作品データ
あらすじ
親友テリーの誕生日パーティに参加する為にロサンゼルスに来ていたジャロッドとエレイン。
パーティの会場がある高層マンションのペントハウスで楽しい一夜を明かすが、早朝に仲間の一人が青白いひかりの中に吸い込まれてしまう。
ジャロッドも青白い光に包まれるも間一髪のところでエレインに助けられ、空が明るくなると巨大な未確認飛行物体が大量に飛来し、地上から人間を次々と吸い上げるのだった。
登場人物&出演者
・ジャロッド(演:エリック・バルフォー)
近年の出演作には『ディノシャーク』、『ホースメン』、『ザ・スピリット』があります。
主人公。金持ちの親友テリーが誕生日を迎えてパーティを開催する。特殊効果のスタッフだが仕事がない。
雰囲気だけ主人公という感じで、終盤まで見事に役立たずでなぜか生き残っています。
ここまで役立たずな主人公も珍しいが、一応は主人公補正があるので問答無用に生き残る。
青白い光を長く浴びたので、他とは違う雰囲気を出しているが、驚くほど役立たずです。
最終的には暴走に近い行動をするけど、それは主人公だけに許される暴走でした。
・エレイン(演:スコッティ・トンプソン)
代表作に『ファンハウス』、『ソムニア/悪夢の少年』などがあります。
ヒロイン。ジャロッドの恋人。ロサンゼルスに来たが、実は妊娠しているという事実。
テリーから仕事をもらって移り住む事が分かると、身勝手すぎる行動にブチ切れる。
妊娠している事をジャロッドに打ち明けると、喜ぶどころか困惑されてしまう。
宇宙人がやって来るとあまり活躍しないジャロッドの主人公補正に命拾いする。
最後は宇宙船に捕まるが、パイロットになったジャロッドが洗脳を解いて助けられた。
・テリー(演:ドナルド・フェイソン)
代表作に『タイタンズを忘れない』、『キック・アス2』などがあります。
ジャロッドの親友。彼の誕生日パーティの為にジャロッドが来ていて彼を仕事に誘う。
映画スターとして大成功していて、タワーマンションのペントハウスに住んでいる。
雑務をこなすデニースがいつもいるが、恋人のキャンディスに隠れて浮気をしていた。
宇宙人がやって来ると、持っていた銃を片手に外へ出てジャロッドと様子を見に行く。
最後はマンションを脱出しようとして車を走らせるが、待ち構えた宇宙人の殺された。
・キャンディス(演:ブリタニー・ダニエル)
代表作に『最凶女装計画』、『最凶赤ちゃん計画』などがあります。
テリーの恋人。パーティの中で浮かない顔をしているが、理由はテリーが浮気していた。
ペントハウスに滞在しているデニースを快く思わず、テリーに文句を言っていた。
プールで楽しんでいたが、テリーに頼んだカクテルを持ってきてもらわず不機嫌になる。
宇宙人がやって来ると、ヒステリックを起こしながらテリーたちに従って逃げていた。
最後は屋上へ向かおうとしたが、光を見て吸い込まれ、直後に撃ち落とされた死亡した。
・デニース(演:クリスタル・リード)
代表作に『ラブ・アゲイン』、『Crush』などがあります。
テリーの世話係。ペントハウスでテリーの身の回りの世話をしていてチャンスを狙っている。
ペントハウスでパーティが終わると、テリーを誘おうとしたが断れてしまう。
光を浴びたレイを見かけて、彼が吸い込まれる瞬間を目撃してパニックになっていた。
テリーの車に仕方なく乗り込むと、誘ってしまった事を後悔してずっと誤っていた。
最後はマンションを出る時に待ち構えた宇宙人の大型兵器に踏み潰され、呆気なく死亡。
・オリヴァー(演:デヴィッド・ザヤス)
代表作に『16ブロック』、『エクスペンダブルズ』などがあります。
マンションの管理人。ジャロッドたちがペントハウスでパーティをして苦情を言いに来た。
キャンディスが対応すると、小バカにしたような態度をされて仕方なく引き下がった。
宇宙人がやって来ると、ジャロッドたちが捕まりそうになって車で突進して彼らを助けた。
屋上で助けを待つべきだと提案し、外の様子が見られる部屋で待機して作戦を練っていた。
最後は大型兵器の襲撃を食らうと、ガスを出してライターに火をつけて自爆して倒した。
感想
[個人的な評価]
作品を手がけたストラウス兄弟はソニー・ピクチャーズに訴えられるらしい。
どうやら、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』でストラウス兄弟はVFXの製作をしていた。
しかし、本作はあまりにも内容が酷似していた為に訴えられたという作品になっている。
本作は基本的に予算がそれほど多くないので、登場人物はほとんどマンションの中で行動をしています。
あとはCGを駆使して物語に広がりをなんとか持たせるような印象を受ける。
限定した場所で起きる世界侵略を描写した本作だが、確かに『世界侵略:ロサンゼルス』に酷似したストーリーラインだと言えます。
なぜか宇宙からやって来る侵略者はもの凄い技術を持っているのにバカなんです。
ちゃんと調べないで地球を侵略するので、思わぬ反撃を食らって倒されてしまいます。
普通なら偵察をして、情報を充分に蓄積してから侵略する方が合理的なのに、彼らはバカ正直にやって来ます。
主人公は終盤まで単なる金魚の糞なのに、なぜかクライマックスでもの凄い活躍をする。
青白い光を見ただけで抵抗もできずにやられるのに、主人公は最後の方で侵略者をブロックと素手で殴り殺します。
ここまで都合の良い主人公補正も逆に清々しいと言えるような感じでしょう。
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