【ジュラシック・ブリーダー】RE-3555

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洋画

作品データ

公開年月 2013/10/31
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 ダン・ビショップ
脚本 ダン・ビショップ、シュロモ・メイ・ツール
製作 ステファン・ガルファス、モシュ・モイ・グルンベルグ、ほか
製作国 アメリカ、ロシア
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

アメリカのテキサス州郊外にある田舎町“フォッシルリッジ”で、アビーは広い世界に飛び出したい夢を見ていた。
しかし、亡き母の残した借金の肩代わりとして、仕方なく町のレストランでのバイト生活を強いられていた。
そんなある日、地元で謎の殺人事件が発生し、遺体は鋭利な刃物で切り刻まれ状態で原因は特定されるずにいたのだった。

登場人物&出演者

アビー・ホワイトクラウド(演:ジャナ・マッショニー)

代表作に『Blue Gap Boy’z』などがあります。

主人公。将来は歌手を夢見ている。先住民の首長の子孫。母親が残した借金の返済に追わえる生活。

ケイン博士と顔見知りでビリーにも色々と言われても、無視して仕方なく仕事をしていた。
シェルドンたちがガス欠の為に寄ると、ガソリンを持つケイン博士の家まで送っていく。
恐竜に追われる状態になって自宅に帰って弓矢を取って、廃工場までなんとか逃げ出した。
最後は一人だけ生還して、ケイン博士が残した言葉に従って歌手の夢を実現していた。

シェルドン・マカビッチ(演:コーディ・ヴォーン)

代表作に『In Full Bloom』、『クロス/悪党どもの逆襲!』などがあります。

大学生。ルーカスとは親友。遊ぶ為に来ているルーカスと違って真面目に単位を取ろうとしている。

ルーカスがどうしても女の子と遊びたいせいで、母親から借りた車に勝手に荷物を積まれる。
文句を言いながらもルーカスに従うが、ガソリン切れでビリーの店に寄るも売り切れと知る。
アビーに導かれてケイン博士の自宅に来るが、ビーストのせいで恐竜が解放されて逃げる。
最後は廃工場までアビーと逃げるが、高いところから飛び降りも恐竜に踏まれて死亡した。

ルーカス・ヤング(演:ドニー・ボアズ)

代表作に『サイレント・ロッジ/隠された闇』、『ブラック・スター』などがあります。

大学生。大学に通っているのは遊ぶ為と女を探す為で単位は最初から必要ないと豪語する。 

講義に遅れても悪びれる事なく、真面目に受けていたシェルドンをスキーに誘っていた。
勝手にシェルドンの車に荷物を積んで、ビーストまで乗せるも途中でガス欠になってしまう。
ビリーの店でジョージーをひと目で見て気に入り、ウィリーの車でイチャイチャしていた。
最後は町まで逃げて鎧を着ると、恐竜を倒すと豪語して外に出るが、すぐに食われて死亡。

ビースト(演:ロウディ・アローヨ)

本作が長編映画デビュー作となります。

ルーカスに誘われてシェルドンの車に待機していた。パンク風の服装をした肥満体の男。

勝手に荷物を積んで怒っていたシェルドンに挨拶して、ルーカスから変人と呼ばれていた。
目的地に向かう道中にガス欠となって、ビリーの店に立ち寄るとコリンにひと目惚れした。
ケイン博士の自宅に行くと決まり、ヒマしていたコリンを誘うも明らかに嫌われていた。
最後はケイン博士で電気をつけ、恐竜たちを収容するゲージを開け、逃げられず食われた。

コリン(演:レクシー・ヒューム)

代表作に『Glee/グリー ザ・コンサート3Dムービー』、『チャールズ・スワン三世の頭ン中』などがあります。

ツアーをしていたウィリーのアシスタントを務める。パンク風のファッションで同じ不平不満を漏らす。

同じアシスタントであるジョージーの頭の悪さに辟易し、ウィリーから注意を受けていた。
車が故障してビリーの店に立ち寄り、ビーストに誘われてケイン博士の自宅まで付いて行く。
恐竜に遭遇してアビーたちと再び町に戻ると、ぶっ飛んだ状況を誰よりも楽しんでいた。
最後は廃工場まで逃げるが、途中で転んでしまうと、恐竜に背中を踏まれて潰されて死亡。

ジョージー(演:キム・マトゥーラ)

代表作に『Dawn Patrol』、『ファイティング・ファミリー』などがあります。

ツアーをしていたウィリーのアシスタントを務める。世間知らずで基本的に物事を下半身で判断する。

コリンから頭の悪さを指摘されると、意味が分からずに反論して、ウィリーが仲裁していた。
車が故障してビリーの店までやって来ると、色気を振り撒いてルーカスの下半身が反応した。
ビリーの店でずっとルーカスがギターを弾いて誘われ、ガマンできずにウィリーの車に行く。
最後はルーカスと盛り上がっていたが、背後から恐竜に頭部を食われ、体を持ち去られた。

ウィリー(演:マーカス・M・モールディン)

代表作に『地獄のヒーロー/ザ・プレジデント・マン』、『バッド・バディ!私と彼の暗殺デート』などがあります。

全国を車で回ってツアーをしているオカマの黒人。コリンとジョージーという女性アシスタントを持つ。

フォッシルリッジでライブツアーをしていたが、地元民の受けが悪く追い出されてしまう。
ロスを目指していたが、オンボロの車が急に故障してビリーの店までたどり着いていた。
人食いの動物がいるとビリーから説明を受けると、ビビって彼の店で一夜を過ごそうとする。
最後はトイレで用を足したが、やって来た恐竜がドアから入ってなす術もなく食い殺された。

ビリー(演:コール・ブラウン)

代表作に『Juvenile Transgressions』などがあります。

フォッシルリッジでガソリンスタンドとレストランを経営している。アビーをこき使っている。

町で唯一のガソリンスタンドとレストランを経営している事から独占的な商売をしている。
アビーの母親に車を売るも代金をもらっておらず、娘に完済するまで好き放題使っていた。
ケイン博士の噂を客たちと話していて、ガソリンを求めたシェルドンたちにも説明した。
最後はアビーの家で勝手に寛いでいたが、やって来た恐竜に襲われて体をバラバラにされる。

ローガン捜査官(演:ロレンツォ・ラマス)

代表作に『グリース』、『メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス』などがあります。

FBIの特別捜査官。相棒とフォッシルリッジで起きた変死体の事件について調べる為に訪れる。

現場検証する科学捜査官から状況を聞くが、巨大な動物の仕業の推測を冷静に聞いていた。
近くのモーテルに泊まっていたが、科学捜査官から恐竜が犯人と言われて驚いていた。
最後は保安官たちから連絡を受けて、生き延びたアビーの証言から事件の捜査を始める。

ケイン博士(演:ジャック・ゴールド)

本作が長編映画デビュー作となります。

フォッシルリッジで独自に動物実験をしている。絶滅した恐竜をたった一人で蘇らせてペットにしてる。

研究を優先して妻に文句を言われて、ペットの恐竜に食べさせた過去を笑いながら思い出す。
なぜかアビーと顔見知りとなっていて、車が故障して立ち往生した彼女を店まで送った。
自宅に帰った瞬間に心臓発作のような症状を起こし、逃げてきたアビーたちに助けられる。
最後はアビーに早くに逃げるように声を上げたが、また心臓発作を起こして転んで死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作は「ジュラシック」と付いていますが、残念ながら『ジュラシック・パーク』とは一切関係ありません。
近年では邦題限定になるが、この「ジュラシック」を付けてクソ映画が横行しています。
この作品もその一つになっているが、もはや、恐竜というのは人を襲う恐ろしいモンスター程度の存在として認識されています。
本来なら恐竜というのは人類よりも長く生きた種族であり、ある意味、成功した生物だと言えるだろう。
これを簡単にエンターテイメントにするのはいいとして、低予算映画で盛んに使われるのは特に不満はありません。
ただ、低予算映画だと文字通り予算に限りがあって、恐竜の描写はCGとなるので、使い回しの場合が多いと思われます。
さすがにゼロから作るにはお金がかかるはずだろうから、どこかの映画で使ったモデルをそのまま使っていると思っています。
なので、恐竜にオリジナリティを求めるのは難しく、もしかすると、どこかで見たような場合だってありえます。
しかしながら、本作ではそれを問う以前の状況になっていて、あまりにも脚本が幼稚すぎてツッコミどころ満載でした。
どうやら本作は本家本元である『ジュラシック・パーク』からアイデアを拝借しているシーンがいくつかありました。
多分、監督は『ジュラシック・パーク』が好きなのか、単にオリジナリティを出せないのか、どっちか分からないけど酷似したシーンがありました。
オマージュと言ってしまえばそれまでだが、低予算でやろうとすると、もうギャグにしか見えないは痛々しいだけです。
そもそも、たった一人の老人が恐竜を復活させる事にムリがあって、本作はSFというよりファンタジーと言ってもいいだろう。
あとは登場人物たちが命の危険より口論する方に必死で、下手に動くとCGにお金がかかるから棒立ちにする必要性があったからだと思います。
それにしても、あまりにも雑な設定と幼稚な脚本で、サービスシーンがほぼないというのも残念としか言えないクソ映画でした。

コメント

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