作品データ
公開年月 | 2019/01/25 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | 海法紀光(原作)、千葉サドル(作画) 『がっこうぐらし!』 |
監督 | 柴田一成 |
脚本 | 柴田一成 |
製作 | 堂山昌司、久保田光治、ほか |
製作国 | 日本 |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
私立巡ヶ丘学院高等学校の女子高生、シャベルを愛する胡桃、ムードメーカーの由紀、リーダー的存在の悠里たちは“学園生活部”のメンバーで「がっこうぐらし」を満喫していた。
この部活に所属するメンバーは学校で寝泊まりし、24時間共同生活を送り、屋上では家庭菜園で野菜を作って一緒にご飯を食べておしゃべりをする。
そんな楽しい彼女たちの学園生活が校舎に蔓延る「かれら」の存在によって一変するのだった。
登場人物&出演者

アイドルグループ「ラストアイドル」のメンバーで、本作が長編映画デビュー作となります。
主人公、スポーツ万能て陸上部に所属している。OBの葛城に片想いして何度もコケる。
「かれら」が出現してから持ち前の運動能力とスコップで倒して安全を確保している。
みーくんが現実的な話をするが、自衛隊が助けに来ると信じて立てこもりを選択する。
ゾンビたちがバリケードを破ると、一人で屋上まで逃げ、先輩に励まされて突破した。
最後はゾンビたちが燃え学校もダメになり、みんなと卒業して進学する大学を目指した。

アイドルグループ「ラストアイドル」のメンバーで、本作が長編映画デビュー作となります。
純真爛漫で明るい性格。クラスでは少し浮いていて、いつも保健室でめぐねえに甘える。
「かれら」が出現してから防衛本能から幼児退行して、何も起きていないと考えている。
後輩のみーくんがって脱出して付いていき、失敗するも彼女を励まして仲良くなる。
ゾンビたちがバリケードを破り、幻覚のめぐねえと逃げ、保健室で本物と再会した。
最後はゾンビたちが燃え学校もダメになり、みんなと卒業して進学する大学を目指した。

アイドルグループ「ラストアイドル」のメンバーで、本作が長編映画デビュー作となります。
園芸部の部長。しっかり者で特別に校舎の屋上での家庭菜園で様々な野菜を育てているを
「かれら」が出現してから料理担当し、現実逃避のゆきを心配してめぐねえに相談する。
保健室でめぐねえにいつも報告するが、実際はすでにゾンビ化していても話しかける。
ゾンビたちがバリケードを破り、みーくんと部室まで逃げてくるみと合流を果たした。
最後はゾンビたちが燃え学校もダメになり、みんなと卒業して進学する大学を目指した。

アイドルグループ「ラストアイドル」のメンバーで、本作が長編映画デビュー作となります。
2年生。食堂に立てこもっていたが、「かれら」が出現して一人だけ生き残っていた。
食料調達に来たくるみたちと合流し、のんびりと暮らし状況に危機感を持っていた。
脱出に失敗して助けられ、ゆきの明るさで残る事を決意してみんなと仲良く過ごす。
ゾンビたちがバリケードを破り、りーさんと部室まで逃げてくるみと合流を果たした。
最後はゾンビたちが燃え学校もダメになり、みんなと卒業して進学する大学を目指した。

代表作に『探偵はBARにいる3』、『猿楽町で会いましょう』などがあります。
大学の為に浪人する陸上部のOB。いつもコケているくるみを見て必ず声をかけていた。
それ以降、くるみと一緒に帰るようになっていくが、実は彼女に会いたくて来ていた。
ゾンビたちが学校まで来て何も知らなかったくるみを助けるが、その時に噛まれた。
屋上まで逃げたが、ゾンビ化すると分かってくるみに自分を処理するように頼んだ。
最後はゾンビに囲まれたくるみの前に幻覚として現れ、諦める彼女を立ち上がらせた。

代表作に『エイプリルフールズ』、『呪怨/ザ・ファイナル』などがあります。
保健室の先生。ケガしたくるみを手当てし、いつも来るゆきを置いて甘えさせていた。
くるみが先輩に片想いであると打ち明けると、ゆきが告白するべきと話して賛同する。
ゾンビが学校を襲ってりーさんたちと避難しようとするが、噛まれて保健室に残った。
くるみたちの前に幻覚として現れ、厳しい現実から逃避する学園生活部を提案した。
最後は保健室でゾンビ化した状態でいて、くるみによってトドメを刺せられて死亡した。
感想
[個人的な評価]
本作はNetflixで独占配信された作品となります。
この作品は「まんがタイムきららフォワード』にて連載されたコミックが原作となります。
これまで何本かアイドル映画を鑑賞してきたが、やっぱりファンじゃないと色々厳しい。
本作は青春ゾンビ映画というジャンルになるが、以前も『聖ゾンビ女学院」という近い設定のアイドル映画を思い出させる。
こっちの方がファンタジー要素が多かったので、何もしてもなんとか耐えられました。
しかし、今回の作品は10速で鑑賞したかったぐらいに拷問レベルでした。
まず、物語の主要となる4人が軒並みに演技が素人レベルで、どうやらほとんどが初めてでセリフを覚えてしゃべるだけで精いっぱい。
特に中心的なくるみを演じる阿部菜々実がひどすぎるのに、やたらとセリフがあるから地獄としか思えなかったです。
他もドングリの背比べでどこを見ても学芸会レベルの演技をみせられます。
原作がアニメのようだが、当然のように観ていませんが、ここまで緊張感のないゾンビ映画は逆に珍しいです。
そんなサバイバル能力でよく生き残ったと感心させられるほど、他の映画だと真っ先に食らわれるだろう動きにしか見えない。
その大きな原因はゾンビの底なしの優しさで、どう見ても押しただけで崩壊するバリケードを破らず、襲う時も目が合って吠えてからゆっくりと来て、馬乗りになっても噛む素振りだけでやる気がないように感じた。
多分、あまりにも演技が下手すぎるアイドルたちをカバーするべく、ゾンビたちに優しさの要素を与えるしかなかったのだろう。
とにかく、ゾンビ映画じゃなければ最後まで鑑賞するのが厳しいと感じさせてくれた。
ある意味、映画力を試されるような作品と思ってなんとか最後まで鑑賞しました。
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