【シニアイヤー】VD-721

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洋画

作品データ

公開年月 2022/05/13
ジャンル コメディ
原作 なし
監督 アレックス・ハードキャッスル
脚本 アンドリュー・クノアー、アーサー・ピエッリ、ほか
製作 レベル・ウィルソン、トッド・ガーナー、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

人気者であるプロムのクイーンを目指していたステファニーが、チアリーディング中の事故で昏睡状態に陥ってしまう。
20年後、目を覚ましたステファニーは37歳になるも中身は17歳のままで、人生を取り戻す為に残った高校生活を再スタートさせる。
廃止されたプロムを復活させ、念願のクイーンを手にしようとステファニーは新旧の友人たちを巻き込んでいくのだった。

登場人物&出演者

ステファニー・コンウェイ(演:レベル・ウィルソン)

近年の出演作に『キャッツ』、『ジョジョ・ラビット』などがあります。

主人公。20年前にハーディング高校でチアリーダーでキャプテンとなった。プロムでクイーンを取ろうとする。

ティファニーの策略で昏睡状態になったが、20年後に目を覚ますも再び高校へ通う事になる。
20年前とは違う現代の文化に驚きながら、プロムのクイーンを取る為に復活させようとする。
対抗するティファニーが娘を使って倒そうとするが、裏切りによって念願のクイーンとなる。
最後は友人たちに謝罪動画で仲直りし、考案したダンスを卒業式で踊ってセスと恋人になる。

マーサ(演:メアリー・ホランド)

代表作に『ウェディング・フィーバー/ゲスな男女のハワイ旅行』、『ハピエスト・ホリデー/私たちのカミングアウト』などがあります。

20年前にハーディング高校でステファニーの親友。ステファニーに頼まれたチアリーダーのマネージャーとなる。

マネージャーの仕事をこなすが、ステファニーが昏睡状態になりセスと毎日お見舞いに行う。
ステファニーが目覚めて校長になっていると話し、実はレズビアンだと彼女の打ち明けた。
負け組のない高校を作るも、ステファニーが壊してしまい、それに対しヒステリックになる。
最後はステファニーの謝罪動画で仲直りし、卒業式に彼女の考案したダンスを一緒に踊った。

セス(演:サム・リチャードソン)

代表作に『グッド・ボーイズ』、『トゥモロー・ウォー』などがあります。

20年前にハーディング高校でステファニーの親友。ステファニーに片思いするも伝えられずにいた。

プロムにステファニーを誘う事もできず、彼女が昏睡状態になって毎日お見舞いに来ていた。
ステファニーが目覚めると喜んでいて、スマホやインスタの使い方を快く彼女に教えていた。
復活したプロムでステファニーに言い寄るブレインを見て、ガッカリして口を利かなくなる。
最後はステファニーの謝罪動画で仲直りし、卒業式に彼女の考案したダンスを披露していた。

ジム・コンウェイ(演:クリス・パーネル)

代表作に『21ジャンプストリート』、『モンスター・ホテル』などがあります。

ステファニーの父親。妻を病気で亡くしてから娘を男手一つで育ててきた。誰よりも娘を理解している。

昏睡状態だった娘を心配していたが、治療費の圧迫で頭部だけを冷凍保存しようと考えた。
目覚めた娘を家に出迎えて、以前と変わらない愛情で接してワガママもちゃんと聞いていた。
20年前に娘をプロムに誘えなかったセスがまた来て、今度こそ誘った事でようやく認めた。
最後はセスとマーサの為にインスタに撮影をして、卒業式でのダンスを見て誰よりも喜んだ。

ジャネット(演:アヴァンティカ・バンダナプ)

代表作に『スピン』、『モキシー/私たちのムーブメント』などがあります。

ハーディング高校の女子生徒。高校に復学したステファニーが声をかけられ、ヤズと説明していた。

プロムを復活させたいステファニーに賛同し、人気者のブリーに対して強い憧れを持つ。
チアリーダーに所属するが、セクシー路線を廃止され、観客に語りかけるスタイルをする。
ステファニーによってセクシー路線のチアリーディングを叩き込まれ、ヤズと楽しんでいく。
最後はステファニーがクイーンとなり、卒業式で彼女が考案したダンスをみんなと踊った。

ヤズ(演:ジョシュア・コリー)

代表作に『セックス・アピール』などがあります。

ハーディング高校の男子生徒。高校に復学したステファニーに声をかけられ、学校について教えていた。

プロムの復活を考えるステファニーに賛同するが、ブリーの許可がないとムリだと話した。
ジャネットと同じくチアリーダーに所属し、マーサの負け組がない語りかけをやっていた。
ステファニーにセクシーなチアリーディングを教えられ、抑えていた感情を爆発させていた。
最後はステファニーがクイーンとなり、卒業式で彼女が考案したダンスをみんなと踊った。

ブリー・バルボ(演:ジェイド・ベンダー)

代表作に『Bad Night』、『A Cowgirl’s Story』などがあります。

ティファニーとブレインの娘。ハーディング高校の人気者で、インスタグラムのフォロワーが300万人いる。

高校では話しかけちゃいけない存在で、常に恋人のランスと一緒にみんなから注目を集める。
母親の影響で意識高い系として無意識に人を見下し、ステファニーをインスタで紹介した。
ステファニーがプロムクイーンを目指す事で、倒したい母親の画策で仕方なく立候補した。
最後は母親を裏切ってステファニーをクイーンにして、結局は仲直りしてみんなで踊った。

ブレイン・バルボ(演:ジャスティン・ハートリー)

代表作に『デッド・キャニオン』、『ジェクシー!スマホを変えただけなのに』などがあります。

20年前にハーディング高校でアメフトのクォーターバックでモテ男。当初はティファニーと付き合っていた。

チアリーダーとなったステファニーに乗り換えるが、昏睡状態となってティファニーと結婚。
現在のティファニーとの結婚生活が破綻していて、目覚めたステファニーに言い寄っていた。
プロムでは裏口にいたステファニーに言い寄ったが、セスに見られて仲違いさせてしまう。
最後は娘が妻を裏切っても何も言わず、卒業式でチアリーダーのダンスを見て興奮していた。

ティファニー・バルボ(演:ゾーイ・チャオ)

代表作に『ダウンヒル』、『ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢』などがあります。

20年前にハーディング高校でチアリーダーのキャプテンを務めた。高校で一番のモテ男であるブレインの恋人。

恋人とキャプテンをステファニーに取られ、昏睡状態にさせる裏工作をしてブレインと結婚。
娘を意識高い系のインスタグラマーに育て上げるが、目覚めたステファニーに驚いていた。
ステファニーがプロムのクイーンを狙っていると知って、打ち負かす為に娘を利用していた。
最後は娘の裏切りでクイーンを奪われるが、仲直りする為に謝罪し、卒業式で踊っていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
この作品は主演を務めるレベル・ウィルソンが製作としても名を連ねています。
なんと言っても、本作最大の魅力は自ら製作まで乗り出しているレベル・ウィルソンが作り出す世界観だろうと思います。
ただ、個人的にレベル・ウィルソンはあまり好きじゃないという最大の問題がありました。
しかし、レベル・ウィルソンが別人のように痩せており、以前感じていた「私、なんでもできるから」という雰囲気がすっかりと消えています。
デブタレントがダイエットしてイメージチェンジをして話題になる事があるけど、まさにそのような印象を受ける感じでした。
だが、イメージチェンジしたデブタレントに待ち受けるのは仕事の激減で、太っているからこそ世間で受け入れられているキャラクターを自分で捨てているという。
本作におけるレベル・ウィルソンは演技派を狙っているような感じが伝わってくるが、ところどころにある下ネタは過去の自分と完全に決別できていないと思った。
健康の為に痩せたのか、イメージチェンジの為に痩せたのか分からないが、以前のような圧倒的な存在感がなくなってしまっている。
主演なので目立っているのは当然だが、太っていた頃と比べてオーラがなくなり、繊細な演技を意識しているのか分からないが、あのパワフルな演技はなくなっている。
2002年と2022年とのギャップを描写するのは面白いし、現代はどれだけ息苦しい世の中になっているのか一発で分かります。
ここら辺のエピソードは非常に面白く、その時代を生きていたからこそ、今の極度に平等を意識した配慮の気持ち悪さに納得できてしまう。
残念ながら本題じゃないのですぐに切り上げてしまうが、このギャップをネタに別の映画を作れば、共感する人は多いだろうと思いました。
あくまでファンタジーの物語なので、ラストは強引すぎるハッピーエンドになったが、それはそれでいい作品だと言えるだろう。
以前のレベル・ウィルソンは好きじゃなかったけど、本作における痩せたレベル・ウィルソンは特徴がなくなって残念に感じるとは思わなかったです。

コメント

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