミック・テイラーを中心に物語を作れるような能力がなく、どうでもいいバックパッカーのどうでもいいシーンでしか尺稼ぎが出来なかっただけ。
2作目はそこら辺を反省してミック・テイラーが冒頭から出て暴走しているが、本作はそれがなかっただけでも大きく違っている。
何より実話をベースにしている内容なので、どうしてもやれる事の限界があるにしても、映画的な演出はもっとできたはず。
監督が2作目でちゃんと成長しているからいいけど、この作品はダメな部分しか目立っていないところが大きかったです。
もっとミック・テイラーを全面的に出した2作目があるからこそ、この出来損ないの1作目に価値があると感じました。

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