【ラブバード】VD-701

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洋画

作品データ

公開年月 2020/05/22
ジャンル コメディ、サスペンス
原作 なし
監督 マイケル・ショウォルター
脚本 アーロン・エイブラムス、ブレンダン・ゴール
製作 トム・ラサリー、オリー・オブスト、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

ジブランとレイラニは破局寸前のカップルで、ある日、二人が自動車に乗っていると、警官と名乗る男から犯人逮捕への協力を求められた。
二人は快く応じるが、実はその男は容疑者とされる男性を轢き殺していて、平然とその場から去っていたという事実を隠していた。
すぐに男が警官ではない可能性を疑い始めたジブランとレイラニだが、運悪く通行人に殺人犯と勘違いされてしまうのだった。

登場人物&出演者

ジブラン(演:クメイル・ナンジアニ)

近年の出演作に『エターナルズ』、『ドクター・ドリトル/2020年版』などがあります。

主人公。ドキュメンタリー番組を制作している。レラーニと出会った時はアツアツだっだが、4年後の同棲でケンカする。

友人のパーティまで向かっていたが、口論していた時に自転車の男を轢いて驚いていた。
ヒゲ男が勝手に車を運転して自転車の男を轢き殺し、通行人に犯人と間違えられ逃げ出す。
レラーニと二人で無罪を証明するべく真犯人を追うが、サクラリウムに侵入してしまう。
最後はヒゲ男に捕まるもレラーニと撃退して、1年後に二人で賞金の出る番組に出演した。

レラーニ(演:イッサ・レイ)

代表作に『リトル』、『ザ・フォトグラフ』などがあります。

ヒロイン。ジブランと劇的な出会いをして当初はアツアツの関係だったが、4年後に同棲するもケンカの日々。

会社の同僚たちとのパーティに行く前、ジブランとケンカする途中で自転車の男を轢いた。
ヒゲ男に狙われようとして警察が近くに来て助かるが、通行人に犯人と思われて逃げた。
ジブランとケンカしながら真犯人で無罪を証明しようとして、サクラリウムに乗り込んだ。
最後はヒゲ男に捕まるもジブランと反撃して倒し、よりを戻して1年後に賞金の番組に出演。

メアリー・マーティン刑事(演:アンドリーン・ワード・ハーモンド)

代表作に『ブラストビート/ボゴタ発、宇宙へ』、『プロジェクト・パワー』などがあります。

自転車の男が轢き殺され、その捜査にあたっていた女性刑事。現場にいたジブランとレラーニに連絡をしていた。

犯人扱いを勘違いしていたジブランのスマホに何度も電話するが、切られて心配をしていた。
実は数年間に渡って秘密結社『サクラリウム』の捜査をして、アジトを突き止めていた。
自転車の男を轢き殺したのはジブランとレラーニじゃなく、ようやく二人をを保護して安堵。
最後は自力でヒゲ男を撃退したジブランとレラーニの元に来て、真犯人を逮捕して去った。

イーディ(演:アンナ・キャンプ)

代表作に『ピッチ・パーフェクト』シリーズ、『アメリカで最も嫌われた女性』などがあります。

自転車の男と連絡を取っていた富豪の女性。メールでナイトクラブを指名して彼を待っていた。

真犯人を追っていたジブランとレラーニがやって来ると、夫が後ろから襲って気絶させた。
その正体は秘密結社『サクラリウム』のメンバーで、自転車の男から強請を受けていた。
撮られた写真を取り戻そうとジブランとレラーニの事情を知らず、仲間だと思って拷問する。
最後はジブランとレラーニの反撃を受けてしまい、二人にまんまと逃げられてしまう。

ヒゲ男(演:ポール・スパークス)

代表作に『グレイテスト・ショーマン』、『サラブレッド』などがあります。

口にヒゲを生やした刑事。自転車の男を轢いたジブランたちの車に乗り込み、刑事だと名乗って勝手に追跡した。

逃げた自転車の男を轢き殺し、ジブランとレラーニを殺害する前に警察が近寄って去った。
その正体は『サクラリウム』を守る代わりに報酬を受けるが、自転車の男と強請を始めた。
自転車の男が使っていた学生たちを処分するが、ジブランたちの存在に気づいて追っていく。
最後はサクラリウムの仕業を計画するが、レラーニに撃たれ、マーティン刑事に逮捕された。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
この作品は元々がパラマウント映画で劇場公開予定だったが、新型コロナの影響でNetflixに権利を売却しています。
典型的な主人公たちが巻き込まれるような内容になっているが、監督のマイケル・ショウォルターは夫婦をテーマにした作品が得意のようです。
本作で登場する主人公夫婦は出会った当初に熱い恋愛をしていたが、4年後にはすっかりと冷めてケンカばっかりするような仲になっています。
これは決して他人事じゃなく、離婚する夫婦の多くはお互いを嫌悪するぐらい憎み合うような場合が少なくないです。
最初はあれだけ熱い恋仲になっているのに、別れる寸前まで他人以上に相手を嫌うという不思議な状況に陥ると言えます。
そんな本作では主人公たちは秘密結社の問題に巻き込まれ、無罪を証明する為に無茶をしていく中で二人の絆が戻っていく展開が最大の面白さです。
『エターナルズ』で一気に知名度を上げたクメイル・ナンジアニは、本作での振り回される役が非常に面白く感じました。
その相手となるイッサ・レイも負けず劣らず、強烈なインパクトを引き下げて二人で物語を盛り上げていました。
作品としては新鮮な設定は構成ではないけど、崩壊寸前の夫婦がよりを戻していく爽快感があるよう思えます。
秘密結社や巻き込まれるような状況はあくまでオマケという感じで、メインは夫婦が絆を取り戻していくところだろうと思います。
言ってしまえば、本作は可もなく不可もないという感じだが、そこまで悪くない作品でした。

コメント

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