【セクシー・キラー/リベンジ・オブ・ザ・デッド】RE-3449

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洋画

作品データ

公開年月 2008/10/10
ジャンル ホラー/アクション
原作 なし
監督 ミゲル・マルティ
脚本 パコ・カベサス
製作 ジャウマ・ロウレス、タデオ・ビリャルバ
製作国 スペイン
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

世界屈指のエリート医学大学で起きた連続殺人事件で、その犯人は決して殺しの痕跡を残さない「キャンパス・キラー」と呼ばれていた。
ある日、脳医学を研究していた学生が死後間もない脳であれば、特殊な物質を投与する事で記憶を取り出して犯人の顔を特定できると発表した。
キャンパス・キラーに殺された死体に物質を投与するが、全員がゾンビとなってしまい、無残に殺され蘇ったアレックスは復讐の為に立ち上がるのだった。

登場人物&出演者

バーバラ/キャンパス・キラー(演:マカレナ・ゴメス)

代表作に『スガラムルディの魔女』、『マウトハウゼンの写真家』などがあります。

主人公。医学大学に進学したが、その目的は整形外科医になる男を捕まえる為だと自称している。

同じ女学生たちから相当嫌われるような存在が、まったく気にせず欲望の為に殺人を重ねる。
殺す事に理由はなく、生まれ持ったモノだと自覚するが、トマスが仲間と思い込んでしまう。
トマスの発明した機械で大学がゾンビだらけになると、銃で迎え撃ってトマスを助け出した。
最後はゾンビを爆破で全滅させるが、トマスを自らの手で始末して殺人鬼としての人生を歩む。

トマス(演:セサール・カミーノ)

代表作に『La fiesta』、『The Lunnis and the Great Fairy Tales Adventure』などがあります。

医学大学で解剖班を担当する病理学者。アレックスとともに何体の死体を解剖し、独自の発明を考えていた。

死体の脳から記憶を読み取る装置を完成させ、なぜかバーバラに同業者と間違われて付き合う。
ヴィラ警部補が殺されると、装置で復活させてゾンビ化すると、他の人間にやれと命令される。
アレックスも復活するもゾンビとなった彼らが暴走し、殺人鬼と知ったバーバラと迎え撃った。
最後はゾンビを一掃し、バーバラと幸せな家庭生活を語ると彼女の殺意に触れて殺された。

アレックス(演:アレホ・サウラス)

代表作に『キューブ■RED』、『抱擁のかけら』があります。

医学大学で解剖班を担当する病理学者の一人。キャンパス・キラーに殺される死体の解剖を担当していた。

親友であるトマスの事をホモだと他の人に言い触らすが、彼自身には何も言わず付き合っていた。
トマスが装置を完成させて体験していたが、実験用マウスが死んで原因を知ろうと使っていた。
キャンパス・キラーのバーバラにイタズラ電話をして、ブチ切れられてそのまま殺されてしまう。
最後はトマスの装置でゾンビとして復活するが、彼を襲おうとして額に弾丸を食らって死亡した。

ヴィラ警部補(演:アンヘル・デ・アンドレス)

代表作に『歌と踊りと恋のいざこざ』、『マカロニ・ウエスタン/800発の弾丸』などがあります。

医学大学で発生しているキャンパス・キラーの捜査に当たる。正体がまったく掴めずに振り回されていた。

殺人を止められず、テレビ番組に出演するも赤っ恥をかかされて司会者の陰口を言っていた。
上司である警部から捜査が進まない事を注意されるが、逆ギレで射殺して有耶無耶にしていた。
医学大学で聞き込みをしていたが、バーバラの部屋まで誘われてそのまま殺されてしまう。
最後はトマスの装置で復活し、バーバラを殺そうとするも邪魔されて結局は彼女に殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は『それでも恋するバルセロナ』のジャウマ・ロウレスが製作として参加しています。
久しぶりのスペイン映画となりましたが、アメリカが舞台と言われても違和感がありません。
冒頭から主人公となるバーバラを演じるマカレナ・ゴメスの色気が全開で出ていました。
女子大生という設定に少しムリがあるような感じだが、どうやら撮影時では30歳だったようです。
確かにちょっと顔立ちが幼いような印象を受けるところだが、よくよく見ると年齢に勝てない部分を化粧でカバーしていました。
しかしながら、本作のサイコキラーという意味で、理由もなく人をぶち殺していく爽快感すら与えてくれます。
自分が殺人鬼である事をまったく隠すところがないけど、犯人が男性だと断定されているから誰にも信じてもらえない。
それで油断したところで容赦なくぶち殺していくが、そこにはバーバラが求めている欲望の先があるように感じます。
あらすじだとゾンビが出てくると期待していて、物語が進んでも主人公のサイコキラーぶりだけがずっと描写されていました。
それはそれでバーバラというキャラクターが立っているので、殺人鬼映画としてのジャンルはしっかりと成立しています。
終盤残り25分辺りでゾンビの要素が出てくるが、かなり詰め込んでいる感じで、これはもっと丁寧に描いて欲しい感じました。
殺人鬼の主人公が襲ってくるゾンビを容赦なくぶっ倒していく展開は熱いが、そこら辺の描写が急ぎ足になったのはもったいなかったです。
もっと突き詰めれば面白くなっただけに、結果的に終盤が駆け足になったバランスの悪さが少し残念に感じててしまいました。

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