【ブラッド・クリーク】RE-3921

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洋画

作品データ

公開年月 2009/09/18
ジャンル ホラー/アクション
原作 なし
監督 ジョエル・シュマッカー
脚本 デヴィッド・カイガニック
製作 ポール・ブルックス、トム・ラサリー、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

1936年、ウェスト・バージニア州タウン・クリークに住むドイツ系移民のヴォルナー家は、第三帝国からリヒャルト・ヴィルト教授を迎え入れるよう依頼される。
その教授の密命により、数十年という間拘束される事になるとは思いもよらず、時が流れて70年以上経った現代。
失踪したエバン・マーシャルの兄ビクターが、監禁先から逃れ家へ戻ると、兄弟は家中の銃を集めてヴォルナー家がいる家へと襲撃するのだった。

登場人物&出演者

エバン・マーシャル(演:ヘンリー・カヴィル)

近年の出演作に『エノーラ・ホームズの事件簿2』、『ブラックアダム』などがあります。

救急救命士。2年前に兄のビクターが行方不明になっている。兄の家族の面倒や病気の父親の面倒を見る。

仕事を終えて寝ていた時に兄が現れると、武器を持ち出してとある家まで一緒に向かった。
状況が分からないまま兄に従うが、ウォルナー家の長男を倒し、リーゼに同情してしまう。
相手が怪物だと分かってゾンビ化したオットーたちを倒し、リーゼの協力でヴィルトに反撃。
最後は兄弟でヴィルトを倒すが、他にいる工作員たちを単独で探して倒す旅に出かけていく。

ビクター・アラン・マーシャル(演:ドミニク・パーセル)

近年の出演作に『ブラッド・レッド・スカイ』、『ワイルド・マックス』などがあります。

エバンの兄。アメリカ軍の兵士で英雄として讃えられていた。2年前に失踪して死んだ事にされていた。

実は2年の間にウォルナー家に監禁されていて、なんとか抜け出して弟と合流して戻った。
オットーが戻る前に始末しようと思ったが間に合わず、ヴィルトが復活して家に逃げ込んだ。
ゾンビ化したオットーたちをなんとか始末すると、リーゼの協力を得てヴィルトに反撃した。
最後はエバンが毒となる血を飲ませ、背後から有刺鉄線で首を切断してヴィルトを倒した。

リーゼ・ウォルナー(演:エマ・ブース)

代表作に『PARKER/パーカー』、『キング・オブ・エジプト』などがあります。

ウォルナー家の長女。ドイツから来た移民で12歳の少女。ヴィルトが来て魔術をかけられてしまう。

17歳から年を取らなくなって家に縛られた状態で、ヴィルトから逃れられなくなっていた。
戦争でナチスが負けてヴィルトが帰れず、彼を外に出さない為に柵へ文字を書いて封印した。
エバンたちが来て捕まってしまうが、彼らのせいでヴィルトが解放されるとして警告をした。
最後はヴィルトを倒す為に協力し、ようやく彼が死ぬと一気に年を取って老衰で死亡した。

オットー・ウォルナー(演:レイナー・ウィンケルヴォス)

代表作に『Nichts als die Wahrheit』、『Rückenwind』などがあります。

ウォルナー家の大黒柱。ドイツからアメリカに移民している。ルーンストーンを見つけて納屋の土台にした。

ドイツからヴィルトを受け入れる手紙を金をもらうと、生活の為として快く彼を迎えていた。
戦争の敗戦でナチスが崩壊すると、暴走するヴィルトを納屋の地下室に封印していた。
不老長寿の術をかけられた事で生き長らえ、ヴィルトの為に血を定期的に与える事になった。
最後は長男がゾンビ化していると気づかず殺され、自身もゾンビになるもビクターが倒した。

リヒャルト・ヴィルト(演:マイケル・ファスベンダー)

近年の出演作に『ネックスト・ゴール・ウィンズ』、『ザ・キラー』などがあります。

ナチス・ドイツの工作員。アメリカで見つかったルーンストーンを解き明かすべく、ウォルナー家にやって来た。

当初は小さな動物を生き返らせる魔術しか使えなかったが、ルーンストーンで強化される。
定期的に血を吸う事で不死身の体を手に入れるが、ナチスが崩壊したせいで帰国できず。
ウォルナー家によって封印されるが、ビクターのおかげで自由となって第三の目を狙った。
最後はエバンの活躍もあって兄弟たちの連携で首を切断され、そのまま焼かれて消滅した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は豪華なキャストが集結したゾンビ映画です。
この作品は『フォーリング・ダウン』や『バットマン/フォーエヴァー』などで知られるジョエル・シュマッカーが監督を務めています。
ドミニク・パーセル、ヘンリー・カヴィル、マイケル・ファスベンダーと主役級という豪華な顔ぶれが揃っています。
ナチスによるオカルトがベースになっているが、ゾンビとヴァンパイアを融合させたような設定となっています。
マイケル・ファスベンダーはドイツ人なので、ドイツ語は当然のように使えて、それに対する説得力がありました。
ただ、素顔のマイケル・ファスベンダーが序盤のモノクロな映像でしか登場せず、あとは特殊メイクしているから本人が演じているのか疑わしくなる。
ヘンリー・カヴィルは髪型が短髪で別人のように見えて、最初は誰なのか分からないぐらいでした。
ドミニク・パーセルはいつも通りの坊主であるが、さすがに若いという印象を持つような感じでした。
悪役となるヴィルトは魔術を使えていて、血を飲んで不死になっているからヴァンパイアに近い設定だと言えます。
そんな彼が使う魔術は死者を生き返らせるので、それはゾンビという感じになるから両方の設定が混ざっています。
あくまでこじんまりとした展開であり、ストーリーはそこまでないような感じで、怪物化した相手を倒す単純な内容でした。
ほとんど説明がない状態で始まっていくので、徐々に何がどうなっているか判明するが、そこまで難しい事ではなかったです。
ただ、本作はグロテスクな描写にもそれなりの力を入れているが、豪華なキャストについてはそこまで活かされていません。
これだけのメンツが揃っているなら、もっとストーリー性のある作品が出来ただけにちょっと微妙な印象を持ちました。

コメント

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