【真ひきこさん】RE-3102

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作品データ

公開年月 
ジャンル 
原作 
監督 
脚本 
製作 
製作国 
鑑賞方法 

あらすじ

学校の下校時間に残っていた紗香たちは談話していると、突然悲鳴を上げながらクラスメイトが教室へ入ってきた。
クラスメイトは男の子の死体を「ひきこさん」が引きずっているのを目撃したと話していた。
紗香たちは半信半疑で様子を見に行くと、土砂降りの中で校庭に立つ「ひきこさん」を見つけてしまうのだった。

登場人物&出演者

紗香(演:藤本ゆき)

代表作に『こっくりさん/本当にあった怖い話』などがあります。

小学生の頃に「ひきこさん」と遭遇する。10年ぶりの同窓会ではその記憶はない。

カツオの実家に集まっても誰が誰なのか分からず、彼の父親に言われて同級生だと気付く。
元担任の久野の話しを信じなかったが、雅彦との再会に喜んで一気に距離を縮めてた。
友人たちが死んでいる中で雅彦とイチャイチャするが、寛美とともに連れ去られる。
最後は雅彦だけを助けようとして失敗して、逆に「ひきこさん」に襲われて殺害された。

雅彦(演:原真司)

本作が長編映画デビュー作となります。

小学生の頃に「ひきこさん」と遭遇している。そのせいで中学校からの記憶しかない。

カツオの父親から全員が同じ小学校に通っていたと言われ、ようやく同級生だと気付いた。
元担任の久野と再会すると、そこで「ひきこさん」の話しを聞かされるも信じなかった。
あかねが死んで、それを見た時にドサクサに紛れて紗香とハグをして一気に関係が近づく。
最後は「ひきこさん」に引きずられる寛美を助けるも勝てず、一緒に引きずられて死亡。

寛美(演:河西里音)

代表作に『ひきこんさん』などがあります。

小学生の頃に「ひきこさん」と遭遇している。他の同級生と同じく再会するまで記憶がない。

担任だった久野と再会すると、「ひきこさん」の話をされて明らかに機嫌を悪くしていた。
一人怯えていたあかねを介抱しながら、追い詰めるような事を言う久野を睨み付けていた。
茜が死んでしまうと落ち込んで、彼女や篤志たちの警告で思い出さないようにする。
最後はイチャイチャする紗香と雅彦に電話をかけるが、「ひきこさん」に殺されてしまう。

(演:長谷尾万智)

本作が長編映画デビュー作となります。

小学生の頃に「ひきこさん」と遭遇している。みんなと同じく小学生の頃の記憶がない。

同級生のカツオの事故死でみんなと再会し、行方不明事件の時に雨が降っていたと語る。
久野の自宅に行くと「ひきこさん」の話しを聞き出すと、何かのうめき声を聞いてしまう。
更に久野の背後にいる何かを見てしまうが、他の誰も見えず一人だけ怯える事になる。
最後は「ひきこさん」が部屋に侵入され、なぜか誰にも助けを求めず外に出て殺された。

久野瑞穂(演:清水美由紀)

本作が長編映画デビュー作となります。

小学生だったさやかたちの元担任。「ひきこさん」が後ろにいても気付かない究極の鈍感。

篤志が行方不明となってしまい、当時は誘拐犯の第一容疑者として警察から疑われていた。
カツオの事故死と篤志の墓参りで紗香たちと再会し、「ひきこさん」について話した。
実は同級生たちと「森ひきこ」をいじめて、彼女こそが生徒たちを殺していると考える。
最後は生徒を助けようと廃屋に行くも失敗してしまい、一人だけ取り残されて泣き崩れた。

ひきこさん/森ひきこ(演:竹内恋)

本作が長編映画デビュー作となります。

紗香たちが小学生の頃に姿を現し、彼らを追い詰めて同級生の篤志を誘拐している。

逃げ延びていたカツオに存在を思い出されると、彼を追い詰めて事故死のように見せた。
カツオの死を知らされた同級生のさやかたちも来ると、次第に思い出されて惨殺する。
実は久野とその同級生たちからイジメを受けて、家庭内暴力にも遭っていて妖怪と化した。
最後は雅彦を助けに来た紗香を引きずって殺し、久野だけを襲わずに見逃していた。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は『ひきこさん』に引き続く都市伝説をモチーフにした作品となります。
前作に引き続いて監督を永岡久明が務め、更に脚本も書いているようです。
続編と言っても前作とはまったく関係ないし、前作で死んだ役の出演者が別の役で出ている。
前作が「ひきこさん」の誕生秘話と考え、本作は「真」が付いているだけに実際の恐ろしさを描くだろうと思っていました。
まず、前作では素人演技がそこまで目立たなかったが、本作は誰でもすぐに分かるぐらい平等にヘタクソすぎました。
特に前作で女優デビューして別の役で出演する河西舞桜が更に下手になっているのが笑える。
こういう作品で出演者の演技力について語るのはお門違いですが、できる事なら最低限の違和感ない演技が欲しい。
重要な場面で棒読みのセリフと一生懸命セリフを言っている演技を見ると、怖さよりも笑いが先にこみ上げてしまう。
いくら低予算であっても、製作側の熱意があって、出演者の高い演技力があればフォローどころか良作にすら化けられる。
それなのに、本作が前作よりも演技力が全体的に劣化して、重要な「ひきこさん」が真っ昼間で暴れてもコントにしか見えなかったです。
友人が死んでいるのにイチャイチャし出す始末で、演技が下手なクセにそのような微妙な不謹慎なロマンスもまたコントに見えました。
途中から『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーの設定を盛り込んで、「ひきこさん」を思い出したら殺されるパターンを見出していました。
これは最初から考えたワケじゃないような感じで、監督が取り入れてみて気に入って本格的に使ったような印象を持ちました。
あとは強いのか弱いのか分からない「ひきこさん」に鏡が弱点という設定を追加するが、その場面がコントにしか見えなかったです。
このように本作は前作よりも劣化していて、特に出演者たちの演技が軒並み素人すぎて全体的にコントと化してしまった残念すぎる作品となりました。
ただ、特典映像での出演者のインタビューではみんなが楽しそうで何よりでした。

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