【スカイライン/奪還】RE-2971

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洋画

作品データ

公開年月 2018/10/13
ジャンル SF/アクション
原作 なし
監督 リアム・オドネル
脚本 リアム・オドネル
製作 グレッグ・ストラウス、コリン・ストラウス、ほか
製作国 イギリス、中国、カナダ、インドネシア、シンガポール、アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

突如世界各地の上空に現れた未確認飛行物体によって人々が吸い込まれ、わずか三日間で謎の生命体に征服された地球。
息子を追って自ら吸い込まれたロサンゼルス市警の刑事マークは、なんとか宇宙船内部の破壊に成功する。
コントロールを失った宇宙船は内戦が続くラオスに墜落し、辛くも脱出したマークは反政府組織に身を寄せて反撃の機会を窺うのだった。

登場人物&出演者

マーク(演:フランク・グリロ)

近年の出演作に『デス・ショット』、『ホイールマン/逃亡者』がある。

主人公。ロサンゼルス市警。問題ばっかりを起こす息子のトレントに手を焼いている。

アルコール中毒で運転をしていても酒を飲んでいて、そのせいでトレントが反抗的になる。
エイリアンによって人間が吸い込まれ、安全な場所に行こうとするも吸われてしまう。
兵士となっても自我を保つジャロッドと遭遇して、彼の赤ん坊を守る代わりに船を脱出。
最後はスアたちとエイリアンと交戦し、洗脳を解く液体を大砲に仕込んで見事に逆転勝利。

オードリー(演:ボヤナ・ノヴァコヴィッチ)

代表作に『ブラックロック』、『女霊館』などがあります。

地下鉄の女性車掌。突然電車が止まってしまい、乗客を気遣い無線で対応を求めていた。

光によって人が吸い込まれると、すぐに状況を把握してトレントを助けるマークに伝えた。
マークの活躍でラオスまで来ていた宇宙船から脱出し、赤ん坊の面倒をずっと見ていた。
車掌とは思えないぐらい短期間で銃をマスターして、アジトに乗り込むエイリアンと戦う。
最後は叫びながら銃を撃つキャラクターを見せて、なんとか赤ん坊を最終的に守った。

トレント(演:ジョニー・ウェストン)

代表作に『チェリーについて』、『ダイバージェントNEO』がある。

マークの息子。何度も警察の世話になっていて、マークはずっと手を焼いている状態。

実際は相手からケンカを売られて、それを買ったらアゴの骨を砕くパンチで捕まった。
エイリアンの侵略を受けて光を何度も見ていて連れ去られようとしてマークに助けられる。
脳ミソを兵士に植え付けられて侵入したマークを襲うが、洗脳を解く光で自我を取り戻した。
最後はエイリアンが赤ん坊を狙おうとして助けに入り、大砲で倒して洗脳を解かせた。

サージ(演:アントニオ・ファーガス)

代表作に『クール・ワールド』、『殺人魚獣/ヘビッシュ』がある。

地下鉄の入口で金を求める盲目のホームレス。光が見えないおかげで宇宙船に吸われず。

なんとか地下鉄に逃げ込んでマークたちと合流し、音だけで戦闘機が使った爆弾を説明する。
みんなが捕まってしまい、逃げる事すらせず堂々とエイリアンに連れ去られてしまう。
トレントたちに助けられるが、エイリアンが赤ん坊を狙うと体を張って彼女を守る。
最後はスアたちに発見され、助けを求める言葉を発して重傷の影響によって息絶えた。

スア(演:イコ・ウワイス)

代表作に『ザ・レイド』シリーズ、『マイル22』などがあります。

ラオスのメコン川で妹のカンニャと生き残っていた。警察は危険だとして警戒している。

命からがら宇宙船から脱出したマークたちを見つけると、警戒しながら連れて行く事に。
途中でマークが警察だと知って戦うが、地元の警察じゃないと分かってアジトに連れて行く。
カンニャを失ってヤケになるが、マークが連れて来た赤ん坊こそ人類の希望だと言われた。
最後はエイリアンの兵士たちを相手に互角以上の戦いを演じ、マークの活躍で勝利を得た。

カンニャ(演:パメリン・チー)

代表作に『December Ends』、『The Offering』などがあります。

ラオスのメコン川付近で兄のスアと生き残る。元々は麻薬などを栽培して儲けていた。

マークたちが乗ってきた宇宙船から卵のようなモノを見つけ、金になるとして持ち帰った。
最初からマークたちを信用しておらず、麻薬の売人で医者の役もするハーパーの恋人と判明。
スアに説得されてマークたちをアジトに迎え入れ、後にオードリーから感謝されていた。
最後は罠を仕掛ける途中でエイリアンに襲われ、地雷原で自爆してオードリーを逃がした。

ハーパー(演:カラン・マルヴェイ)

代表作に『ゼロ・ダーク・シティ』、『ポリス・ストーリー/REBORN』などがあります。

スアたちのアジトで医療を担当している。元々は麻薬の売人でカンニャの恋人である。

スアたちがマークを連れ帰ると、一緒に助けた赤ん坊の詳細を調べて素直に驚いていた。
カンニャが持ち帰った卵からエイリアンのエネルギーを分析し、洗脳の解除を見つけ出した。
罠を仕掛けていたカンニャが地雷原で自爆し、エイリアンの襲撃で薬を売ってハイになる。
最後はエイリアンに襲われようとしたオードリーを助けるが、喉を切られて死亡した。

チーフ(演:ヤヤン・ルヒアン)

代表作に『ザ・レイド』シリーズ、『極道大戦争』などがあります。

ラオスの警察。アジトに帰ろうとしたマークたちの寝ているところを襲うも反撃を食らった。

スアの銃撃で負傷して殺されるところで、オードリーの懇願によって命を助けてもらった。
最後はスアのアジトにやって来たエイリアンたちと死闘を展開し、四肢をもがれて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

1作目はザ・ブラザーズ・ストラウスによって製作された作品。
続編である本作は前作で脚本と製作を務めたリアム・オドネルが監督デビューした作品です。
前作では非力な人間がエイリアンによって一方的に吸い込まれ、主人公たちはただ逃げ回るだけの内容でした。
しかし、本作では前作とほぼ同じ時系列にある内容ながら、エイリアンたちに対抗する主人公たちを魅せてくれています。
ただ搾取される前作と違って、エイリアンの宇宙船に捕らわれても主人公が抵抗して墜落させるまでやってしまう。
前作の主人公であるジャロッドやヒロインのエイレンが出ているけど、あくまで本作の主人公たちを助ける役目でした。
それでも主人公たちに生き残るチャンスだけじゃなく、人間がエイリアンに対抗する赤ん坊を託してくれました。
本作ではフランク・グリロが主人公を務めているが、近年ではアクション俳優として地位を確立しつつあると思います。
決してスマートな戦い方じゃなく、どこか泥臭いキャラクターが多いけど、本作にはちょうど良かったと言える。
更に『ザ・レイド』で有名になったイコ・ウワイスも共演して、単なる侵略モノのSF映画じゃない点でも面白いと思います。
ちょい役でヤヤン・ルヒアンが出ていたが、セリフはなくてもアクションでちゃんと文字通りの死闘を魅せてくれました。
本作は侵略モノの映画でありながらも、人間の等身大でのアクションを取り入れていて、かなり個性的な作品となっています。
前作があまり特徴のないB級映画であったが、続編である本作で大きく路線を変更して個性を得たのは大きいと思います。
ラストでは宇宙まで物語が飛んでしまっているけど、もしかすると続編があるかもしれない。
また違ったテイストにして新たな個性を付けるならば期待できるが、平凡なSF映画にならない事を祈るばかりです。

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